いわゆる入門機紹介です。デジ一眼初心者の参考に。どれ買ったらいいの?って人に
※ただし、中古でそれなりのを買って使い倒すのもアリ
ペンタックスk-x 47,530円
http://kakaku.com/item/K0000059309/
手ブレ補正:ボディ内
色いっぱい。オンラインショップでコレジャナイロボカラーが発売されたほど。
ペンタックス自体が風景に力を入れているだけあって、風景写真がメインならオススメ。緑の色のでかたが綺麗。
ボディ内手ブレ補正のおかげで全てのレンズで手ブレ補正も可能。
全メーカー中唯一、電池が単三電池を使用する。これはK-m同様。突然電池切れを起こしても入手しやすいため便利。
充電池のエネループをセットで買うのがオススメ。
キヤノンKissX2 56,321円
キヤノンKissX3 68,701円
オリンパスE-620 ¥55,100
http://kakaku.com/item/K0000022002/
手ブレ補正:ボディ内 フォーサーズマウント
望遠にとても強いので、手軽に望遠レンズが欲しいならオリンパスオススメ。
オリンパスのカメラ全般にいえるが空の青はどこよりも美しく発色する。
E-520では難のあったオートフォーカスの精度も改善されている。
またE-520よりも小型化が図られているが、それゆえに手の大きい人には持ちづらいかも・・・。
オリンパスPEN E-P2 ¥91,230
http://kakaku.com/item/K0000068067/
手ブレ補正:ボディ内 マイクロフォーサーズマウント
レフミラーがないため一眼レフでは無く「一眼」カメラ。
別売のEVF(電子ビューファインダー。液晶の画面を見るもの)の画質はこれまでにないレベル。
ただしパナソニックDMC-GF1と違い、フラッシュと排他的利用になってしまうのが欠点。
その代わり暗所でのノイズの目立ちにくさでは勝る。
GF1と比べてしまうとややオートフォーカスが遅く感じてしまうが、スポーツ撮影でもしない限り十分なレベル。
割高だけど、金属の質感は最高。
パナソニックDMC-GF1 ¥58,000
http://kakaku.com/item/K0000055863/
手ブレ補正:レンズ内 マイクロフォーサーズマウント
オリンパスのE-P2同様、一眼レフでは無く「一眼」カメラ。オリンパス同様望遠に強い。
ファインダーはEVFで別売。オリンパスのE-P2に比べると画質は落ちるが、フラッシュは内蔵なので排他的利用にならないのが売り。
オートフォーカスはそれなりに速く使い勝手は良い。
小型軽量で使いやすい点では、初心者にぴったり。
ニコンD5000 69,000円
ソニーα350 49,454円
手ブレ補正:ボディ内
http://kakaku.com/item/00491211117/
ライブビュー撮影(液晶を見ながら撮影出来る機能)をコンデジ感覚で出来るのはこのなかではオリンパスE-P2、パナソニックGH1とソニーだけ。
コンデジからのステップアップではかなり使い勝手が良く初心者でもオススメできるが・・・・・
一眼は使ってみれば分かると思うが、ファインダーを覗いて撮影するのが基本ではあるので
それが絶対に必要かというと(ry ただし、この値段でこのスペックは素晴らしい。
ソニーα330 51,000円
手ブレ補正:ボディ内
http://kakaku.com/item/K0000035048/
α300・α350の後継と言うよりより初心者用になった機種。
ライブビュー中のAF速度は早く、チルト液晶と共に使い易い。
写真と文字によるモードの説明やシャッタースピード、露出の変更による効果を絵で表示したり初心者がそのまま使えるカメラ。
しかし削られた機能もあり、本格的にのめり込むと不満になるかもしれない?
シグマDP1・DP2(番外編)
スペック詳細
ボディ内とレンズ内手振れ補正の違い。
手振れ補正機構は、メーカーによってレンズ内とボディ内のどちらにあるか別れる。
どちらの方が良いというわけではないので、自分の用途に合ったものを選びましょう。
レンズ内手振れ補正の特徴
- ファインダーを覗いた時の像が安定するので、フレーミングし易い。望遠レンズでは効果が絶大。
- 当然のことながら手振れ補正機能を搭載したレンズでしか、効果が無い。
- 手振れ補正付レンズは補正無しレンズよりも割高になり、サイズ・重量が僅かに大きくなる。
- レンズ内手振れ補正採用メーカーは、キヤノン・ニコン・パナソニック・シグマのみ。
ボディ内手振れ補正の特徴
- 全てのレンズで手振れ補正が働く。
- 一般に小型・軽量化しやすく、また画質劣化(といっても一般ユースでは誤差範囲だが)もない。
- どのレンズを使ってもファインダー像は手振れの影響を受ける(EVF採用機を除く)。
各メーカーの特徴(デジタル一眼レフの場合)
キヤノン
- キヤノンEFマウント
- レンズ内手振れ補正
- 交換レンズが豊富
- 望遠レンズ・単焦点レンズで優秀なレンズが多い。
- ユーザーが多いので中古品や対応アクセサリーが豊富
- ボディ・レンズの組み合わせを選ばずオートフォーカスが速い。
- 連写がエントリー機でも優秀
- 機種が多い
ニコン
- ニコンFマウント
- レンズ内手振れ補正
- 交換レンズが豊富
- 優秀なズームレンズが多い。
- 1959年に誕生したニコンFからマウントがほとんど変わっていないため、昔のレンズも資産として使える。
- ユーザーが多いので中古品や対応アクセサリーが豊富
- オートフォーカスの精度は全メーカー中ピカイチ。スピードは標準的、超音波モーター搭載レンズでは速い方になる。
ペンタックス
- ペンタックスKマウント
- ボディ内手振れ補正
- パンケーキレンズ(平たく小さなレンズ)が意外と豊富。
- エントリー機種は単三電池を使用するため、急な電池切れに対応し易い。
- メーカーが風景に力を入れているため、風景の描写が優秀。
- オールドレンズが使いやすい。
- 安価に防塵防滴なカメラが手に入る。
- オートフォーカスは遅め。動きものの撮影は厳しい。k-m、K-7以降から多少改善した模様。
- 安い。
- キヤノン、ニコンに台頭されているが老舗の方。割と優秀
オリンパス
- フォーサーズシステム(フォーサーズマウント/マイクロフォーサーズマウント)
- ボディ内手振れ補正
- オートフォーカスの速度は速いが、精度に難有り(そのため結果的に合焦が遅くなってしまう)。改善が見られているので今後に期待。
- 他メーカーより安価に望遠レンズが手に入る。
- パナソニックのレンズも使える(逆もしかり)。
- 安い。
- 撮像素子のサイズはフォーサーズシステムと言うオープン規格(言いだしっぺはオリンパスとイーストマン・コダック)に準拠している為、35mm換算だと焦点距離の2倍になる。
パナソニック
- フォーサーズシステム(フォーサーズマウント/マイクロフォーサーズマウント)
- レンズ内手振れ補正
- DMC-G1とGH1が凄い。
- 小型軽量
- 交換レンズは少ないが、オリンパスのレンズを使用可能。
- コンデジのように、液晶モニタを見ながら撮影する「ライブビュー撮影」の機能が優秀で実用的。
- まだまだ機種が少ないので発展途上
ソニー
ミノルタから事業を受けついだ。実はデジカメを一番最初に開発したのはソニーだったりする。
- ソニーαマウント(旧称:ミノルタαマウント)
- ボディ内手振れ補正
- 高級機からエントリー機まで幅広いラインナップ。
- コンデジのように、液晶モニタを見ながら撮影する「ライブビュー撮影」の機能が優秀で実用的。
- オートフォーカスの精度・速度は標準的。
- ミノルタαマウント時代のレンズが使える。
- 若干クセがあるかもしれない。まだまだ様子見。
ぶっちゃけニコンとキヤノン2強状態だったりする。
マウントについて
一眼レフにおいてはレンズとボディ(カメラ本体)を接続する箇所のこと。
ボディ側は今ではほとんどが金属製だが、かつてはプラスチック製もあった。
原則としてこの規格が一致していないと取り付けることができない。
それゆえにお金持ち以外は一度買ったメーカーに執着してしまいやすい。
マウントアダプタと呼ばれるアダプタを経由することで取り付けることは可能だが、
フォーサーズ→マイクロフォーサーズのような例外を除いてオートフォーカスや絞りなどの制御ができなくなってしまう。
逆にレフミラーがないゆえにフランジバック(マウント面から撮像素子間での距離)が短いマイクロフォーサーズ機では
対応するマウントアダプタがある限り、ほとんどのレンズが取り付けられてしまう。
それゆえにマイクロフォーサーズ機では中古レンズを使ったトイカメラみたいな遊び方もできる。
ライブビューについて
ライブビューとは、液晶を見ながら撮影出来る機能の事。これに関しては、コンデジの方が優れている。
実用的に使えるのは、パナソニックのG1とGH1とソニーとオリンパスPEN E-P1/E-P2のみ。
他のメーカーはAFが物凄く遅いため、三脚を併用しない限り使い物にならない。
ただし、デジタル一眼は基本的にファインダーを覗いて撮るものであるので、ライブビューはあまり重要視しない方が良い。
(ただライブビューはピント合わせに便利だよ!って話も)
特にソニーのCMでV6の岡田が片手でカメラ持って歩きながらライブビューで撮影していくものがあったが、実際にあんな事したらブレブレでまともに撮れない場合が殆どである。
画素数について
まず念頭に入れて欲しい事は、画質が良い≠画素数が高いという事。
画素数が高ければ細かい部分まで写せるが、それが見えるかはまた別問題。
19インチのパソコン用モニタの場合、1280x768=約98万画素しか表現出来ない。
プリントする場合は、必要画素数は以下の通り。
・Lサイズ(一般的な写真のサイズ) 約160万画素
・ハガキサイズ 約216万画素
・2L 約315万画素
現行機は1200万画素越えが多いが、画素数ではA3サイズでも十分プリント出来てしまう程。
パソコンで見るだけ、ブログに載せるだけ程度ならば現行機はどれも画素数は十分です。
画素数が高い=高画質な時代は数年前の話ですので、画素数は一切考えなくても良いでしょう。
むしろ、画素数が少ない方が高画質な場合も・・・詳しく知りたいなら「画素ピッチ」でググれ。
最終更新:2010年02月02日 14:43