第七十一話「ドキドキデート!誘惑の街」

♪フラフラヨレヨレ大ピンチ 決めろアイアンテールでスマイリング!


なぜかデンジと一緒にナギサタワーに行くことになってしまったマキ。


~ナギサタワー

店主「ヘイヘイいらっしゃいお二人さん!ホットドッグ安いよ~!!」

デンジ「じゃっじゃあ2つ…」

店主「あいよ!」

デンジ「ホラ、食えよ」

マキ「ああ、有難う御座います!でも、こんなところであたしを試すって、
コロシアムみたいなとこでもあるんですか?」

デンジ「(くっ…くぅ~!
かぁいいなぁ…
照れ隠しか?照れ隠しなのかそれは!?)」

しかし本当に心の底から試験をすると思っている。

デンジ「それじゃ、展望台にでも行って見る?」

マキ「えっ、ああ、ハイ(展望台でバトル?ジャマにならないかなぁ)」

~展望台

デンジ「い、いやぁ…良い天気だなぁ」

マキ「そうですね、あっ!テンガン山!
ほら、デンジさんも見てくださいよ!」

デンジ「(おっ、おお…そんな近づくとムネが…
ん?あれれっ!?どこだ、胸…)
おぉ…今日は頂上まで良く見えらぁ」

マキ「あそこも、結構色んな思い出があるな…」

デンジ「??
何か、あったのか?」

マキ「あたしね、あの山で色々知ったんです。
自分の生まれの秘密とか…
お母さんが本当のお母さんじゃないって知ったときはショックだったけど、
でも、お母さんも別に悪くないし…
だから、せめてちょっとの間だけでも育ててくれた恩返しに、
ポケモンリーグを制覇しようかと!」

デンジ「(ハウッ!え、ええ娘や…
何を…何をあっしはバトル拒否とかで足止めしようとしてるんでやんすか…!!
しっかし、すぐさまバトルすればこの子はポケモンリーグに行ってまう
どないしたもんか…)」


ピーン!


マキ「?何の音です?」

デンジ「(そやで!そうやって!
別にバトルして負けたから言うて俺がフェードアウトせんでもええんちゃうか!?
何やかんや理由くっつけて、一緒に旅したらええんや!
さすがあっしでやんす!!)

こ、コホン
ジムでバトル…しようか」

マキ「ホントですか!?
わーいやったー!!!(でも、試験もパスしてないのに、どうしたんだろ?
…あたしのスター性?)」


こうして、やましいデンジの思惑のもと、バッヂを賭けた最後のバトルが始まることとなった。


ナタネ「どういう風の吹き回しですかね?」

オーバ「さ、さぁ…
(多分、やましいこと考えたんだろな)」

セレビィ『しかし、アカギを倒す程のポケモンバトルを極めたマキ相手に、
ジムリーダー如きが勝てるのか?出来レースじゃないかビィ?』

ナタネ「ジムリーダーも、この辺になると強いのよ~
あたしはまだマスターできてないけど、ポケモンが赤いオーラを纏い始めるんだから」

セレビィ『それってまさか、超ポケモン!!?』

ナタネ「…ちょ、超?」



次回予告

オーバ「馬鹿な男と吐き捨てて、屑な男と揶揄される。
愚直な生き方否定され、道化は笑いに包まれた。
しかし見ろ!あれを見ろ!
あれがデンジだ!エレキブルだ!
その屑、その馬鹿、他にはいない」

次回『超ポケモン出現!最強のジムリーダーデンジ』


デンジ「褒められてるような、けなされてるような…」

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最終更新:2010年04月21日 12:18
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