★かなやに行ってきた。★


報告者:D★【H20.9.、H21.6更新】


場所:和歌山市神前の情熱ホルモン近く
営業:水曜~土曜の11:00~15:00くらい
駐車場:2台だけOK



和歌山市神前にある、隠れ家チックな蕎麦専門店【かなや】。
場所は神前のファミマの対面で、民家を少し改装した感じ。
営業が水曜~土曜なので、狙い撃ちでいかねばならない。



駐車場は2台ほど、いつも高級車が止まってるw

蕎麦自体が少し高めなので、客が富裕層になっているのかな。

全般的にこのお店は上品なカンジである。
蕎麦自体の味にあって、であるがなかなか店舗は好印象。






特徴としては、蕎麦自体に拘りがあるお店らしく、
国産の蕎麦を使っているとメニューにあり。
二八のせいろが基本で、
蕎麦自体の種類にせいろそば、田舎そば、変わりそば、さらしな等々
数種類ある。なお、蕎麦のメニューも結構あるので、蕎麦単体の
お店といえどいろいろ楽しめるのである。

メニューもかわいらしいイラスト入りで、天ぷら蕎麦等の
メニューはなく、蕎麦一本で勝負しているお店。



【鴨せいろ】
鴨せいろです。
蕎麦自体は更科で、のど越しよく上品な味。
伝統的な二八とのこと。
出汁は、信濃庵と比較して香ばしく、鴨肉も美味い。

(※ゆずと三つ葉も入れているが、鴨の風味が強い)
(対して、信濃庵は柑橘類の香りがしてさわやか系)



鴨せいろによる他店との比較は、
①蕎麦  かなや>輪一=飩庵>>信濃庵
②出汁  かなや>信濃庵>輪一
③鴨肉  かなや>信濃庵>輪一


値段はやや高いが、かなやの蕎麦は国産の蕎麦を
使用しているだけあって、臭みがない。
鴨せいろの味で言えば、
かなや>>輪一>>信濃庵であり、このほか、市内では
鴨せいろ比較はしていないものの、
そば切り 徳 や、飩庵等々を含めてもわしが行った県内の蕎麦屋では
薮そばに続く県内No2。

ただし、値段は少し高め。量が少ないので、大盛り必須だが
すると鴨せいろで2100円します。

それだけがネックかああああああああああ


【鴨なんば】

さて、鴨なんばである。
かなやの上品な蕎麦に、サッパリとした出汁と、
焼きが入った葱が特徴。

夏の時期で蕎麦が店によっては傷んでいる
場合もあるが、かなやは大丈夫。
かなやは他店と比べて、上品な味わいが印象としてある。




さて、
鴨なんばでいうと、
薮蕎麦=かなや>>輪一>>>>信濃庵
の印象はある。

薮蕎麦とは個人的に両雄とも言える かなや であるが、
薮蕎麦のほうが蕎麦のコシが強い印象。

ここに、単純の同メニューで
飩庵や徳などの蕎麦屋で蕎麦を食して比較してみたいところであるが、
今のところ、薮蕎麦・かなやのツートップは変わらないだろう。
昔食べた紅葉(有田川町)などとも比較したい。


 【総合評】

 上記にも書いたが、薮そばに続く県内ではNo2なお店。
国産の蕎麦を使用している二八の蕎麦は、
のど越しがよく、上品な味わいである。
薮そばが有田であることを勘案すると、気軽にいける場所では
一番美味しいか。
ただし、
・駐車場が少なく、止めるのに難儀する。
・また、少し値段が高めである。
・加えて、水曜~土曜の11:00~14:00くらいまでしか営業していない。
の来店の心得が必要。
逆にいえば、そういう雰囲気のある和歌山市内の蕎麦食いには
『隠れ家』的蕎麦屋、それが”かなや”
といえる。
是非、一度足を運ばれたい。


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最終更新:2009年06月13日 23:01