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 最悪の事件に巻き込まれしは暗殺者とドロボウ。そして………  ◆utqnf46htc

【災害発生一時間前】

人が集まるリゾート地のショッピングモール
ここに吾妻玲二が居る理由は決して、バカンスに来たわけではない。
とある組織の人間の抹殺指令。そしてその男はこの島でバカンスを楽しんでいた。
玲二は標的を見つけると、狙撃にて任務を遂行。無事ギャングのボスの暗殺を終えた玲二は、
三時間後にはニューヨーク行きの飛行機の中である。
今はただ、暗殺を終え適当に空き時間に街をぶらついているだけだ。

「思ったより良い島だな。機会があればキャルと二人で来るのも悪くは無いか」

と柄にも無いことをくちばしりながら、自分の帰宅を待つキャルへの土産を物色していた。
が、突然背後二人の気配を感じ取る。

「っ!?」

咄嗟に振り返る。
だが、そこにいたのはなんとも無い、平々凡々な二人の東洋人だ。


「ねえ、阿良々木君。このブローチ私に似合うと思わない」
「そうかい。なら買えば」
「………はあ」
「なんだそのため息はっ!?」
「女が『このブローチ私に似合うと思わない』と話掛けた場合『ああ、とても似合ってる』ぐらいいうのが礼儀でしょう。
それが『そうかい。なら買えば』とは……あなたがその歳まで童貞だった理由が今判明したわ」
「たった一言で。だいたいそれ微妙に似合ってないぞ」
「あら、やっぱりそうかしら。この程度では私の輝きの前にかすんでしまうものね」
「はっ?」
「冗談よ。ただあなたが生涯童貞だという確信が持てたのは本当だけどね」
「おいっ!いつ言った!何で未来まで確定したんだ」
「……そうね。私が欲求不満になったあなたに押し倒されてしまい、哀れにも襲われるという形であなたが童貞を卒業する可能性が
あったわね」
「俺の童貞卒業は相手を押し倒す以外ないのか」
「無いわね。もしも世界のどこかで異常な大災害起こったりしたなら、そんな事があるなら、あなたを好きになる奇特な人が
あなたの前に現れるという奇跡が起こるフラグが立ったともいえるけど」
「どんだけ僕が童貞を卒業にするのに人を巻き込まなきゃならないんだよ」
「………全世界の人口で足りるかしら?」
「うわっ、軽く地球を滅ぼすのかよ。この僕が」


何やら独特な言い回しで話し合っているが、吾妻玲二は流し程度で聞くとすぐにその場を離れた。
ピンと来る物が見つからなかったためだ。

そして更に数十分が経過。
玲二は適当に自販機で購入したお茶で喉を潤すと、キャルへの土産を求め、他の土産屋へと向かう所である悲鳴が耳へと届く。

「きゃああああぁぁぁっ」
「うわあああぁぁぁっっっ!!」

耳を劈く嫌な悲鳴。
地獄から届くような悲鳴だった。

「なんだ一体!?」

玲二は警戒心を強めながら、悲鳴の元へと向かう。


【災害発生】

玲二が悲鳴の元へ向かう、ショッピングモール中央は地獄絵図だった。
逃げまとう人々。それを追いかける無数の暴徒。
しかし、襲い追いかける暴徒は誰一人として武器を持っていない。
素手で捕まえ、噛み付き喉を食い破る。
極めて原始的な殺しを行っている。

「何だ一体………どうなってる!?」

明らかに異常でしかない光景に玲二は驚く。
だが、その中でも本能で携帯するデザートイーグルを構え、冷静に周囲の把握に努める。

(一体何が…………落ち着け……………あのゾンビは武器を構えていない。ここは一度逃げるべきか)

玲二は急いでその場を離れる。
幸いにもまだ充分な距離があり、人ごみに巻き込まれる事なく、人の気配の無い場所まで離れる事に成功する。

「………ここまでくれば大丈夫か。だが、何があったんだ?ここはリゾート地じゃなかったのか……なっ」

玲二は一息を付こうとするが、そこで進行方向正面から三体のゾンビが現れ玲二へと向かってくる。

「くそっ、ここにもか!」

玲二はすぐさまデザートイーグルの引き金を弾き、三体のゾンビの眉間を一発で打ち抜く。

「………町の様子がおかしい。まだ時間は早いが、空港に向かうか」
「おーっと。そいつは無理だぜ」
「誰だ」

玲二が空港へ向かおうとすると、背後から少しおどけた声が届く。
振り返ると、立っているのは赤いジャケットの男。

「誰だお前は?」
「俺か。俺はルパン三世。って、まあいいや。それより空港は止めた方がいいぜ」
「どうしてだ。空港に行かなければ島からは出られないだろ」
「いやな。俺も空港で飛行機待ってたんだけどよ。そしたらさっきみたいなゾンビがうじゃうじゃ。
それでトンズラしてきたまでよ。もう空港行っても飛行機で脱出なんて無理無理」
「………空港までか。参ったな」
「……ならどうだ。俺の船で一緒に逃げるか?」
「船?」
「ああ、いや、お前さんもちーっとわけ有りなんだろ」
「……貴様。俺の正体を知っているのか?」

玲二はルパンに銃口を向ける。
だが、ルパンは特に意に介した様子も無く答える。

「べつにぃ。あんたの目とさっきの動きでピンと来ただけさ。なに俺も一緒さ。俺もあんたも仮にこのままこの島で
生き延びても、救助隊に従って避難とか出来る人間じゃねえ。だから、お前も助けてやろうってんだよ。俺達の船を少しだけ
間借りさせてやるよ。まあ、報酬はきっちりもらうがな」
「………そうか。ならありがたく言葉に甘えさせてもらおう」
「ああ、じゃあ港まで向かうぜ。船はそこにあるからよ」

こうしてルパンと玲二は港まで歩きだす。


*********


一方その頃。

戦場ヶ原ひたぎと阿良々木暦の両名は無数のゾンビに囲まれていた。
そして、それをなぎ倒す女子高生の姿があった。

「なんて下劣な人たち。集団で廻そうとするなんて、私を強引に襲っていいのは現時点では阿良々木君だけなのよ」

そういいながら戦場ヶ原は袖から取り出す、三角定規、コンパス、シャープペンにボールペンに鋏。
あらゆる武器を襲い繰る男の眉間、眼球、首筋、に躊躇無く突き刺していく。
急所を刺され、倒れるゾンビ。
そしてその中でもう一人の男は呆れるように呟く。

「お前の充分に野蛮だよ」
「あら、頼りにならない男の変わりに私がやってあげたのよ。感謝してもらいたいものね」
「ああそうか……っておい。お前が倒したゾンビ。全然平気なんですけど」

戦場ヶ原が致命傷を与えたゾンビ。
それはゾンビであるが故に通常の急所ではビクともせず、再び襲ってくる。

「困ったわね。あれでしなないとなると、私ではお手上げだわ」
「ならどうするんだ。戦場ヶ原」
「そうね。阿良々木君が盾となってゾンビを食い止めている間に、私は逃げるわ」
「僕が盾か!?何でお前だけ逃げるんだよ」
「大丈夫よ。お葬式には出席してあげるわ。それに貴方の命日には毎年花を飾ってあげる」
「死ぬ事確定ーーーーっっっ!!!???」

っと、二人が無駄口を叩いている間に、既に二人では対処しようが無いぐらいにゾンビは接近していた。
「ってやばいよこれっ」
「悲劇のヒロインね」

二人は窮地に陥る。
だが、次の瞬間、襲い来るゾンビは頭が吹き飛ぶ。
それも一瞬の後に、ゾンビは全て首なし死体となり、周囲には静けさが戻る。

そして、二人の背後には一人のダンディな帽子を被った男が立っていた。

「何やらおかしな事になってると思ったが、俺以外にも無事な奴がいたか。おいっ、大丈夫か!」

帽子を目深に被った男がそっと二人に近寄っていた。

【F-06/路上/一日目・日中】

【吾妻玲二@PHANTOM】
 [状態]:冷静
 [服装]:作中で着ているいつもの服装
 [装備]:IMI デザートイーグル(6/8+1)
 [道具]:日用品数種、ペットボトルのお茶、デザートイーグルの予備マガジン×3
 [思考]
  1:ルパンと共に港に向かう。
  2:船に乗って、島から脱出

【ルパン三世@ルパン三世】
 [状態]:冷静
 [服装]:ご存知の赤ジャケット
 [装備]:ワルサーP38(9/8+1)
 [道具]:日用品数種、携帯食料数種、ワルサーP38の予備マガジン×5
 [思考]
  1:港に向かう。
  2:次元と合流して、船で島から脱出
  3:次元が見つからなければ、港に書き置きだけ残して脱出。

【E-05/路上/一日目・日中】

【次元大介@ルパン三世】
 [状態]:冷静
 [服装]:いつもの服装
 [装備]:コンバットマグナム(6/6)
 [道具]:日用品数種、携帯食料数種、コンバットマグナムの予備弾×30
 [思考]
  1:眼の前の二人に事情を聞く。
  2:島がどうなってるのか調べる。

【阿良々木暦@化物語】
 [状態]:冷静
 [服装]:夏っぽい服装
 [装備]:無し
 [道具]:日用品数種、
 [思考]
  1:とりあえずゾンビが来ない場所へ逃げる

【戦場ヶ原ひたぎ@化物語】
 [状態]:冷静 少し疲労
 [服装]:夏っぽい服装
 [装備]:文房具一式
 [道具]:日用品数種、
 [思考]
  1:阿良々木君と行動を共にする。