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「くそ! 何故、電気土竜によってやられるんだ! 次は…いけ! 第2号! あいつらを倒すのだ!」

 諦めていないようだ。



第7話 特効薬と新しき技


 その頃、テントの中は。

「あ~。暇だ…。アルマー師匠は何をやっているのやら…」

『(リュウト)』

「ストームさんはまだ気を取り戻していないし…」

『(リュウト!)』

「誰だよ! 俺の名前を言っているのは!」

『(うるさいぞリュウト! 速訊竜だ)』

 言っているのは速訊竜だった。きになったことが。ご主人→リュウトになっていることが気づいた。

「そういえば、何故ご主人からリュウトへ変わるんだ?」

『(それは…《絆》かな)』

「絆?」

『(ああ。野生化によって《絆》を深めたんだ。だから、今、こういう風に心から話しているんだ』

「そうなんだ。そうだ! 何故速訊竜が俺を」

『(それは。リュウト、お前は俺の底力を使えると思って選んだ。だからお前を信じているから選んだ)』

「その理由なんだ」

『(ああ)』

 誰かテントの前を開けたのは…。

「ここか! 新人がいるのは」

「エレギン。すぐに入るなよ」

 ニコニコとした顔でやってきたエレギン。すぐに目にしたのは。

「キミか! アルマーが言ったリュウト君だね」

「そうだけど」

「それで、キミの《パートナー》はなんだね」

「パートナー?」

 何なのか分からないリュウトを見て速訊竜は教える。

『(《パートナー》とは、複数の《魂獣》を持っている人の中でメインとなるもの)』

「(有難う速訊竜)俺の《パートナー》は伝説竜、速訊竜です」

「速訊竜!?」

 聞いて驚くエレギン。でも…。

「でも、だまされんぞ! 伝説竜の魂獣者はあんまり顔を出さないからな。きっと貧弱な魂獣かもね」

「貧弱だったら、最初から呼ばないぞ」

『(貧弱だと! 喧嘩を売るつもりか!)』

 心の中で怒りをあらわになる速訊竜。

「(落ち着いてよ速訊竜。知らずに言っているだけだから)」

「まぁ、オイラには敵わないっす。この電気土竜によってな! あははははは」

 怒りをあらわになるが、我慢するしかないと黙り続けたリュウトだった。

「ところで、何故ストームが寝ている」

「それは…」

 石獣の第3モードをしてとめたことと、何故気を失ったか、リュウトが動かなくなったか全て話した。

「ということだ。予測だと、明日には直るかと思ってね…」

「うーん…。アルマー、間違っているよ。普通、明日には直らないんだ。最低で2日後、最高では1週間休まなければいけないんだ」

「なんだって!?」

「そうだったの!?」

「あ~あ~。だから意識同化していないアルマーさんは間違いが多いんだよね」

「え!? まさかエレギンも?」

「はい! 数日前に意識同化しましてね、パワーが増しました」

「そうか。はぁ…」

 すぐにすねた。

「なんで私だけ…」

「安心しなよアルマー。だれだっていつかは魂獣と意識同化するときが来るさ」

「そうか。それじゃどうしよう。明日も暇になりそうだ」

「そうだな…。リュウト、普通の疲労ではこんな風にならなかったはずだよね。何故こんなに疲労を」

「俺は…早朝頃に速訊竜と意識同化して騎士獣と戦って、数時間前に石獣と…」

「それか! それだからこういう疲労が出てくるんだね! オイラもこうなりましたよ。あははははは」

 エレギンは笑った。

「オイラも1日に2度もやってしまったから、倒れた経験があるから分かるよ。そうだ! 今、特効薬を作ってやる! オイラ特製のね」

 カバンから取り出したのは、混ぜる器と薬草と癒しの効果のある草と万能薬を出した。コレじゃ普通の癒す薬じゃないかとアルマーは言うが。

「へへん。ただの癒す薬じゃないぞ! ここに電気を使って入れるのさ」

 混ぜている薬に電気を与えた。与えながら混ぜる。

「この薬は初期の意識同化による疲労で倒れたり、動けなくなる時に効くのさ。かなりしびれがあるが、痺れが引いたあと、完全回復できる薬なんだ。最後に、水を入れて完成だ」

 色は薬らしい色になっている。あとは誰に飲ませるか。すぐにリュウトに向けた。

「え!? 俺?」

「ああ。まぁ、ちょっとした苦しみだ。これからもかなり苦しい思いがあるから、経験として!」

 痺れ回復薬をリュウトに飲ませた。全て飲んだあと…。

「う…。何かしびれてきた…。しかも苦しい…」

「寝るんだ。寝ればしびれは感じないはずだ」

「そうか…く…」

 リュウトは座ったまま。目をつぶり、寝た。

「さて、もう一回作ってストームに与えて、寝ることにするか」

「ああ」

 ストームに飲ませた後、寝ることにした。

 翌朝。テントの中。リュウトの姿が無かった。といっても外にいた。リュウトが速訊竜になり、風を受けていた。

「ふう~」

『(やっぱりこの風だ。人間の状態の時、声以外何も感じないからな。癒すな…)』

「(そうか。痺れが取れて、凄い気分が良かったからな)」

『(何かこのいい風を受けると、つい手をあげてしまうよ…)』

 っと言っているうちに右手を空に向けて上げた。

「(ついあげちゃったけど、どうすればいい)」

『(まぁ見てなって)』

 右手の周りに風が集まってきた。

『(すごいな。あっという間に大量に集まったよ。手をグーに)』

 上げている手をグーに握ると周りの風が回転し始めた。

『(握り具合、時間の具合によって力を強弱することが出来るんだ)』
「へぇ~」

 その頃、テントの中は。電気土竜になって寝ていたエレギンは起きた。

「ふあ~。よく眠れた。あれ? リュウトがいない。直った瞬間出るとはな…。オイラもだけど」

 テントから出てみるとそこに。速訊竜の姿が。

「速訊竜!?」


『(もうこれでいいだろう。これ以上やると身が持たんからな)』

「(そうだな。よし!)」

「ウオオオオオ!!!」

 力強く方向の方へ発射する。威力が高くて、岩を飛ばすぐらいだった。

「すごい…」

『(この技の名前は《トルネードバスター》と呼ばれているようですよ)』

「(へぇ~。これから色々とつかってみようかな)」

『(そのほうが強化できるからな)』

 後ろから電気土竜の声が。

「おーい! 速訊竜! こっちに来てよ!」

 速訊竜はすぐに電気土竜のほうへやってきた。

「何だね? 俺に用があるのか?」

「はい! 何か実際に見れるなんて思いませんでしたよ。それで、《マスター》の名前は?」

『《マスター》というのは《魂獣者》のことかな』

「リュウトだけど」

「リュウト? そんなばなか。あのちっぽけなやつがマスター? これは笑うぜうはははははは」

「(………。黙る黙る)」

「本当のことだったら、最弱の速訊竜かもな。全然オーラは出していないしな!」

『(なんだと!)』

「(もう無理だ…)」

 電気土竜が言った爆弾発言の怒り心頭になった速訊竜はついに手を出してしまう。右手の周りに風を集まり、そして回転し…。

「電気土竜のくせに生意気すぎるぞ!」

 力強くトルネードバスターを撃とうとしたら、大きな音が出てきた。



「グオオオオオオオオ」

「え~。またバイオビースト?」

「これがバイオビースト…」

「破壊破壊…」

 バイオビーストの前でどう立ち向かえばいいのか。