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第1話 伝説竜光臨」(2008/07/20 (日) 14:00:17) の最新版変更点

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とある荒野の大地の上で少年はぶっ倒れていた。 血がかなり流れている。 仲間達も今救助を求めている。 少年の方が傷がひどく、かなり遠くにいる。 しかも今、命をつきようとしていた。 「くるしい…。やっぱり俺って…死ぬ結果なのか…」 と言って目をつぶった。 その瞬間何か見えた。姿は天使ぽい。 天使は言った。 「貴方、相手に復讐、そしてまだ生きたいか…」 自分にとっては生きたいと思っている。 でも…もう生きる資格がないと心の底からっと天使に語る。 でも天使は諦めなかった。 「そういえば魂獣の一匹が貴方に呼ばれている」 魂獣?なんだそれっと少年は伺う。 「それについては誰かに話してください」 天使は何か玉を取り出して少年に光を浴びさせた。 少年と天使は光とともに消えた。 ------------------------- 第1話 伝説竜光臨 「兄貴…兄貴…」 そのかけ声が聞こえて目を覚ます。 「ここは……」 「基地の救急所だよ」 「そうか…。戻ってきたんか」 でもきになることが。そう、救助前にきた天使。一体何者だろうか。 しかもなんだろう…。力がわいてくる…。 「でも無傷で助かったよ」 少年も良かったとにこっとした。でもやっぱり気になる。 もう痛みもなんとも無かったため一旦外に出ることにした。 係員からは外に出るなといわれているのに気分転換といって出て行った。 でもやっぱりすっきりしない悩みに悩んで下を向きながら歩いていた。 その時ある人にぶつかった。誰だろうとまっすぐ見ると見たこと無い人だった。 失礼なことをしてしまったと謝るとすぐに許してくれた。 男は見たものは石みたいなモンスターだ。男はただの特訓といわれた。 いや、これは完全なる怪物との戦いだろ。この状態じゃ絶対無理だろっと言うけど。 それでも立ち向かうらしい。何故なら…。 「俺も怪物になって特訓するんだ」 少年はビックリする。 それを言った男はなんと体がひかりだした。 変化した姿は獣で剣や盾を持っている。 これは多分騎士獣だろう…。 すると騎士獣は石の怪獣に立ち向かった。 見るとすごい戦いだ。石の怪獣は光線を放つが盾で防いだ。 騎士獣は立ち向かって1発でしとめようとしてきた。 でも石の怪獣は防御の準備をする。 でも耐え切れなく、切られてしまった。 そして倒れた。少年が見た光景は石の怪獣から人間に戻った。 少年はビックリした。騎士獣も人間に戻った。 気になって男に質問をしだす。 「すみません。これははなんですか?そして君達は…」 男は回答する。 「さっき戦った姿は魂獣。別名ソウルビーストまたはソウルモンスター」 「そのソウルビーストって?」 男はその魂獣について説明する。 魂獣とは そのなの通り自分がモンスターになる者。 なる方法はいくつかあって主な方法は死に近いとき。それか生まれたときまもないときに出てくる。 それになったとき自分自身はもうそのなの通りモンスターとなる(力、治癒能力など)。 その人を魂獣者またはビーストプレイヤーとなる。 「というわけだ。そういえば名前聞いていなかったな。私はアルマー。騎士獣のアルマーだ」 「我の名前はストーム。石獣のストームだ」 納得した少年は自分の名前を言う。 「俺の名前はリュウト」 「リュウトか…。気になるということはお前も魂獣者だな?」 リュウトは固まる。固まるのも間違いない。 何故ならかすかだが何か見えた。でもそれは確かなのかわからない。 「俺は…。ただ聞きたいだけで…」 アルマーはリュウトを見つめる。 「うむ…。かすかな共鳴力があるようだ。まだ覚醒してないな?」 「え!?」とビックリする。 「何故わかるか教えてやろう。魂獣者の特徴である「共鳴」というものでわかるんだ」 「共鳴…」 心の底で考えた。 その時上空からでっかい怪獣が現れた。 あれは昨日であった怪獣だとリュウトは言う。 「ふーん。これは私達にとっては大苦戦する獣だね」 大苦戦するって?っと気になる。 アルマーは説明した。 何故大苦戦するか。実は属性や種族があるらしく。 今回は属性。アルマーは鋼、剣士。ストームは石。出てきた野生獣は破壊、地 結果アルマー、ストームにとっては弱点の相手となる。 「でも戦うのは代わり無い」 アルマーとストームは姿を変わり騎士獣と石獣になった。 立ち向かうがやっぱりかなわない。野生獣の牙で盾は壊れてしまった。 石獣も倒れてしまい、騎士獣も倒れてしまった。 残すは何も出来ないリュウトだけ。 野生獣はどんどん近づけていく。何も出来ないままに。 攻撃してきた。その時リュウトの体に変化が。そう、体に光が。 「こ…これは?」 「ついに来たか…。このときを…」 リュウトから変化したのは…。 「グオオオオオオオオオオオオ」 なんと珍しいことだ。属性は竜だ。 それを見たアルマーはビックリした。 「これは…。かなり珍しい竜だ。伝説竜 速訊竜だ」 姿はかなり重そうな姿だが…。でも焦点は正気かどうかだ。 正気ではなかったら味方にも攻撃してくる可能性が。 でも表情はまともだ。相手を標的になった瞬間立ち向かった。 軽快な動きを見せる。野性獣は牙で攻撃するがすぐに消えた。 野性獣の後ろに現れたのは。速訊竜だ。赤い光線で撃ってきた。 すぐによけようとするものの速度がかなり速く直撃した。 倒れて消えてしまった…。 騎士獣と石獣は人間に戻った。 速訊竜もリュウトに戻った。 アルマーはすぐにリュウトのところへ来る。 リュウトは動かない。 そしてリュウトの肩にたたく。 「おい!しっかりしているか?」 リュウトは気づいた。 「あ!そうだった。竜になっている間自分はその竜に呑まれていたんだった」 「魂獣というもんはそんなものさ。だからなれるために毎回練習するしかないんだ」 「そうなんだ…」 ちょっと悩んだリュウトをみてアルマーはある考えに乗り出した。 「なあ。この速訊竜のなれと同時に世界を平和にすべく一緒に行かないか?」 それを言ったらすぐに仲間が現れた。 「おーい!リュウトー」 「あ!みんなー」 「でも基地にいるみんなに許可をもらえたらの話だからね。いくか行かないかは明日の早朝で報告してくれ」 基地内。 いつものように基地の中で仲間達と過ごしていた。 でもリュウトはいつもの表情でやっているもののやっぱり行こうか悩んでいた。 その夜…。 仲間達は寝ていた。でもリュウトは眠らなかった。 やっぱり出てくるあの感覚。そう、自分が竜になったときの感覚。 竜のとき、目の前はいつもと変わらないが力が急激にわいてくる。 そしてよけようとしたとき普通によけるのに気がついたら野性獣の後ろにいた。 口を開いて一回強い息をはいで見ると光線が出てきた。しかもスピードが速い。 本当に自分の力で倒したと思わないほどだ。 でもこれは初めてだから自分ではあんまり制御は出来なかった。 アルマー達と行けば自分の力を操れるかもしれないし、最近おかしくなっている世界も直るかもしれないと 思った。リュウトは決意した。アルマー達についていくことを決めた。 その深夜基地もかなり静かになっている…。 リュウトは携帯キャンプ用品などの荷物を持って外にでることに。 「みんな…。すまなかったな…」 基地外に足を踏み出した。 行こうとしたとき誰かにしがみついた。 「リュウト兄貴…。行かないで…」 「お前は…」 しがみついた人は昨日、野性獣が移動するときに一緒に来た人。 「リュウト兄貴は人間ではない気がするんだけど…。あの時野性獣の牙に直撃受けて動かないほどの傷を受けた。でも救助に助けたときは無傷だった。完全に人間とはいえない!」 「すまない…。でも自然災害や最近多くなっている野性獣を同じ多さを戻すために…」 「そうなのか…」 「そういうことだ…」 リュウトは仲間のために。そして、世界のために基地から出て行った…。 そしてアルマーの元へやってきた。 「やっぱりくるのか。一緒に行くのか」 「はい。アルマー師匠」 そしてリュウトも旅たった。 でもリュウトには知らなかった。 速訊竜はある隠された力が持っていた。 しかし隠された力は進んでいくうちに発揮されるだろう。
 この世界は人間と動物が多い。争いが大きいせいか、大抵の地方では、経済成長をしていない。その中の一つである、《フェルダイン地方》は荒野が多くって、町は少ないといわれている。地方の中の中部の町、《アファル》の北近くに一人の少年が倒れていた。 「くそ…。俺はここまでなのか…。  少年は戦った後なのか、かなり胴部に血を流している。そう、少年はもう人生の終わりを告げようとしていた。しかし。 「貴方は何をせずに終わるのですか?」  天使が舞い降りてきた。これは絶対に夢だろうと目をそらすが…。天使はこういった。 「何か思い残しはないですか?」  思い残しもない少年は「無い」と答えるが、天使は諦めなかった。 「そういえば、一体の魂獣が貴方に会いたいと行ってますよ」  魂獣? いきなり出てきた意味不明な名前。「魂獣って何」というと…。 「それは、今言えません。誰かに聞いてください。それ!」  天使は左手を上げて、その先から光が出てきて、少年も巻き込んでしまった……。 ---- 第1話 伝説竜光臨  ここは野生獣撲滅基地。地方一、そして町一大きい基地である。その医務室の中にあの少年がいた。 「兄貴…兄貴…」  後輩の人たちの声で気を取り戻した。 「ここは…」 「兄貴、ここはいつもの基地だよ。無傷で良かったよ」 「そうか…。俺はここにいるのか…」  後輩達はほっとして、医務室から出て行って、一人になった。何か気になったことが。 「そういえば、野生獣によって大怪我をして、死に掛けたよな…。でも何故。傷が治っているし、そして…。力がわいてくる…」  ちなみに、野生獣とは、獣のような姿をして、完全に野生になった、簡単に言うとライオンみたいな感じ。姿やタイプなどは色々ある。最近、その野生獣の増加に困っているらしい。下手でもすれば空間が揺れる恐れもある。  ずっと寝てられないと、少年は外出をした。何故そうなったか考えながら。  外出して、500メートルを離れたところに誰か一人いるようだ。走って近づいてみると、そこに野生獣らしき者も。話してみることに。 「すみません。何をやっているでしょうか。そしてあの野生獣らしき者は…」 「少年よ…我は野生獣ではないぞ」  少年はビックリした。普通、野生獣は喋らないからだ。 「それじゃ、君達は一体」 「私達は《魂獣》というちょっとずれた人間です」 「魂獣?」 「知らないのですか? 貴方も《魂獣》を宿しているのに」 「宿している? この俺が《魂獣》という変なものを持っていると。何故そういえる」 「それは、共鳴力だ。それで《魂獣者》であるか無いかはっきり分かる。かすかにあるってことは、まだ覚醒していないようだな」 「そういえば、《魂獣》って何でしょうか? それに《魂獣者》も」 「本当に知らないのですか? そのまえに、貴方の名前と所属しているところを教えてもらえるかな。先に私から。私の名前はアルマー。騎士獣アルマー」 「我の名前はストーム。石獣のストーム」 「俺の名前はリュウト。野生獣撲滅基地フェルダイン中央所属」 「野生獣撲滅基地か…。これは《魂獣》を知らなくてもおかしくない。そこは、自分達の力で魂獣を討伐しているからな。《魂獣》の存在は知らないもおかしくない」 「それじゃ教えてください。《魂獣》というものを」  必死に知りたがるリュウト。 「教えましょう。《魂獣》というものを」  魂獣 別名ではソウルビーストといわれている。死に掛けたときや、生まれつきに宿してくる。宿したら、その力や、治癒能力も上がる。そして、時に、自分からその魂獣そのものの姿へ変えることも可能である。 「色々な情報はあるが、簡単な話はコレだけだ」 「へぇ~。だから、傷が早く治せるんだ」 「そうさ。ストーム! いつまで石獣にいてるんだ」  石獣は汗をかいでいた。 「その逆…。アルマーさんが騎士獣になったほうがいいですよ。後ろに野生獣が」  野生獣が腕を振り落とした。すぐによけた。 「リュウト! 今、手本をみせよう。後ろに下がって」 「はい」 「それじゃ私も。うおおおお!」  アルマーの身体に光りだして右手に剣、左手に盾。そして背中にマント。騎士獣になった。 「でもやばいぞ…弱点相手だからな。私の属性は鋼、ウエホンは剣。石獣の属性は石。あの野生獣の属性は地、ウエホンは破壊だ…」  遠くから、リュウトは声を出す。 「あの野生獣、あの時、俺に死に掛けられた野生獣なんだ!」 「なんだって!? これはさすがに」 「グググググ…」 「まぁ、やるしかないでしょう。いくぞ! 石獣」 「おう!」  しかし、強かった。一瞬で、騎士獣は剣を、石獣は全面壊れ、元に戻った。そして、すぐに何も出来ずにいるリュウトの方へ来た。 「あ…ああ…」 「リュウト!」  アルマーの声が届かない。野生獣はリュウトを攻撃する。次の瞬間、リュウトの身体に変化が。身体が大きく、ツメを持っている。翼が無いが、ドラゴンみたいだ。 「この姿は…。伝説竜《速訊竜》」 「グオオオオオオオオ」 「でも、正気あるかが問題…」  速訊竜になっても怖がらないのか、野生獣は破壊ウエホンを使って速訊竜を攻撃するが、すぐに受け止め、野生獣を倒れさせた。そして、口からビームを発射し、野生獣は消えた。 「早い…これが、速訊竜の力…」  速訊竜からリュウトにもどったが、動かない。アルマーは、リュウトのところへ来て、意識確認をする。 「リュウト! 立ちながら気を失うんじゃないぞ!」  アルマーはリュウトに肩をたたいた。リュウトは気づいたようだ。 「は! 俺は一体」 「貴方がやったんだ。速訊竜で野生獣を。だろう? ストーム」 「はい。驚きました」 「そうだったな。でも、やったのは俺じゃないんだ…。意識は俺にもあったんだが…」 「え!?」  ありえないことに驚くアルマーとストーム。アルマーはある言葉を言った。 「リュウト、一緒に私達と一緒に行かないか」 「一緒に…何のために」 「平和のために、そして、自分の中にある速訊竜を上手く使いこなすために。といいたいところだが、仲間が心配だぞ。日が暮れている」 「そうだった!」 「深夜4時頃に正門前で待っている。行くか行かないかは個人次第だ」 「分かりました」  帰ってきたあと、図書館で《魂獣》についての本を探し、見つけ、読んでみる。しかし、読めない。諦める。 「どうすればいいんだ…。くそ…」 『(旅に出るのだ)』 「!?」  誰かからの声。大声を出して確認するが、だれもいないため、無反応だ。 「これは…一体…」  念のためあの声を従うしかないっと思ったリュウト。  基地長室 「お! リュウト君じゃないか。どうしたんだい?」  陽気な顔で言ったのはセーヴァン。野生獣撲滅基地フェルダイン中央の基地長である。 「セーヴァン基地長、話したいことがありますけど…」  リュウトは数時間前の話と、前、野生獣と接触で大怪我を負ったことを全て話した。 「ほほー。その大怪我で《魂獣》に宿した《魂獣者》になったのか…」 「はい。地域外へ旅に出るべきか、迷っていますが…」 「う…ん…」  セーヴァンは考えた。考えたあと、結論は…。 「旅に出るべきかな。覚醒しても、最初は不安定だからな、旅をしながらも、《魂獣》になれ、世界を救ってくれれば」 「そうですか。ということは、地域外外出は許可してくれますよね?」 「勿論!」 「有難うございます!」  その基地長室の外ドアの前で聞いていた後輩。 「リュウト兄貴…」  その深夜、携帯テントや旅の用品などをカバンに入れて、門を出ようとすると、門の前で誰かいる。 「リュウト兄貴…本当にでるの?」 「ああ。もう、手続きは終えたからな」  リュウトを心配に来ていたのは、リュウトより年下のフレイ。あの時の野生獣との戦いのとき、一緒にいた人だ。 「やっぱりおかしいと思いました。《魂獣》になったってリュウト兄貴から言ってたよね」 「何故そんなことを。まさか、ひそかに聞いていたのか」 「はい…足手纏の僕のせいで…。リュウトさんが旅に出るなんて思ってもいませんでした」 「いや、嬉しく思っているよ。地域外のところへ出られるからな。それじゃ」 「リュウト兄貴!!!」  そして、基地から出て行った。前にいたのはアルマーとストームだった。 「旅に出ると選択したな。よろしくな」 「よろしく! アルマー師匠!」  物語の始まり、そして旅の始まりである。これから、《速訊竜》の強さと謎が明かされるだろう。

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