ある日の比呂美・大晦日編2


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眞一郎と比呂美が肉体の関係を持つようになってから、まだ一年と経ってはいない。
それなのに、絡み合い、もつれ合う二人の動作は、何年も連れ添った夫婦のように息が合っていた。
場所も確認せずに伸ばされた指が、的確に互いの衣服のボタンを外し、二人を生まれたままの姿へと近づけていく。
「あ、待って」
ほとんどの脱衣を終え、下着だけとなった眞一郎に、突然ストップが掛かった。
眞一郎と同様にショーツだけとなっている比呂美が、布地の上から陰部の肉を揉み解そうとする指を掴む。
「ダメ。代え……無いから」
「あ……悪ぃ」
そうなのだ。 比呂美はこの情事のあと、ここで着替えることは出来ない。
迂闊さを悔やんだ眞一郎は、「失敗失敗」と頭を掻いて謝罪をする。
そんな恋人を微笑みで包み込みながら、比呂美は自分でショーツを脱ぎ捨て、こう続けた。
「……もう…準備できてるから……」
眞一郎を迎え入れるために開かれる細い両腕、そしてしなやかな両脚。
その付け根には本人が申告したとおり、牡を受け入れる為の潤みが、艶かしい輝きを放っていた。
ゴクリを生唾を嚥下してから、眞一郎は先ほど比呂美から取り上げた避妊具を手早く装着する。
そして、「…きて…」という甘い囁きを合図にして、
完全に硬化した自分自身を、比呂美の胎内……最奥へ向かって突き入れていった。
「ぅっっ!!」
割り開かれる悦びに、くぐもった声を上げる比呂美の白い喉。
意識の底に《もし、おばさんたちに聞かれたら》という警戒があるのか、その声は普段よりも抑え気味である。
しかし、眞一郎はそんな比呂美の思惑などお構いなしに、蓄積されていた欲望をぶつけた。
たっぷりと湧き出していた愛液に助けられ、存分に力を発揮する眞一郎の陰茎。
そして比呂美の理性は、子宮の底を連打してくる官能的な刺激の前に、早くも決壊寸前に追い込まれてしまう。
「しっ…眞一郎っ……くんっ……声……声出ちゃうっ……」
切れ切れの悲鳴を上げながら、ピストン運動の緩和を求める比呂美。
だが眞一郎は、その要求をニヤリと意地悪く笑って撥ねつける。
「はぁ、はぁ、……嬉しそうな顔して……何言ってんだよ」
……眞一郎は理解していた。 
自分のペニスを深々と咥え込みながら、比呂美が何を考えているのか……
(……比呂美はこの状況を楽しんでいる……)
家族に見つかるかもしれないスリルと、相手の《テリトリー》に取り込まれ、自由を奪われる束縛感。
普段とは違う、彼女にとっては《異質》な状況が、比呂美の興奮と心拍を加速させている。
そしてその《加速》が、陰部と汗に濡れた肌を通して自分にも伝播してくる……
その……とてつもない……快楽が……
…………
「比呂美ッッ!!」
眞一郎は短く、しかしハッキリと愛しい女の名を叫ぶと、前後運動のスピードを速めた。
「くあああああっっっ!!!」
強烈な刺激に晒されることで、比呂美の内部に掛かっていた抑制が一瞬外れ、叫びが漏れ出す。
(だめっ! ……そんなにされたら……すぐイッちゃうッ!!)
イク…… 絶頂へと強制的に押し上げられる……
脳内に浮かんだ予感が比呂美の唇を無意識に動かし、「イク」という単語を小声で連呼させた。
「イッちゃう… イッちゃう… イク… イク… 」
迫り来る快楽を、その感覚を追い始める比呂美の意識。
唇から零れる淫靡な声は徐々に間が短くなり、遂には「イクイクイク」と数珠繋ぎになってしまう。
そして、それに連動して速度を増す眞一郎の突き込みが限界に達しようとした、その時……


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