闇より生まれし者


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「俺はお前を・・・許さない!!」

俺は赤き光の巨人との闘いに敗れた。膨大な光にその身を砕かれ、そして・・・ー消えたー・・・はずだった。
だが今もこうして生き、このゲームに参加している。ある者の意志によって・・・

   ★    ★    ★

気がついたときには俺はこの地にいた。ここがどこかは分からない。妙に新鮮で何故か懐かしいこの地に。
「よく来たな・・・」
不意に聞こえてきた声の主を確認する。
「・・・ザギか」

   ★    ★    ★

M80さそり座球状星団。地球では来訪者と呼ばれる者たちが住んでいたその世界を突如として未知なる脅威が襲った。

異生獣ースペースビーストー

高度な知的生命体に宿るー恐怖ーを喰らう怪物は瞬く間に来訪者たちの星を浸食した。

その危機を救う為、現れた光の巨人ーウルトラマンー

彼の活躍によってビーストの被害は治まりつつあった。
しかし、来訪者たちはビーストの来襲を恐れた。自分たちの身を守る為に光の巨人の力を欲した。

その産物、人造ウルトラマンーウルティノイドザギー

ビーストに対抗出来る唯一の希望。その作られた肉体に宿った一つの心が創造主である来訪者の運命までも変えることとなった。

ー俺は本物じゃないー

急速に発達する自我の中、彼は気付いた。自分はある巨人のコピーだと。
彼はオリジナルに負けない力を求めた。そして、本来倒すべき怪物を自らの道具とすべく進化させていった。

殺戮者ーダークザギー

彼はこうして生まれた。

   ★    ★    ★

「俺を地球に呼んだのもお前だな・・・ザギ?」
「さあな・・・だが少なくとも今の俺が望むことはお前にも俺のゲームに参加してもらうことだ」
ザギはそう言うとデイパックをこちらへと投げ渡した。
「・・・俺にメリットはあるのか?」
ザギの口元が微かに笑みを零した。
「勿論。ゲームの勝者には力が与えられる。その力でお前は全ての生命の頂点に立つことが出来るだろう」
「全ての生命の頂点か・・・」
元々俺を進化させた存在だ。力を与えるという言葉に嘘はないだろう。
「いいだろう。ザギ、お前のゲームに付き合ってやる」
「・・・言っておくが、このゲームは参加者に著しい能力差が生じぬように制限がかかっている。異形の姿に変身したり、特殊な力を発揮出来るのは3分のみ。その後1時間はその力を使えない。その事を頭に入れて・・・頑張って優勝するんだな」
「・・・そうさせてもらう」
俺はザギに背を向け、闘いの場へと向かった。

   ★    ★    ★

そして、ここに辿り着いた。
鬱蒼と茂った森の中に不釣り合いな大型モニターが目に留まる。おそらく定時放送を行う為のものだろう。
「取り敢えず辺りを探るか・・・」

他の参加者を一人でも多く殺す。自らの願いを叶える為の思考は、同時に主催者にとって最も望ましい思考でもある。
全ての生命体の頂点に君臨したいと願う者自身が主催者の管理下に置かれた道具として扱われているという皮肉な事実に彼はまだ気付いていない・・・

【有働貴文@ULTRAMAN】
【1日目 深夜】
【現在地:C-1 中央部】
[時間軸]:本編死亡後
[状態]: 健康
[装備]:不明
[道具]:支給品一式、ランダム支給品(1~3)
[思考・状況]
基本行動方針:優勝して全ての生命体の頂点に君臨する。
1:取り敢えず周囲の状況を確認

※人間としての有働貴文の記憶、人格も持っていますがビースト・ザ・ワン本人の意志を別に持っており、基本的にそちらで動いています。
※制限により他の生物を取り込んで変化することは禁止されています。
※ザ・ワンがどの形態に再生されたのかは後の書き手の方にお任せします。
※参加者にかかっている能力制限について理解しています。

000:闇の向こうに 投下順 002:じゃんけんぽん!
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初登場 有働貴文
000:闇の向こうに 石堀光彦