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(あぁ、やだやだ)
老人はそう思いながら雀卓についた。

「さっすがじいさん、約束は守ったみたいだな」
「当たり前じゃ
しかし、相手の名前も知らずに打ちたく無い
名を名乗れ」
「へっへ
俺が政治家のOだ
で、コイツが本日の本当の貴様の相手となるわさびだ」
「よろしくでヤンス」
(ヤンスっ!?)
どうやら出身は中国ではないらしいと思い、ほっとした。
「もう一人は?」
「私がやります
名前はスムイセと言います」

 絶対汚い手を使ってくることはわかっていたが、そのままやることになった。

「ルールは東場のみウマ・オカ無し25000点持ち
わさびか、じいさんがマイナス点になった時点で終了
クイタンあり、チョンボは満貫払い」
「わかったでヤンス」
「わかりました」
「了解した」

東スムイセ
南かもめ
西O
北わさび
となった

東一局0本場
親スムイセ
(むぅ、早く親になってわさびとやらをトばして帰りたいところだ
ここは安い点であがるかな)
そう考えたかもめは3巡目のスムイセの捨て牌の白をポンした。
かもめは次のツモで聴牌となった。
6-9ピン待ちで9ピンの場合はチャンタが付くが、早く上がりたいので5巡目スムイセの6ピンをロン上がり
「白のみ30符1翻は1000点」
スムイセ25000→24000
かもめ25000→26000

 簡単に親になれたので拍子抜けしてしまった。
かもめは最初の配牌でピンフのイーシャンテンだったが、高い役を狙うべく崩した。
11巡目のツモで一通・混一色の親満貫12000の聴牌になった。
「リーチ」
リー棒を出し、北単騎待ち。
だが、その11巡目にわさびがリャンピンカンをした。
それはよくあることだったが、リンシャン牌をそのまま卓上に出したかと思うと、
「リンシャンツモタテチン
8翻は倍満、8000と4000でヤンス」
「っ!?」
(積み込みか?)そう思ったが、しかたなく8000とリー棒(1000)を払った。

スムイセ24000→20000
かもめ25000→17000
O25000→21000
わさび25000→42000

その次のOの親。
こいつらはさっさと終わらせる気らしい。
トばすどうこうでは無く逃げ切って勝ちたいと思っているはず。
その証拠にわさびはクイタンで終わらした。
O21000→20000
わさび42000→43000

わさびの親
このまま終わったらかもめは負ける。
そいうわけには行かないとかもめは気合を入れる。
理牌を終え第一ツモを終えると、かもめはあることに気付きニヤっとした
「これって地和ってやつかい」
ぱらっと手牌を見せる。

全員が驚いた。
子が第一ツモであがると役満になる。
これが地和という役だ。

「子の役満は16000と8000だ
逆点じゃな」

「積み込みはダメですよ
フッヒヒィwwww」
「積み込みではないぞ」
「嘘だっ!!
やっちめぇでヤンス」

 その言葉にスムイセが反応し、かもめの後に立つ。
懐に手を入れ、・・・銃を取り出した。

「何をする気じゃ!?」

「じぃさん、ここまで来たらわかるだろう?」

肩に一発ガスーンと入った。

「があああああぁぁぁっ!!」

「積み込みを認めろ」

「・・・っ!!」
文責/かもめ