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第8話 信じられないこと」(2008/08/03 (日) 21:47:33) の最新版変更点

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 オイラの名前は電気土竜エレギン。数日前に正式な完全覚醒し、調子を乗るほどの力を持っている。子供っぽい性格を持っているが、これでもオイラは…14歳なんだよ。ある日、騎士獣アルマーと再会したのはいいが、あんまり信じられないリュウトと、完全覚醒した影響で意識が取り戻さない石獣ストームを目の当たりした。オイラは特効薬を作って回復を待つことに。  翌朝、オイラはテントから出るとそこに、速訊竜がいたんだ。力強い技で岩を飛ばしていた。話を聞いてみると、マスターはリュウトと言っている。あの落ち着いているリュウトが? オイラは反抗したよ。絶対違うとね。速訊竜は急に切れだし、攻撃してくるものの、そこにバイオビーストがやってきて、一緒にやるのだが…。 -------------------- 第8話 信じられないこと 「破壊破壊…。電気土竜破壊」 「え? オイラ!? 普通速訊竜を狙うのでは」 「電気土竜破壊!」  バイオビーストが電気土竜の方に急接近しだした。速訊竜はチャージしていたトルネードバスターを撃つが、バイオビーストが速いせいか、全然当たらない。 「くそ!」  もう一発チャージしようとするが、遅れてしまい、バイオビーストの右手が電気土竜の胴体に掴んだ。電気土竜は必死にエレキビリビリを放電するが、全然効かない。それを見た速訊竜は電気土竜に話し出す。 「電気土竜! あのバイオビーストの属性は土だ。電気じゃ効果はない」 「何!?」 「グフフフ…。もう遅い。えい!」  バイオビーストの右腕の力で土にたたきつける。電気土竜は苦しそうだ。 「うわ! うわ! うわ…」 「これで…。くらえ!」  速訊竜のトルネードバスターでバイオビーストを狙い、当たったのだが、手元に電気土竜の姿がない。バイオビーストは土の力で再生した。 「うはははは。電気土竜は投げ飛ばした。声で分かるはずだ。下手でもすれば落下死かな」 「なんだって!?」  上空に電気土竜が大きな声で叫んでいた。 「うわああああああああああ!!! 速訊竜ううううううう!!」 「電気土竜! くそおお!!」  速訊竜は思いっきり走り出した。スピードは十分間に合えるがあとはキャッチだけ。多分エレキビリビリでやられるかも知れないと想像するが、仲間のためとおもい。恐怖を我慢し、電気土竜を助けに行く。  ようやく到着地に着いた。時間通りだ。キャッチしようとした。その時、電気土竜は速訊竜の頭上に乗り、エレキビリビリを発生、速訊竜はうつ伏せの状態で倒れ、電気土竜は土にもぐった。 「(電気土竜…絶対いつかはぶっ飛ばしてやる…)」 『(でも、今の状態じゃ、勝てないと思うんだ)』 「(何故?)」 『(何故といわれていても、弱点相手にコンビネーションでやらないと勝てない)』 「(コンビネーション…)」  速訊竜は前を向いてみた。バイオビーストの足元でちょっと音がする。ということは…。 「そういうことか! 今のうちに…」  再び構え、チャージし始めた。バイオビーストは電気土竜はどこにいるかあたりを見回すが。いない。いや、足元に。バイオビーストは足元を見るとへこみだし、土に埋もれてしまった。離れたところから地面から電気土竜が出てきて、速訊竜の所に来る。 「速訊竜有難う! おかけで助かった」 「そうか…。あのバイオビーストを倒したあと、説教をしてやる…」 「何故? オイラ何かした?」 「何かしたかは…」 「話はそこまで、速訊竜、貴様を消えてもらう!」  速訊竜の背後に誰かいる。バイオビーストだ。  「一体何故…まさか!」  埋もれた姿が土に返った。 「そうだ。別の土の塊へ移動できるのさ。さぁ、右手を下げな」 「………」 『(おとなしく下げるしかないな。しかし、溜めたエネルギーを決して解除するな)』  バイオビーストの言うことを聞いておとなしく右手を下げた。 「それじゃ、そのエネルギーを開放しな」 「それは無理だ」 「何故だ。おとなしく言うことをきけよ」 「言うことを聞けといわれてもこれだけは開放させない」 「それじゃ…死あるのみ!」 「いまだ! 電気土竜!」 「あ! うん!」  電気土竜はジャンプして、バイオビーストの目を隠した。 「くそ! だまされたか! 離せ! 電気土竜!」 「離さない! たとえ、死んだとしても!」 「電気土竜、しっかりと隠しておいてよ! ちょっと我慢だ」 「やめろ!」 「トルネードバスターをくらえええ!」  トルネードバスターでバイオビーストを上空まで上がり、何も出来ない状態で電気土竜は地面へ急降下。そして、ドラゴンビームで止めをさした。バイオビーストは消滅した。電気土竜は地面にもぐり、速訊竜の近くに来た。 「目隠しして正解のようだな!」 「ああ。これで」  でも、何か余計な声が…。テントを見ると。バイオビーストが。テントを壊そうとしている。なんとかしようとしても、間に合わない。かと思いきや。バイオビーストは倒れた。倒したのは…石獣だ。第3形態の姿で。 「石獣ストーム!」 「気がついたのか?」 「気がついたというより、君達が戦っている間、音がうるさかってな…。出ていたらリュウトとエレギンがバイオビーストと戦っているとこをみたんだ」  石獣からストームに戻り、電気土竜からエレギンに戻った。速訊竜は…まだ戻っていないようだ。そこにアルマーがテントから出てきた。 「アルマー見てよ! 速訊竜が実在したんだよ!」  エレギンの興奮した発言に呆れたアルマーはため息をついたあと、真実を言い始める。 「エレギン、実は、あの速訊竜の魂獣者はリュウトなんだ」 「え!?」  あのおとなしいやつが!? っと驚きを隠せないエレギン。あわてて速訊竜に質問しだす。 「本当のことなのか? 速訊竜」 「オイラは信じないぞ! それじゃ、人間へ戻れよ!」 「わ…分かったよ」  風に包まれ、速訊竜からリュウトに戻った。エレギンは固まった。 「これでいいだろう? 俺が速訊竜を宿している魂獣者だったことを」 「分かったのはいいけど…。説教は?」 「説教はもう始まっているよ。電気土竜」 「電気土竜だって!? オイラはエレギンだ。電気土竜は魂獣になったときに言うことだろ!」 「分かっているよ。でも電気土竜は電気土竜だ」 「なぬー!」  エレギンは怒りながらも、リュウトは速訊竜だったことを解決し、次の町へ向かうことにした。 「次は…。豊かな町、「セリパーノ」。ここで食料とかを調達しないとな」  地図をアルマーが持ち、右手で目的地を人差し指で指した。 「しかし、気をつけるんだ」 「何処を気をつけるって?」 「目的地の町は魂獣のことを知らないんだ。あんまり、魂獣の名前と能力を出すなよ」  3人は分かったようだ。もうすぐ目的地へ着く。

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