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 我の名前はストーム。石獣ストーム。パワー系で本気を出せば相手をひねりつぶせる力を持っている。だからアルマーさんにも評価を受けている。そんな俺だか、少年(速訊竜)リュウトがこんな質問をした。 「そういえば…色々気になったところが……。石獣のストームさんは…。なんというか…。色々と謎があるんだけど……」 「あ」  それが暴走まで発展するなんて思わなかった。 ------------------------ 第5話 第3の姿 「えーとね……」  アルマーが石獣について言おうとしたとたん、ストームは止めようとする。 「まてまて! 勝手に言うなよ! (でも知られたくないあれが…)」 「?」 「(凄い視線で見られているけど…)ゴホン! (←ネタ)それじゃしょうがない。話しておこう。グオオオオ!」  口で話すと分かりづらいので自分が石獣になって説明する。 「今この2本足の姿をしているのは基本的な姿の「ノーマル」モード。そして…とりゃ!」  高くジャンプして光った。そして大きく地面に落ちた。かなりビックリしたリュウト。 「4本足になった姿が「ロックサイ」モード」  日本語そのままじゃん……。凄い冷たい視線で汗をかくストーム。 「これだけさ。ごく普通の魂獣さ。あはは」 「志村! うしろ! (←ネタ)」 「え?」  後ろにアルマー…いや、騎士獣が石を諸共せずにみねうちをして倒れさせた。すぐにアルマーに戻る。 「な…何故!? 色々何故と聞きたいが…。一番気になるのは。何故ソウルビーストになってまで気絶を」 「それは…「蘇生投合型」(死に掛けたときに魂獣者になった)と「寄生投合型」(生まれつきから魂獣者)とはかなり質が違うのだ。「蘇生投合型」はパワーは強いものの、人間の状態では技が出せない。「寄生投合型」はシンプルなもので、人間の状態でも魂獣の能力を出すことが出来る」 「そうなんだ…。しらなかった」 「魂獣は色々と謎が隠されているからな…って! 魂獣については人に聞くより、自分の魂獣か自分で調べろ!」 「はい……」  ちょっと反省した気分で返事をする。 「そういえば…。何故ストームさんを気絶に…」 「あ! それね。ここからの話は企業秘密とされる話なんだ。聞く?」 「聞きます」 「それじゃ…コショコショ…………。(←小さく言っているつもり)」  聞いた瞬間から、リュウトは冷や汗が出てきて焦りを感じてきた。 「えええ…」 「私に信じるのだ。これはいい情報だから。いっちょやってみるか…」 「うん…」  石獣からストームに戻って気がついた。 「あれ…我は一体…。リュウト…どうした?」 「ストームさん、ちょっと特訓に付き合いませんか?」 「いいけど…」  荒野で特訓を行うことにした。 「それじゃ…。スタート!」 「いくぞ!」  リュウトはすぐに速訊竜に代わり、ストームに攻撃しようとした。が…。パンチをしたが、ストームの右手によって止められた。 「なんだって…」 「(まさか…)」 「石獣の能力はかなりの体重、そして…凄い頑丈の耐久力をもつ…うおおおお!」  アルマーの怪力で速訊竜を投げ飛ばす。 「うわああああ。でも…」  すぐに立ち上がる。 「能力は良くても石獣は石獣だ!」  すばやくストームの前へやってきて攻撃を仕掛けようとするものの。 「また同じことを。今度は蹴っ飛ばす! おりゃ!」  ストームは強く回し蹴りをした。だが、速訊竜の姿がない。ということは。 「俺はここだ!」 「何!?」  背後に速訊竜が出てきて、キックでストームを飛ばした。 「ぐああああああああああ」  飛ばされたものの、体制は立て直すが。 「俺の速さをなめるな!」 「!」  尻尾の攻撃でまたストームを飛ばす。これじゃ無理だと石獣に変える。しかし、やっぱりスピード相手では無理なのか目の前に速訊竜が。 「ソウルビーストになってよかったな。人間の状態だとあの技をもろにくらったらおしまいだったからな。これでも食らえ!」  口から大きなビームを発射。広い範囲で煙が充満した。その間何をしているが分からないが、音で確かめるアルマー。なにやら準備をしているようだ。そして、煙がはれた。そこには両者共かなりつかれきっていた。 「ほぉ~。完全に覚醒してまもないのにこの強さとは」 「石獣も真剣に戦ってみるとかなり苦戦していましたよ。って! 石獣! 後ろ!」 「え?」  騎士獣の剣の手を持つところの先端で石獣の後頭部にあて、倒れた。 「これで…いいのかな…」 「これで十分あの姿へ変化するだろう。ある惨劇の記憶を思い出して…」  深い記憶の中…。ストームの記憶の中で惨劇な記憶を思い出す。魂獣《石獣》に覚醒したせいか、かなりの犠牲者が出てしまったという記憶だ。それ以前、同学年からいじめがひどかったらしい。原因は差別らしく、ストームとは違ってみんなは魂獣を持っていない。皆からは「怪物」と呼ばれている。ある中学校の卒業式終了後、いじめられた同級生を呼んで、隠れた場所へ向かわせた。同級生は「何をするつもり? 心弱いお前に何が出来る」といわれた瞬間、暴走し、いじめられた同級生を殺してしまった。  オ前ハ我輩ノ器……。我輩ノ命令ニ従エ……。  その時、石獣に変化が。まさか…。第3形態へ変化した。姿はまさに獣。狼みたいな姿に変わった。すばやさも第1と第2より、はるかにあがっている。 「これが…第3形態」 「そうだ。これが私が苦戦した第3形態《ウルフモード》だ。後はそれを自覚させるだけだ。(覚悟はいいか)」 『(別に嫌なんてない。でも、無理をするな。1日で2度もだすから、自分の体力のことも気にしとけよ)』 「(分かっている。)それじゃ…。いくぞ!」  もう一つの剣を出して、一つになり、魔剣「ジベルトソード」へ変わった。すぐに立ち向かうものの、やっぱり石獣の力は凄いのか、跳ね返し、すぐに前へ来てジベルトソードを壊した。 「えええ。またか……」  すぐに倒れてアルマーに戻った。 「2度連続ジベルトソードを…。速訊竜! 今とめられるのはキミしかない! 第3形態の暴走を止めてくれ!」 「分かった。といいたい所だが…。もう俺の前に」  すぐ目の前に石獣がやってきて攻撃を仕掛ける。すぐによけるものの、その攻撃後の砂粒が近くにいるアルマーに襲い掛かる。 「いつつ…。なんというパワーだ。どうする…速訊竜」  何も出来ないまま、アルマーを速訊竜を見守ることにした。 「く…」 『(ここで弱点相手とはな。騎士獣はどうした)』 「(騎士獣は…。魔剣であるジベルトソードを壊された)」 『(そうか…。数時間前にもジベルトソード壊れていなかったか?)』 「(速訊竜。どこの話? 数時間前ってジベルトソードを壊してないよ)」 『〔そういえばこのごろに野生化したからその記憶はなかったってことを忘れてた〕(すまない。気のせいだ。ということは、石獣は第3形態になるとウエホン《破壊》が追加されるってことか。先に手のツメにつけてある破壊ウエホンを壊すことを考えよう)』 「(そうするしか方法がないんだな)」 「行くぞ! 石獣!」 「グオオオオ!!」  その頃…。石獣の心の中では。 「ここは…どこだ…」  ココハ我輩ノ心ノ中デアリ、オ前ノ心ノ中デモアル…。 「そうか…我は一体何を…」  オ前ノ仲間ガ強制的ニ第3形態ヘ変身サレタ…。ソノ姿ハ数年前、同級生ヲ殺シタノモコノ姿ダッタ。 「今なっているこの姿が!?」  ソウダ。今、仲間ガオ前にコノ姿、力ヲ自覚サセヨウト頑張ッテイル。 「それじゃ、話は早い。我を出せ!」  ソレハ無理ダ。コノ空間ハ、怒リ、悲シミ、憎シミ、絶望感ナドトイッタ恐怖ガ溜マッタ闇ノ空間。ソウ簡単ニ出ラレナイ。 「くそ…。それじゃどうすればいいんだ」  我輩ニモドウスレバイイノカ分カラナイ。自分デ闇ヲ打チ消セ。 「魂獣自信も対処出来ないのか…。そういえば、覚醒の方はまだ完全には至ってないようだな」  ソウダケド、何カ? 「それじゃ、今から同化しようではないか。それの方が第3形態をおコントロールできるかもしれない」  イイノカ? 同化スレバオ前デハナクナルカモ知レナイゾ。 「それでも…魂獣と一緒にいて嬉しく思っている。虐められても、差別を受けられても。生きてここまでこれたことを…」  ………イイダロウ。……。  少し時間を戻して……。  大きな音を鳴らし、煙を充満し、その中から速訊竜が飛ばされた。 「うわああああああ」  そして岩にたたきつけた。凄い息が上がっている。 「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…」 「(もう無理…体力の限界だ…)」 『(限界になるのも無理はない。元の姿に戻るぞ)』  地面に座ってリュウトに戻った。 「くそ…」 「グググググググ……」  歩いているうちに、石獣はリュウトの前にやってきた。多分破壊ウエホンでリュウトを殺すつもりだろう。 「くそ…」 「グオオオオオオ!!!」  その時、石獣の動きが少しおかしくなり、破壊ウエホンはリュウトの右側におろした。 「石獣………?」 「リュウト…リュウトなのか? それじゃ…、アルマーさん!」 「私はここだ」 「アルマーさん!」 「ようやく正気に戻ったみたいだね」 「ああ…。これが第3形態の姿だと思うと…。何か自分が嫌いになっちゃうな…」 「まぁ、結果オーライだ。長時間いると体力は持たない。元の姿へ戻そう」  石獣はストームに戻り、リュックを持って先へ行こうとするが…。ストームの身体に異変が。 「どうしたストーム」 「ごめん…。ちょっと体力が…」  やっぱり、体力の限界なのか、倒れてしまった。あわてたリュウトとアルマーはすぐに対処をする。  それを見ていたのは…。暗い部屋の中で誰か見ているようだ。 「こいつらか…。ナイトタワーを破壊しに来る3人共は」 「そうみたいですね。どうします?」 「お手並み拝見だ。バイオビーストを出せ」  あの人達は一体。
 我の名前はストーム。石獣ストーム。パワー系で本気を出せば相手をひねりつぶせる力を持っている。だからアルマーさんにも評価を受けている。そんな我だか、少年(速訊竜)リュウトがこんな質問をした。 「そういえば…色々気になったところが……。石獣のストームさんは…。なんというか…。色々と謎があるんだけど……」 「あ」  それが暴走まで発展するなんて思わなかった。 ------------------------ 第5話 第3の姿 「えーとね……」  アルマーが石獣について言おうとしたとたん、ストームは止めようとする。 「まてまて! 勝手に言うなよ! (でも知られたくないあれが…)」 「?」 「(凄い視線で見られているけど…)ゴホン! (←ネタ)それじゃしょうがない。話しておこう。グオオオオ!」  口で話すと分かりづらいので自分が石獣になって説明する。 「今この2本足の姿をしているのは基本的な姿の「ノーマル」モード。そして…とりゃ!」  高くジャンプして光った。そして大きく地面に落ちた。かなりビックリしたリュウト。 「4本足になった姿が「ロックサイ」モード」  日本語そのままじゃん……。凄い冷たい視線で汗をかくストーム。 「これだけさ。ごく普通の魂獣さ。あはは」 「石獣! うしろ!」 「え?」  後ろにアルマー…いや、騎士獣が石を諸共せずにみねうちをして倒れさせた。すぐにアルマーに戻る。 「な…何故!? 色々何故と聞きたいが…。一番気になるのは。何故ソウルビーストになってまで気絶を」 「それは…「蘇生投合型」(死に掛けたときに魂獣者になった)と「寄生投合型」(生まれつきから魂獣者)とはかなり質が違うのだ。「蘇生投合型」はパワーは強いものの、人間の状態では技が出せない。「寄生投合型」はシンプルなもので、人間の状態でも魂獣の能力を出すことが出来る」 「そうなんだ…。しらなかった」 「魂獣は色々と謎が隠されているからな…って! 魂獣については人に聞くより、自分の魂獣か自分で調べろ!」 「はい……」  ちょっと反省した気分で返事をする。 「そういえば…。何故ストームさんを気絶に…」 「あ! それね。ここからの話は企業秘密とされる話なんだ。聞く?」 「聞きます」 「それじゃ…コショコショ…………。(←小さく言っているつもり)」  聞いた瞬間から、リュウトは冷や汗が出てきて焦りを感じてきた。 「えええ…」 「私に信じるのだ。これはいい情報だから。いっちょやってみるか…」 「うん…」  石獣からストームに戻って気がついた。 「あれ…我は一体…。リュウト…どうした?」 「ストームさん、ちょっと特訓に付き合いませんか?」 「いいけど…」  荒野で特訓を行うことにした。 「それじゃ…。スタート!」 「いくぞ!」  リュウトはすぐに速訊竜に代わり、ストームに攻撃しようとした。が…。パンチをしたが、ストームの右手によって止められた。 「なんだって…」 「(まさか…)」 「石獣の能力はかなりの体重、そして…凄い頑丈の耐久力をもつ…うおおおお!」  アルマーの怪力で速訊竜を投げ飛ばす。 「うわああああ。でも…」  すぐに立ち上がる。 「能力は良くても石獣は石獣だ!」  すばやくストームの前へやってきて攻撃を仕掛けようとするものの。 「また同じことを。今度は蹴っ飛ばす! おりゃ!」  ストームは強く回し蹴りをした。だが、速訊竜の姿がない。ということは。 「俺はここだ!」 「何!?」  背後に速訊竜が出てきて、キックでストームを飛ばした。 「ぐああああああああああ」  飛ばされたものの、体制は立て直すが。 「俺の速さをなめるな!」 「!」  尻尾の攻撃でまたストームを飛ばす。これじゃ無理だと石獣に変える。しかし、やっぱりスピード相手では無理なのか目の前に速訊竜が。 「ソウルビーストになってよかったな。人間の状態だとあの技をもろにくらったらおしまいだったからな。これでも食らえ!」  口から大きなビームを発射。広い範囲で煙が充満した。その間何をしているが分からないが、音で確かめるアルマー。なにやら準備をしているようだ。そして、煙がはれた。そこには両者共かなりつかれきっていた。 「ほぉ~。完全に覚醒してまもないのにこの強さとは」 「石獣も真剣に戦ってみるとかなり苦戦していましたよ。って! 石獣! 後ろ!」 「え?」  騎士獣の剣の手を持つところの先端で石獣の後頭部にあて、倒れた。 「これで…いいのかな…」 「これで十分あの姿へ変化するだろう。ある惨劇の記憶を思い出して…」  深い記憶の中…。ストームの記憶の中で惨劇な記憶を思い出す。魂獣《石獣》に覚醒したせいか、かなりの犠牲者が出てしまったという記憶だ。それ以前、同学年からいじめがひどかったらしい。原因は差別らしく、ストームとは違ってみんなは魂獣を持っていない。皆からは「怪物」と呼ばれている。ある中学校の卒業式終了後、いじめられた同級生を呼んで、隠れた場所へ向かわせた。同級生は「何をするつもり? 心弱いお前に何が出来る」といわれた瞬間、暴走し、いじめられた同級生を殺してしまった。  オ前ハ我輩ノ器……。我輩ノ命令ニ従エ……。  その時、石獣に変化が。まさか…。第3形態へ変化した。姿はまさに獣。狼みたいな姿に変わった。すばやさも第1と第2より、はるかにあがっている。 「これが…第3形態」 「そうだ。これが私が苦戦した第3形態《ウルフモード》だ。後はそれを自覚させるだけだ。(覚悟はいいか)」 『(別に嫌なんてない。でも、無理をするな。1日で2度もだすから、自分の体力のことも気にしとけよ)』 「(分かっている。)それじゃ…。いくぞ!」  もう一つの剣を出して、一つになり、魔剣「ジベルトソード」へ変わった。すぐに立ち向かうものの、やっぱり石獣の力は凄いのか、跳ね返し、すぐに前へ来てジベルトソードを壊した。 「えええ。またか……」  すぐに倒れてアルマーに戻った。 「2度連続ジベルトソードを…。速訊竜! 今とめられるのはキミしかない! 第3形態の暴走を止めてくれ!」 「分かった。といいたい所だが…。もう俺の前に」  すぐ目の前に石獣がやってきて攻撃を仕掛ける。すぐによけるものの、その攻撃後の砂粒が近くにいるアルマーに襲い掛かる。 「いつつ…。なんというパワーだ。どうする…速訊竜」  何も出来ないまま、アルマーを速訊竜を見守ることにした。 「く…」 『(ここで弱点相手とはな。騎士獣はどうした)』 「(騎士獣は…。魔剣であるジベルトソードを壊された)」 『(そうか…。数時間前にもジベルトソード壊れていなかったか?)』 「(速訊竜。どこの話? 数時間前ってジベルトソードを壊してないよ)」 『〔そういえばこのごろに野生化したからその記憶はなかったってことを忘れてた〕(すまない。気のせいだ。ということは、石獣は第3形態になるとウエホン《破壊》が追加されるってことか。先に手のツメにつけてある破壊ウエホンを壊すことを考えよう)』 「(そうするしか方法がないんだな)」 「行くぞ! 石獣!」 「グオオオオ!!」  その頃…。石獣の心の中では。 「ここは…どこだ…」  ココハ我輩ノ心ノ中デアリ、オ前ノ心ノ中デモアル…。 「そうか…我は一体何を…」  オ前ノ仲間ガ強制的ニ第3形態ヘ変身サレタ…。ソノ姿ハ数年前、同級生ヲ殺シタノモコノ姿ダッタ。 「今なっているこの姿が!?」  ソウダ。今、仲間ガオ前にコノ姿、力ヲ自覚サセヨウト頑張ッテイル。 「それじゃ、話は早い。我を出せ!」  ソレハ無理ダ。コノ空間ハ、怒リ、悲シミ、憎シミ、絶望感ナドトイッタ恐怖ガ溜マッタ闇ノ空間。ソウ簡単ニ出ラレナイ。 「くそ…。それじゃどうすればいいんだ」  我輩ニモドウスレバイイノカ分カラナイ。自分デ闇ヲ打チ消セ。 「魂獣自信も対処出来ないのか…。そういえば、覚醒の方はまだ完全には至ってないようだな」  ソウダケド、何カ? 「それじゃ、今から同化しようではないか。それの方が第3形態をおコントロールできるかもしれない」  イイノカ? 同化スレバオ前デハナクナルカモ知レナイゾ。 「それでも…魂獣と一緒にいて嬉しく思っている。虐められても、差別を受けられても。生きてここまでこれたことを…」  ………イイダロウ。……。  少し時間を戻して……。  大きな音を鳴らし、煙を充満し、その中から速訊竜が飛ばされた。 「うわああああああ」  そして岩にたたきつけた。凄い息が上がっている。 「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…」 「(もう無理…体力の限界だ…)」 『(限界になるのも無理はない。元の姿に戻るぞ)』  地面に座ってリュウトに戻った。 「くそ…」 「グググググググ……」  歩いているうちに、石獣はリュウトの前にやってきた。多分破壊ウエホンでリュウトを殺すつもりだろう。 「くそ…」 「グオオオオオオ!!!」  その時、石獣の動きが少しおかしくなり、破壊ウエホンはリュウトの右側におろした。 「石獣………?」 「リュウト…リュウトなのか? それじゃ…、アルマーさん!」 「私はここだ」 「アルマーさん!」 「ようやく正気に戻ったみたいだね」 「ああ…。これが第3形態の姿だと思うと…。何か自分が嫌いになっちゃうな…」 「まぁ、結果オーライだ。長時間いると体力は持たない。元の姿へ戻そう」  石獣はストームに戻り、リュックを持って先へ行こうとするが…。ストームの身体に異変が。 「どうしたストーム」 「ごめん…。ちょっと体力が…」  やっぱり、体力の限界なのか、倒れてしまった。あわてたリュウトとアルマーはすぐに対処をする。  それを見ていたのは…。暗い部屋の中で誰か見ているようだ。 「こいつらか…。ナイトタワーを破壊しに来る3人共は」 「そうみたいですね。どうします?」 「お手並み拝見だ。バイオビーストを出せ」  あの人達は一体。

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