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『他小説からの出演有難うございます』




僕はショウタ。
ポケモントレーナーで、旅をしている。
そして、今は・・・・・

「無理・・・・もう、動けない・・・」
コトブキシティ周辺で倒れている。
原因は空腹だ。

「うう、朝ごはんちゃんと食べなかったのが悪かったのかなぁ・・・」




丁度その時、丁度その上空で・・・

「まったく、何で買出し係が俺なんだよ・・・一応店長だぞ?」
一人の店長が物資調達の為コトブキに来ていた。

その店長が乗っているプテラが何かに気づいた。
「ん?どした?・・・・・・・・・・っ!人が、倒れてる・・・!」




ショウタは、朝ごはんの大切さを実感しながら考えている。

(僕の旅も、此処までなのかな?まだ、君の正体も分かってないのにね・・・)
片手に持ったモンスターボールに語り掛ける。
…と、その時、

「ちょっと、君大丈夫!?」
声がした。男の人の声だ。
その人は僕の顔を覗き込み、
必死で何か言っている。
…駄目だ、聞こえないや、お腹空きすぎて・・・

ぐぅぅぅ・・・・

そして、お腹が鳴った。
…途端に男の人から必死の表情が消え、
安堵の表情に変わる。
それから少し考えて、僕を彼のプテラに乗せた。

…これって俗に言う誘拐、だよね?
しかし助けも呼べないまま、僕は連れ去られていった・・・





目の前にはとても美味しそうな食事。
ここは何処かのお店みたいで、
僕は誘拐されたわけでは無いようだ。
店内に客は居なく、ガランとしている。

「これ、全部食べていいの?」
僕は僕を連れて来た男の人に聞く。
彼は笑って、
「ああ、昼の残りで作ったらしいけど、味には自信があるってさ。」
僕は少し警戒して・・・
…空腹に負けて勢いよく食べ始めた。
それにしても変な店だ。
ボロボロで厨房の中が丸見え、
中ではカイリキーとクロバット、ゴローニャが料理を作っている。
ニドリーノが御飯運んでるし・・・

ガタガタッ

いきなりモンスターボールが暴れ出し、
タツベイが出て来た。
僕の手持ちの1匹、ライガーだ。
その眼はたくさんのポケモンを見てキラキラと輝いている。


3分後。


「ふぅ・・・お腹いっぱい・・・」
僕は空腹から脱した。
そしてお礼と、
此処は何処かを聞くために男の人に声を掛けた。

「えっと、有難うございます。僕はショウタって言います。君の名前は?」
彼が答えて言う。
「ん、元気になって何より。俺の名前は・・・・」



ドッゴーーーーーーーーーン!!!!!!!!!



彼の自己紹介は爆音にかき消された。
店の壁には大きな穴が開いている。

「なぁぁぁ!折角修理したのにーーー!!!」
彼が叫びを上げる。
…ちょっと焦点がずれてないか?
そして、穴の外から二人の人間が入ってくる。
一人は体格の良い男、もう一人は・・・
ん?何処かで見たような?

「オイオイ、ボロイ店だなぁ。金あんのかよ?こんな店に。」
体格の良い男が言う。

「まぁ、経営できている以上、金はあるだろう。さっさと奪って逃げるぞ。」
もう一人がそう言ってレジに向かい・・・・
僕と目が合う。

「なっ!?」
「え?」

驚く男と何だかよく分らない僕。

「お、お前は・・・・・・・」
そして、うろたえ始める男。
僕はそんな男に当たり前のことを聞いてみた。

「あの、初めまして、どちら様でしょうか?」
だが、
それは男にとって怒りの材料にしかならなかったようだ。
物凄い剣幕で怒鳴ってくる。

「忘れたというのか!?私だ!お前に2度も負けたポケモンハンターだ!!!」(ドラゴン伝説参照)
あ、思い出した。
でも彼はポケモンハンターを首になったはずでは?

「お前のせいで、私は組織を首になり、強盗にならざる御えなくなったんだ!!!」
いや、どーなの?それ。
折角悪の組織から抜け出せたんだから、
まともに働けばいいのに・・・・

「だが、此処で会ったが百年目!貴様の手持ちを連れて行けば、組織に戻れる!さぁ手持ちを全て寄こせ!!!」
そう叫び、
元ポケモンハンターと体格の良い男は襲いかかって来た。

「しょうがないな・・・ライガー!行くよ!!!」


??? 種族名ラグラージ Lv40
??? 種族名バクーダ  Lv40
ライガー 種族名タツベイ Lv???


く・・・しまった。2対1では流石に分が悪い。
どうするか・・・・と、考えていると。

ドゴォ!!!!

店の壁にまた穴が開いて、外から巨大な腕が入ってくる。

「うわぁ!?」「バクッ!?」

体格の良い男とバクーダがその腕に引きずられ、
店内から消える。
壁からは砂がサラサラと落ちていた・・・


「「何だったんだ・・・今のは・・・」」
僕と元ポケモンハンターは同じ声を漏らす。
どうやら相手も何が起こったか理解できてないようだ。
ただ、
店長だけが「やれやれ」といった表情をしていた。

「くっ・・・!何をしたかは知らんが、貴様の手持ちだけは頂いていくぞ!!!」
よし、1対1のなら!

「ライガー!頭突きだ!」
ライガーが真っ直ぐにラグラージに向かっていく。

「ラグラージ!冷凍パンチだ!」
まずい・・・
氷タイプの技は、
ドラゴンタイプのライガーが苦手とする技だ。
今からでは回避が間に合わない・・・・
…とすれば、


「ライガー!そのまま突っ込めぇ!!!」

ガンッ!!!

ライガーの頭突きは、
ラグラージの頭に少々鈍い音を立てて直撃。
此方の素早さの方が高かったようだ。
あまりの痛みにラグラージは怯み、
攻撃も忘れて頭を押さえる。

「何をしている!早く攻撃しろ!」
元ポケモンハンターが無茶な指示をする。
ラグラージは痛む頭を押さえながら、
自らの主を睨みつける。
仲間割れだ。

「今だ!ライガー!気合溜め!!!」
ライガーが力を頭の一点に集中させ、
真っ直ぐに相手を見据える。



「行け!フルパワーで、頭突きだぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!」



元ポケモンハンターとラグラージは、
未だ睨み合ったまま、
迫るライガーに気付いたのは同時位だっただろうか。



「「いっ!?」」

ズガンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



先程より数倍鈍い音がして、
ラグラージは吹っ飛んでゆく・・・・・・主の下へ。

「なっ!こ、こっちに来るなぁぁぁ!!!」

ドゴーン。

元ポケモンハンターはラグラージと共に外まで吹っ飛び、
そこで気絶してしまった。





その後、
体格の良い男と元ポケモンハンターは、
ジュンサーさんに引き渡され、
事件は一件落着となった。
店長が僕に話し掛けて来る。

「アリガトな、今度店に来る時は安くしとくぜ?」
「ええ、楽しみにしときます。それでは僕はこれで・・・」
ショウタは店を後にし、
旅を続けるのであった。



「不思議な子だったな・・・・」
店長が一人、そんなことを呟いた・・・・・とさ。



終わり。











「ちょっと!ミケ!!!また店の壁壊したでしょ!3つも穴開けて!」
「何言ってやがる!その内2つはリンコとリリーだろうが!!!俺は壊してねぇし!」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・明日までに直しときなさいよ?」
「何で!?」