※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

rAdHvTI40

223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 07:19:14.70 ID:rAdHvTI40
メ「魔物を討つメイド! 魔物ハンター冥! みたいな?」
男「唐突に何だよ」
メ「いやほら、懐かしいゲームがでてきたんで」
男「しらんがな」
メ「冥土の土産をメイドが渡してくれるわ! みたいな」
男「全然うまいこといえてないからな?」
メ「えー、じゃあもういいです。死にます」
男「はいはい、お好きにどうぞ」
メ「……主様がかまってくれない。……欝だ」
男「じゃあ何か。俺がかまってる間は欝じゃないってことか」
メ「いえーす。だから今ハイな訳ですよ」
男「完全に躁状態じゃねーか」
メ「えへへーあるじさまー」
男「ぬぉ! きめぇ、猫撫声とかやめろ! ったく。んじゃ、ちょっと宿題してくっから」
メ「え……いっちゃうんですか」
男「当たり前だろ。お前にばっか構ってられないの。また飯んときなー」
メ「やだやだやだー! 主様と一緒がいいー!」
男「そんなけ元気が有り余ってる欝患者がいてたまるか。ほら、どいたどいた」
メ「あ……」

バタン

メ「主様……私、ちゃんと元気ですから、だから一人はやです……」
メ「そうだ……仕事、いっぱいしたら、もっと一緒にいてくれるかな……」
メ「うん、そうだ。仕事、しなきゃ……」


224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 07:30:57.41 ID:rAdHvTI40
メ「…………」

ガチャ

男「お、何だ何だ珍しい。掃除してたのか……って、お前」
メ「え、あ、主様!」
男「何で階段の手すりだけ綺麗になってんだよ、しかも片方だけ」
メ「あーその、実はさっきまで他のことやってて」
男「ああ、掃除は始めたばっかなのな。いやそれにしても綺麗にしてんなー」
メ「そ、そですかね」
男「うん、何かずっとここだけ磨いてたんじゃねーかとすら思えるぞ」
メ「あ、あはは……そんな訳ないじゃないっすかー」
男「だよな。んじゃ、飯にすっか。今夜は何だ?」
メ「え、あ……その」
男「あれ? 飯作ってたんじゃないのか。他に仕事っていうと……こんな時間から洗濯な訳ないし」
メ「……あ、主様が何食べたいか言わないから結局決めかねてたんです!」
男「俺のせいなのか!?」
メ「下ごしらえくらいはしてありますから、好きなの言ってください!」
男「あ、そういうことね。んじゃー、ハンバーグとか」
メ「ぷ、お子様」
男「るっせ! 好きなんだよ、いいじゃねーか!」
メ「はいはい、すぐにー」



メ(ふぅ……ごめんなさい、主様)
メ(どうしよう……ちゃんと作らなきゃダメだよね、でも待たせたらダメだし……)
メ(ソースは作って……あとは冷凍ので……ああ、私ダメだな……本当、ダメなやつ……)


239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 11:11:38.04 ID:rAdHvTI40
>>224

もきゅもきゅ

男「んー……おいしいっちゃおいしいんだけど……何だろう、こう、んん?」
メ「主様の貧乏舌には少々ハードルが高い味付けでしたかね」
男「てんめこのやろ。いや、味っていうかソースはうまいんだけど、肉が……んんー」
メ「普段安い肉しか食べてないからですよ」
男「あくまで俺の舌のせいにしたがりやがるかこんちくしょう」
メ「それよりほら、リクエストにこたえた私に言うことがあるでしょ」
男「ますます精進してください」
メ「いや、じゃなくて……」
男「査定は楽しみにしとけ」
メ「いやだから……」
男「ふぃー、ごっそさん、と。さーて風呂はいってくるかー」
メ「……」



メ(やっぱり、頑張りが足りないのかな……どうしよう、こんなんじゃ、全然ダメだ……)
メ(手を抜いてるの、きっとばれてるんだ。……私、捨てられちゃうの)
メ(もっともっと、頑張らないと……頑張らないと……でも、何だか、動きたくないし……)


301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 17:35:24.61 ID:rAdHvTI40
>>239

メ(……がんばらなきゃ、がんばらなきゃ)
男「ふぃー、いい湯だったぁ」
メ「あ、主様っ」
男「んお、何だ?」
メ「えっと、あの……何かありませんか!」
男「主語を付けろ、主語を」
メ「えと、だからその、何か私にしてほしいこととか」
男「特にねぇかなぁ」
メ「そんな! 何でもします! 何でも!」
男「何必死になってんだよ。普段全然はたらかねーくせに」
メ「……!」
男「いいからいつも通り適当にしとけって。何か最近おかしいぞ」
メ「だ、だからそれは欝で……」
男「はいはい、そういうことにしとこうなー。んじゃ、俺はやることあっから」
メ「ぁ……」

バタン

メ「……わ、私、本当にもういらない子なのかな……」


308 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/01/22(火) 18:22:32.38 ID:rAdHvTI40
>>301

メ(……頑張らないといけないのに、どうしていいかわかんない)
メ(仕事しないのは、いつものことだからって、だから放っておかれて……でも、そのうち愛想もつかされて)
メ(きっと私は、捨てられる……けど、そんなの、ヤだ……)
メ(でも何で私を置いてくれるんだろう……こんななのに……あ、そっか)
メ(そういうことだったんだ。じゃあ、ちゃんと“仕事”しなきゃ……!)



コンコン

男「ほーい、あいてるぞー」
メ「失礼します……」
男「おう。どうした、何か……って、お、お前!? 何て格好してんだよ!」
メ「……ど、どうぞ」
男「はぁ!?」
メ「だって、主様は、私を女として傍においてるんでしょ? だったら、ちゃんと“仕事”しないと……」
男「ばっ……! で、でてけ!」
メ「ぇ……」
男「その、目のやり場に困る! いいからさっさと部屋に戻れ!」
メ「で、ですが」
男「いいから! 早く!」
メ「……は、い」

バタン

メ(……じゃあ、私、もう何もできること、ない……)