【種別】 |
用語 |
【用語】 |
ハードボイルド |
【よみがな】 |
はーどぼいるど |
【登場話】 |
第1話~ |
固ゆでされた卵のように崩れない思想からハードボイルドと言われ、劇中に登場する
ハーフボイルドは翔太郎のようななりきれない半熟者として扱われる者を指す。
左翔太郎が目指す鉄の魂と信念で行動する思想。探偵の師匠である
鳴海荘吉は仕事に関してこの考えを貫き通した。荘吉の生きざまにあこがれた翔太郎は
ビギンズナイトの事件で荘吉と死別した以降、鉄の意志と揺るがない考えになろうと行動してきた。だが元がナンパな出来損ないであったためハードボイルドに関連した書籍を読みあさり形から入っていく。理想を高く持とうとするが優しさからくる甘さを第三者に「
ハーフボイルド」と言われる事が多い。但し世の中にハードボイルドの認識は今となってはピンとくる事が薄れているためハードボイルドの定義すら曖昧である。今風の言い方なら「ブレない」という言葉がこれにあてはまるようだ。
照井竜の登場で
フィリップが
地球の本棚から検索したハードボイルドとは「
冷徹なまでに1人で信念を貫き通す鋼の男」であり、まるで照井竜のようであると言っている。翔太郎は自分が半熟であることにコンプレックスを持っているが竜の第一印象が「ハードボイルドの匂いがしている」ため竜の事がちょっと気に入らない。
唯一、翔太郎の中にある揺るがないハードボイルドな部分は「風都に住む人が涙を流す事は許せない」である。翔太郎の幼馴染であった
津村真里奈が
ガイアメモリで
ティーレックス・ドーパントになって暴れた時も、この考えは揺るがなかった。
おやっさんを真似るところをハーフボイルドへの入り口としてきた翔太郎だが、甘い考えが引き起こした荘吉の死からおやっさんの形見の帽子を被る資格は自分にあるのか?と悩んだ事もあったが、まねる事だけではおやっさんにはなれない事を自覚。フィリップからもう一度Wへ変身して戦う意思の確認を問いただされた時、過去に起こした自分の過ちを受け入れ改めて何が正解なのかを考え行動する事になる。自分の甘さを見つめるが、信じた事を貫く姿勢を信じる。時に厳しさがなく甘すぎると評価される事も多いのだが、その事が事件解決の糸口になる事もある。
この他翔太郎がハードボイルドにあこがれている部分として普段、事件調査の足としても使用している
仮面ライダーWのスーパーモーターサイクルマシンの
MB1000RVを
ハードボイルダーと命名している。
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最終更新:2010年07月17日 00:20