◇虎令呪
アッパーからの新要素。
「Rボタン+×ボタン」で1回のバトルにつき3回まで使用可能。
一定時間、攻撃力・ガード崩し力・移動速度が一時的に上昇(移動力のみ一部キャラは減少)し、キャラクターに特殊能力が付与される。
なお、キャラクターによって虎令呪の効果時間、能力の上昇率、特殊効果は異なる。
特殊能力は以下の通り。
特殊能力 |
効果 |
追加多段ヒット |
突き飛ばし・必殺技・超必殺技以外の攻撃が複数回ヒットしダメージ上昇 |
ダッシュし放題 |
ブーストゲージの消費がゼロになり、ダッシュや回り込みなどが使いたい放題 |
2段ジャンプ |
アイテムの羽根と同様の効果 |
空中ダッシュ |
ジャンプ中にダッシュ可能。ネコアルクのみ通常時でも使用可能 |
スーパーアーマー |
アイテムの甲冑と同様の効果 |
3WAY攻撃 |
通常攻撃が遠距離攻撃のキャラクターのみ。通常攻撃が前方3方向に発射される |
◇共闘
アッパーからの新要素。
味方キャラクターが近くにいる時に、自分が集中している敵キャラクターをガードブレイクさせるか吹き飛ばした場合、キャラクターに「!」の吹き出しが表示される。
この時Lボタンを押すとカットイン演出が入り、共闘が発生。
効果は以下の通り。
- 5秒間、自分および共闘する味方キャラクターの攻撃力が50%上昇、防御力が50%減少。
- 集中の変更が不可能。
また、共闘は以下の条件により解除される。
- 共闘の発生から5秒経過。
- 共闘中の敵が一定距離から離れる。
- 共闘中の敵を撃破する。
- 自分または共闘する味方キャラクターが撃破される。
味方キャラクターがCOM操作の場合、共闘を拒否される場合がある。この確率はキャラクターごとに異なる(COM士郎は共闘を受理しやすく、COMアヴェンジャーは共闘を拒否しやすいなど)。
COM操作の味方キャラクターから共闘を依頼してくる場合もある。
◇鍔迫り合い
アッパーからの新要素。
敵キャラクターと接近しているときに、お互いの通常攻撃が命中(相殺)した場合、鍔迫り合いが発生する場合がある。
このとき、いずれかのボタンを連打し、相手より先にボタン押下の基準数を満たすと相手より優位に立てる。
ボタンと押下回数、効果は下記の通り。
ボタン |
押下回数 |
効果 |
○ボタンか×ボタン |
3回 |
自分がバックダッシュ |
△ボタンか□ボタン |
5回 |
相手がのけぞる |
なお、鍔迫り合いが発生すると双方のキャラクターの周りに金色のエフェクトが発生し、他のキャラクターは弾き飛ばされる。
COM同士でも鍔迫り合いが発生するので、発生したら近づかないように。
◇ステータスの細分化
前作ではHPと虎力以外キャラクターの基本ステータスは同じであったが、アッパーでは細分化されている。
主な変更は下記の通り。
- 性格が追加。COM操作の場合、キャラクターによって行動パターンが違う(慎二は積極的に攻撃してこない、ギルガメッシュはアイテム無視で戦闘優先など)。
- ガードポイントの変更(前作では慎二が70、バーサーカーが150、その他のキャラは一律100だった)。
- 集中が可能となる、敵キャラクターとの距離の変更(前作までは全員同じ。遠距離攻撃のキャラクターは遠くからでも集中でき、近接攻撃のキャラクターは敵が近づかないと集中できない傾向がある)。
- 通常時の移動速度の変更(前作では全員同じであったが、今回は微妙に差がついている模様)。
- 必殺技・超必殺技の攻撃力設定(前作では一部を除き、必殺技命中=撃破(攻撃力上限なし)だったが、今回は攻撃力が設定。詳細は次項参照)。
上記以外の変更点のあったキャラクターは以下の通り。
氏名 |
主な変更点 |
キャスター |
虎力6→7、必殺技にHPダメージが追加 |
黒桜 |
虎力8→11 |
言峰綺礼 |
虎力7→9 |
真アサシン |
虎力6→8 |
セイバーオルタ |
虎力9→10。(弱いと有名だった)必殺技の威力が大幅に上昇。バトルロイヤル2以外であれば文字通り「必殺」 |
セイバーライオン |
セイバーのコスチュームから独立。虎力9→8。セイバーよりHPと必殺技・超必殺技の攻撃力が少し低い |
バーサーカー |
命のストックが残っている場合、スタート地点に戻らずその場で復活する |
バゼット |
虎力6→8 |
藤村大河 |
虎力5→7 |
ライダー |
(当たらないと有名だった)超必殺技が全体攻撃に変更 |
虎力が増加したキャラが多いが、基本性能が高かったり、虎令呪が強力だったりするため一概に前作より不利になったというわけではない。
◇必殺技依存のゲームバランスの調整
前作では基本的にバトル開始以降、
虎玉入手→必殺技で敵撃破→逃げ回りつつ虎玉と魔石入手→必殺技で敵撃破・・・
のループであったが、以下の変更点がありゲーム性が若干向上した。
変更点は下記の通り。
- バトル開始時のMPがゼロ。このため、前作のようなバトル開始から必殺技による先制攻撃が実質不可能になった。
- 魔石のMP回復が25%に減少。簡単に超必殺技が使用できなくなった。
- 必殺技・超必殺技に攻撃力が設定。必殺技が「完全な一撃必殺」ではなくなった。
このため、必殺技依存のプレイスタイルでは(特にタイムバトルでは)勝ちきれない場合がある。
そのため、虎令呪やアイテムを駆使して通常攻撃で敵を撃破する必要性が増している。
逆に、アーチャーや大河など超必殺技に全体攻撃を持つキャラクターが敵にいる場合の脅威が、前作よりいくぶん減少している。
◇アイテムの効果調整
魔石のMP回復については上述しているが、虎玉以外のアイテムは効果が調整されている。
アイテムの効果等は以下の通り。
アイテム |
効果時間 |
エフェクト |
効果 |
変更点 |
ご飯 |
(即時) |
|
HP50ポイント回復 |
HP全回復ではなくなった |
魔石 |
(即時) |
|
MP25%回復 |
回復量減減少 |
剣 |
30秒 |
赤く光る |
全攻撃の攻撃力が1.5倍 |
効果時間設定 |
甲冑 |
30秒 |
黄色く光る |
ダウン状態やのけぞり状態、吹き飛ばしにならない。ただし突き飛ばし攻撃によるのけぞりは防げない |
効果時間設定 |
ブーツ |
15秒 |
青く光る |
移動速度が1.5倍 |
変更なし |
羽根 |
30秒 |
緑に光る |
2段ジャンプが使用可能 |
効果時間設定 |
剣など、強化アイテムは体が光るようになったため、自分もしくは相手がどのような状態なのかが確認できるようになった。
反面、強化アイテムに効果時間が設定されたため、甲冑を取ったからといって油断していると・・・効果時間終了→フルボッコ・・・になることもあるため注意。
最終更新:2008年09月12日 20:22