ある日の比呂美・豪雪編3


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逃げる眞一郎の硬直を、比呂美の細い指先が追いかける。
中指の腹で、下から上へとすくい上げるように愛撫が奔り、思わず眞一郎は呻き声を漏らした。
「するのは……ダメ…」
今夜はちゃんと避妊の出来ないし、始めてしまったら声を抑え込む自信も無い。
視線を逸らしたまま、比呂美はそう呟いた。
「でも、ちゃんとしてくれたから……お礼したいな」
「待てよ。 俺、そんなつもり……」
比呂美は、抗弁が終わるのを待たなかった。
跪いて眞一郎の腰に指を掛けると、一気に寝間着と下着を、膝の辺りまで引き下ろしてしまう。
「…………おい……」
非難めいた声を出しながらも、眞一郎はその場から動けなかった。
下半身を丸出しにした滑稽な姿で、比呂美を見下ろす顔に戸惑いが浮かぶ。
「……口で……してあげる」
硬化した陰茎に頬をすり寄せながら発した、比呂美の扇情的な誘い文句に、眞一郎の背中がぶるりと震えた。
連動して動いた陰茎が比呂美の頬を軽く打ち、抑えきれない興奮を伝える。
「呑んじゃえば大丈夫。 ……ね?」
比呂美はちゃんと、『事後』のことまで考えを巡らせていた。
今日は精を膣で受けとめる訳にはいかない。
かといって外に放出すれば、放たれる臭いと眞一郎の精を拭き取ったティッシュの始末が大変だ。
…………ならどうすればいいか…………
選択肢はひとつ。 別の口から『眞一郎』を受け入れるしかない。
「でも、お前さ……」
言いかけて口篭ってしまった眞一郎が、何を言いたいのかは分かっている。
比呂美はフェラチオという性技が、あまり得意ではなかった。
『前戯』として最低限の奉仕は何度もしているが、口だけで眞一郎を絶頂に導いたことはない。
「だからしたいの。 今夜は……眞一郎くんの……呑みたい」
蕩けた瞳で見つめながら、比呂美は「横になって」と眞一郎を促す。
「…………」
もう、比呂美の誘いと破裂しそうな欲望に、自分は抗うことは出来ない。
そう考えた眞一郎は、既に敷かれていた布団の上に身体を横たえると、下に身に着けていたものを全て脱ぎ去った。

          ※

念の為にドアの鍵を掛けてから、比呂美はハの字に開かれた眞一郎の両脚の間に身体を収めて座る。
「私も脱いだ方がいい?」
枕に埋め込まれていた眞一郎の首がくいっと起き上がって、「えっ!?」と驚きの視線を比呂美に送った。
そんな事を訊いてくるとは思わなかったのだろう。
お前の好きにすればいいよ、と裏返った声で答える眞一郎に、比呂美の口元から笑いが漏れる。
口淫が初めてという訳でもないのに、何を緊張しているんだろう。
(……かわいい)
そう、眞一郎は時々かわいい。 かわいくて……かわいくて……何だか苛めたくなる……
…………
比呂美は寝間着の前を広げてブラを取り去ると、乳房を露出させた。
ごくりと音を鳴らす眞一郎の喉……それを無視して覆い被さるように陰茎へと近づく。
「……比呂美」
「動いちゃだめ」
意地悪く笑ってから、腹筋に張り付く形になっている勃起に、比呂美は手を掛けた。
重力に対して水平になっている肉棒を垂直に立たせ、張り詰めて艶を放つ先端を、自らの乳首にあてがう。
「うっ…」
鈴口に加えられた快美な刺激に、眞一郎は呻きと共に先走りの体液を溢れさせた。
それを潤滑油として、比呂美は円を描くように、握った陰茎を己の乳首に擦りつける。
湧き出す粘液が比呂美の小梅に纏わりつき、まるで化粧を施したかのような美しい艶を与えた。
「ふふ。……どう?」
左右の乳首へカウパー氏腺液を塗り終えた比呂美は、誇らしげに乳房を眞一郎の視界へと晒す。
薄く開けられた瞼の奥にある眞一郎の瞳が、妖しく光る乳房の先端に縫い付けられた。
官能的な視覚情報に刺激されて、ビクビクと震え出すペニス。
比呂美はそれを確認してニヤリと口を歪ませると、「始めるね」と小さく囁いてから身体をずらし、
鼻息の荒くなりはじめた眞一郎の股間……灼熱の剛直へと顔をうずめていった。


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