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東京 六本木。

大通りから一本はずれた小道の一角に

「フルハウス」という小さなギャンブル屋的なものがあった。

外見はとてもボロで、地震が来たら真っ先につぶれそうな建物だ。

中は狭くもないが広くもない。

そこには、ビリヤード台2つに、トランプ用の机。

よくバーにあるカウンターが設置されている。

夜になると、そこらへんのギャンブラーたちが集う

いわば「老舗」である。

そこで働く一人の男、「フック」が

今日も少ない客の相手をしている。

45歳のオヤジっぽいやつで、

いかにも「マスター」と言う言葉が似合うようなやつである。

「マスター、いつものやつ2つで。」

「まかしといて。」

常連しかこの店だが、特に経営上の問題はないとおもうが

母は病気で入院しており、父は交通事故で死んでいた彼は

母の看病のために、日々金を稼いでいた。

専門は「トランプ」だが、ギャンブル関係はいろいろできる。


時間が経つにつれ、客もとうとう1人となり

そして、2時にはすべての客がいなくなった。


店閉めのため、外の看板をとりに出た。

とても寒い夜だった。息が白い。

暗い夜は、街の該当などで明るく照らされていた。

「寒い寒い。。。」


ぼろぼろの看板を持ち、店に入ろうとしたとき、

ポストに何やら白い封筒が入っていた。


「なんだこれ?」

差出人の欄には「西洋文化研究部」と書かれていた。

「なんかのいたずらか?」

不機嫌になりながら、とりあえず看板を店の中にしまって

ビリヤード台の上に座って、乱暴に封筒を開けた。


中には、紙が一枚入っていただけだ。




「どうゆうことだ?オレはこの変な会に選ばれたのか?」

続きを読んだ。



「この店が会をする場所だと?ふざけんな。ここはオヤジが一生懸命に立てた店なのに,へんな会のために使わせてたまるか。」

そのまま紙をくしゃくしゃにし、ゴミ箱へ投げ入れた。

そのままフックは自分の部屋へと戻った。

とても寒い夜だった。



次の日、特にいつもと変わらず

顔見知りの客が来ているだけで、変わりはない。

「なんだ、やっぱいたずらじゃん」

と安心していると、

「あっ!」

いた。1人店の一番奥の席で見たことのない男が座っていた。

いつ来たのだろう。

まさか、朝から?

急に寒気が襲った。

やはり、あの手紙は本当だったんだ。

しかし時はすでに遅し。

外から続々と見知らぬ顔が集まる。


4人の男がそれぞれ離れた机に座った。


そして、その状態が続き

とうとう閉店の時間までその4人は残っていた。

そしてまた、扉が開いた。


外から見知らぬ女の人が入ってきた。


とうとう集まってしまったのである。

「西洋文化研究部」