リカバリーモードとは?
PSPの大切な部分の設定になります。
初心者の方は設定には細心の注意が必要となります。
設定の組み合わせによっては起動しない場合など故障の原因にもなりますので、よく理解してからの設定をお願いします。
起動方法
PSPの電源をRボタンを押しながら起動することで、リカバリーモードを立ち上げることが出来ます
(スリープモードからでは起動できません。完全に電源を落としてから出ないと起動しません。)
menu 画面説明
- 【Toggle USB】:USB接続でPCからPSP内のメモリースティックにアクセス出来る状態にします。(USB enable)
XMBの【設定】→【USB接続】を同等の機能です。
もう一度押すと、接続を切ります。(USB disable)
- 【Configuration ->】:Skip SCE logo:起動時のソニーのロゴの表示
(お好みでどちらでも大丈夫です)
:Hide corrupt icons:XMB上での破損ファイルの表示
(お好みでどちらでも大丈夫ですが、隠しておいた方が見た目的にも、ファイル選択時にも便利です。)
:Game folder homebrew:メモステ内【Game】フォルダの扱い
(ほぼ全てのHomebrewが1.50用に作成されているため、1.50 Kernetと設定しておくのをお勧めします。)
1.50 Kernel⇒【Game】フォルダに1.50用アプリケーションを入れて起動する場合
3.xx Kernel⇒【Game】フォルダに3.xx用アプリケーションを入れて起動する場合
:Autorun program at /PSP/GAME/BOOT/EBOOT.PBP:PSP起動時に、自動でメモステ内/PSP/GAME/BOOT/EBOOT.PBPにあるファイルの実行のON/OFF
(起動時に毎回使用したいアプリケーションがある場合は、上記の場所に保存し、ONにする必要がありますが、無い場合はこの設定はDisabledで問題ありません。)
:UMD Mode(メモステから市販ゲームISO/CSOを起動する際の設定
(100%起動する環境が良い場合はNormalを選択、UMDディスク無しで起動させたい場合はSony NP9660を選択をお勧めします。9660で起動しない場合はM33ドライバを使用して起動する場合もあるので設定を変えて試してみてください)
Normal - UMD required-):UMDディスクを入れた状態で起動(起動率100%)
M33 driver -No UMD-):UMDディスク無しで起動する際の設定(起動率→中)
Sony NP9660 =NO UMD-):UMDディスク無しで起動する際の設定(起動率→9割以上)
OE isofs legacy -NO UMD-):UMDディスク無しで起動する際の設定(起動率→低)
:Fake region:PSPのリージョンコードの設定
(起動しない海外のソフト等がある場合以外はDisabledで問題ありません。)
Disabled:設定無し ・ Japan:日本 ・ America:アメリカ ・ Europe:ヨーロッパ
Australia/New Zealand:オーストラリア・ニュージーランド ・ Russia:ロシア
:Free UMD Region:UMD映画等を再生時に、リージョンコードをフリーにする設定
(UMDディスクで国別と言うのをあまり見たことがありませんが、海外のUMD映画が再生出来ない場合にこちらを
ONにする事で再生出来ます。)
:Hard Reset on homebrew (currently:
(EnabledでWiFiが一部の機能しなかったHomebrewでも動くようになりますが、起動速度が遅くなりますので、使わない場合はDisabledに設定)
:Use VshMenu:XMB時に【Home】ボタンを押す事により、メニューの呼び出し
(プラグインでXMB時に【Home】ボタンを押す事により何かの付加機能を追加・起動させるものとの共存は出来ませんので、ある場合はDisabledに、無い場合はEnabledに設定)
o 設定OFF:Disabled
o 設定ON:Enabled
+ 呼び出したvshmenuでは、以下の設定変更がリカバリーモードに入る事無く可能
+ PSPのブラウザー稼働時にはvshmenuは起動しません
# XMBでのClock speed
# 市販ゲーム起動時のClock speed
# XMBのUSB接続選択時、接続先を選択
# UMD ISO MODEの変更
# 市販UMD VIDEO,AUDIOの起動時に使用
:XMB Usb Device:XMBのUSB接続選択時、接続先の変更
(flash 領域にも必要以上に簡単にアクセス出来るようになってしまいましたので、安全の為通常はMemoryStickに設定)
o Memory Stick:USB接続選択時、PCよりメモステへアクセス
o Flash 0:USB接続選択時、PCよりFlash 0へアクセス--危険
o Flash 1:USB接続選択時、PCよりFlash 1へアクセス--危険
o Flash 2:USB接続選択時、PCよりFlash 2へアクセス--危険
o Flash 3:USB接続選択時、PCよりFlash 3へアクセス--危険
o UMD Disk:USB接続選択時、PCよりUMDディスクへアクセス
(UMDをメモステではなく、PCへ直接吸い上げる際にも使用可)
:Charge battery when USB cable plugged:USBケーブル接続時、ONにする事で常時充電するようになります。(3.71M33-2以降のPSP-2000でのみ)
純正ファームではUSBケーブルで接続し、設定⇒USB接続中のみ充電を行いますが、これをONにすればUSBケーブルが繋がっている際常時満タンまで充電を行います。便利な機能だと思うのでONで良いと思います。
- 【Run program at /PSP/GAME/RECOVERY/EPBBT.PBP】
:通常Fw1.5に戻す。
※問題ないPSPは絶対実行しないで下さい。選択した時点で開始しています。
実行すると自動でカスタム最新ファーム→ファーム1.,50に戻るように設定してあります。
ウィルス・不測の事態等でPSP BIOSが破損して電源が入らない症状のみ実行して下さい。
※新型PSPはFW1.5に対応していない為、この機能は絶対に使用しないで下さい。
- 【Advanced ->】 :各種Flash書き換え
より高度な設定や、USB経由での内蔵flashの閲覧、書き換えが行えます。
Advanced configuraton
高度な設定ょ変更するページに移ります。詳細は不明ですが、UMDISOの互換性に関わるページの設定の変更が出来ます。
Toggle USB(flash0)…USB接続でPCからPXP内蔵のflashのにhlash0:の続きを切ります。(USB disable)直に書き換えが必要な為には注意が必要です。
Toggle USB(flash1)…USB接続でPCからPSP内蔵のflashを領域にアクセス出来る状態にします。(USBdisable)直に書き換えが可能の為変更には注意が必要です。
Flashを書き換える行為は非常に危険です。最悪PSPが起動しななります。
- 【CPU Speed->】 :CPUクロックの変更
XMB及びUMD/ISOが動作する際のCPU動作速度をそれぞれ変更出来なくなります。
どちらも決定ボタンを押すと、Defalt→222→226→30→0333→Defaltと移り変わります。
Speed in XMB … XMBでのCPU動作速度の変動。
Speed in UMD/ISO …UMDISO起動中でのCPU動作の速度の変更。
あらかじめ息すとファイルに記述しておいたプラグイン、追加モジュールのON/OFFが設定出来ます。[VHS][GAME]
[POPS]それぞれ五つまで有効にできますが、それ以上導入するとメモリ不足等により動作が不安定になります。
- 【Registry Hacks ->】:レジストリ関連の設定
flash1のレジストリ領域を部分的に書き換えて設定を変更します。
Button assign…XMB上での決定Buttonの役割を○もしくは×に変更出来ます。日本語版では○Buttonが、海外版では×Buttonが主に使用されています。
Active WMA…WMA機能を使用できるようにします。
Active Flash Player…Flash Playerを使用できるようにします。
- 【EXIT】 :リカバリーモードを終了し、XMBに戻ります。
最終更新:2019年05月05日 04:24