日本で生まれた最も古い分析法
一目均衡表とはその名前の通り一目で見て現在の相場の均衡状態が知ることができるテクニカル分析の手法です。

各線の見方
基準線
一目均衡表の中でも特に重要視される線で相場の方向を示す線です。
基準線が上向きのときは上昇相場
下向きのときは下降相場
横這いのときは方向感がない状態
です。

転換線
転換線は基準線との交差で売りシグナル買いシグナルを判断します。
転換線が基準線より下にある状態から基準線を上に突き抜けてきたときが買い転換のシグナル(これをゴールデンクロス、好転と呼びます。上昇トレンド)
転換線が基準線より上にある状態から基準線を下に突き抜けてきたときが売り転換のシグナル(これをデッドクロス逆転と呼びます。下降トレンド)

先行スパン1・先行スパン2
先行スパン1と先行スパン2の間の部分を雲と呼びます。
チャートが雲の上にあるときは雲が下値抵抗帯となり、
逆にチャートが雲の下にあるときは雲が上値抵抗帯となります。
そのためローソク足が雲よりも上にあるときを買いの時代
ローソク足が雲よりも下にあるときを売りの時代といいます。
ローソク足が雲を上回ったら買いシグナル
ローソク足が雲を下回ったら売りシグナル
また、雲の厚みが抵抗帯の強さを現しており雲の厚みが薄いところや雲が交差しているところ(先行スパン1と先行スパン2が交差するところ)では相場の方向が転換しやすいポイントとなっております。雲が厚い場合は、過去の相場のしこりの影響が強く、相場転換には日柄を要します。薄い場合は、影響が少ないので抜けやすく、転換しやすくなります。

三役好転/三役逆転
転換線>基準線,
株価>雲, 
遅行スパン>日々線(日足)
 の条件が揃うことを三役好転といい、強い買いシグナルとされる。 
すべて逆の条件となることを三役逆転といい、強い売りシグナルとされる。

遅行スパン
その日の終値を26日前に書くため26日前と今の値段の比較ができます。そのため遅行スパンがチャートより上にある場合は26日前に買いポジションの利益が確定できる上他になっており、相場は上向きといえます。逆に遅行スパンがチャートより下にあるときは26日前の売りポジションの利益が確定できる状態になっているということになるため相場は下向きといえます。
また、遅行スパンがチャートより下にある状態からチャートを上に抜けていく交差ポイントが買い転換、遅行スパンがチャートより上にある状態からチャートを下に抜けていく交差ポイントが売りの転換のサインとなります。

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最終更新:2008年01月28日 08:40