用語集

StepManiaに関する用語集です。


A

Assist Tick(アシストチック)

これをオンにするとビートに合わせて手拍子が鳴る。4では機能が拡張されてメトロノームの機能もあり、どちらか一方、あるいは両方を鳴らす事が出来る。先頭部分に僅かな無音部分があるが、人間の反応速度を考慮した上でのタイムラグと思われる。EDITでオフセットがずれていないか確認するために使用するのはお勧め出来ない。まずOffsetの特定

#ATTACKS

3.9+独自のsmファイル設定の1つ。選曲オプションのRandom AttacksをSongにした場合に参照されるが正確な記述方法等は不明。4.0 SVN以降でも使用可能の模様。

B

BEGINNER(習)

プレイに慣れる事を目的とした一番易しい難易度。大抵の人は手よりも足の方が反応が遅れるため初心者はリズムに合わせてタイミング良く踏んでいるつもりでもズレている事が多く、まずはそのズレをなくすためにあると言っても過言ではない。譜面の特徴は以下の通り。''Predicted Meterは譜面密度を最優先に算出するため譜面の作り方によっては習と楽の難易度が逆転してしまう可能性があるので注意。''

  • 難易度はBPM179までが1、180~250あたりが2、それ以上は3~4
    • ただしこれはSuperNOVA2までの基準であり、X基準の場合は純粋に譜面難易度を設定。
  • 全て4分(停止の関係で譜面上ではズレる場合を除く)
  • 踏む方向が変わる時は1拍空ける
    • 公式曲ではこれに従わない曲がごくわずかにあるが、例外と据えておくこと。
  • 同時踏みは前後、左右のみ
  • フリーズアローは殆ど使わず、使っても長い(3拍以上)
  • ロールとフェイクは使わない
  • リフトはその直前のステップから1拍空ける

BMS(Be Music Script)

やねうらお氏が制作したビートマニアシミュレータ『BM98』用の譜面ファイル。StepMania同様分解能が192分音符まである。このほかに拡張定義を使用したBME、BMLもある。キー音を含めて再現可能なのは今の所CVS20080103位で動作も重くロングノートが通常のチップに化ける確率が高いため素直にBMSプレイヤーでプレイする事を推奨。またこのフォーマットを使用してDelight Delight Reduplicationに対応させたDDR形式のものはStepManiaでそのまま読み込む事が出来る(一部読み込めないものや不具合の出るものもある)。

BMモード

対応するテーマを3.9にインストールする事で5鍵BMSを擬似的にプレイ可能にするモード。キー音ありのBMSを選択すると初めの1音しか鳴らないため現状ではキー音なし5鍵BMSと同じ事しか出来ないがEDITでの作成は可能。4ではキー音ありBMS(7鍵含む)を通常のモードで読み込んでも一応プレイ出来る(Doubleが最もBMSに忠実)。BMモードに対応した動作可能なテーマは今の所サイト上では公開されていない。

BPM(Beat Per Minute)

1分間にビートを何回刻むかを表したもの。StepManiaでは4/4拍子が基準となるため6/8拍子のような8分音符や3拍子を基準とした曲は作り辛い。但しCVS20070726以降では1小節内の4分音符の数を変更出来るようになっている。

C

CHALLENGE(鬼)

元はチャレンジモード用のおまけ譜面の扱いで難易度的にも踊と激の中間辺りが中心だったが、EXTREMEになると、激の更に上位難度という位置づけになる。SuperNOVA2ではネタ的譜面「○○Special」として、この難易度だけをいれた旧曲が登場、Xでは旧ボス曲をさらに難化させた「X-Special」として、これまたこの難易度のみの旧曲が登場した。譜面の特徴は以下の通り。

  • 通常/おまけ譜面として
    • 難易度は6~
    • 激と違い熾烈さがない代わりにチャレンジモードのシステムに絡めてミスを誘う配置が多い

  • 激の上位難度として
    • 難易度は7~
    • 激よりもさらに難易度の高いステップ捌きが要求される
    • 4thMIX PLUSの新MANIACもここ


CVS(Concurrent Versions System)

バージョン管理ソフトの一種。StepMania固有の名称ではないが4.0のバージョンを表記する時に年月日と組み合わせて使用される事が多い。

D

Difficulty(難易度)

プレイヤーの習得技術に応じて作られた段階でStepManiaではBEGINNER(習)、EASY(楽)、MEDIUM(踊)、HARD(激)、CHALLENGE(鬼)の5段階ある。上達すると激か鬼しかプレイしなくなるためか低難度の特徴を忘れてしまい、高難度しか作れない制作者が大半で初心者が参入し辛い一因となっている。初心者は「踊る」以前に「タイミング良く踏む事すら出来ない」事を忘れてはならない。
※各難易度の解説は悪戯に難易度の下限を上げる事を避けるため古いDDRの基準を元に、ロール、リフト、フェイクについても言及している点に注意。

Double(ダブル)

2つのコントローラを使い計8つのパネルでプレイするモード。プレイ時は双方のコントローラが離れてしまわないよう、制作時は必要以上にステップを離して股裂けにならないよう注意が必要。

DTX

ドラムマニア&ギターフリークスシミュレータDTXManiaで使用されるドラム譜面ファイル。

DWI

DDRシミュレータDance With Intensityで使用される譜面ファイル。StepManiaでも標準で対応している。但しStepMania独自のステップ種には全て非対応。
ステップ種 化け方
地雷 消える
ロール フリーズアローに化ける
リフト 普通のステップに化ける
フェイク 消える

E

EASY(楽)

踏むタイミングを掴んだ初心者が基本的な踏み方(ビジステップ等)を学ぶための難易度。
ビートに合わせて4分単位で踏める事が最低条件となる。譜面の特徴は以下の通り。StepManiaではこの難易度が最も制作者によって差が出易い。絶対に4分しか使わない人もいれば平気で8分を多用する人もいてバランス調整が難しく、全ての難易度の中で最も制作難度が高い。

  • 難易度は1~5(6以上は高速BPM曲のみ)
  • 基本的に4分、アクセント的に8分が入る事もある
  • 同時踏みは基本的に前後or左右のみ。アクセント的に斜め踏み(上右等)が加わる事もある
  • フリーズアローの終端と同じラインに次のステップを置かない(難易度4以上では置かれることもある)
  • ロールは使わない
  • リフトは基本的に直前のステップから1拍空ける
  • フェイクはなるべく使わない

EDIT(作)

人の制作した譜面に自作の譜面を追加するための難易度。自由に譜面が制作出来るStepManiaでは足譜に手譜を追加するために使う事が多い。3.9、4共に複数の譜面を追加出来るがEDIT上での複数追加及び複数EDIT譜面の編集が行えるのは4のみとなっている。

F

Fake(フェイク)

ステップの一種でSVN20090324以降で使用可能。標準テーマでは橙色の×。踏んでも見逃してもスコアやゲージに影響しないダミーのステップ。これとは別に3.9系でsmファイルを直接編集し、ホールドの始点を表す"2"を消して終端の"3"のみを残す事で同様の効果が得られるが、そのステップを踏んだ途端落ちるので実用性は皆無。

ffdshow

複数のコーデックがパッケージになったお手軽インストーラ。それ故ゲーム等で独自のコーデックを使用している時に衝突による不具合を招く事で有名。StepManiaをプレイする上では不要なので必ず対象から外す事。

G

GDA

ドラムマニア&ギターフリークスシミュレータDTXManiaで使用されるギター譜面ファイル。

#GENRE

4で追加されたsmファイル設定の1つ。ここにジャンル名を書くと選曲画面でジャンル別ソートが可能になる(ジャンル名がそのままフォルダ名になる)。3.9+でも使用可能。

H

HARD(激)

踊ると言うよりも「踏み倒す」と言う表現が適切な文字通り激しい譜面。譜面の特徴は以下の通り。

  • 難易度は4~10(高速BPM曲ではこれを超える事もある)
  • 16分を多く使う事がある
  • 休める場所が少ない
  • メロディをそのまま踏ませる場合もある
  • ロールと他のステップ種を複雑に絡めてくる事がある
  • リフト直前のステップまでの間隔が非常に短い事がある
  • 明確な攪乱を狙ったフェイクの配置を行う事がある
  • 一歩間違えると糞譜面になり易い

I

In The Groove

StepManiaのソースコードを元に制作された海外のアーケードゲーム。3.95で追加されたロールはこのシリーズが元になっている。ITGと略される事が多い。

J


K

#KEYSOUNDS

4.0で追加されたsmファイル設定の1つ。キー音ありBMSを読み込むとここにファイル名が列挙される。

L

#LASTBEAT

smファイル設定の1つ。最後のステップが判定ラインを過ぎるとどんなに曲が長くても直後にクリア画面へ移行してしまうが、この値にビート位置を指定する事でそれを防ぐ事が出来る。この設定はキャッシュファイルにのみ自動的に追記されるので、EDITでは無効である事に注意。この設定が原因で3.9系では不具合を起こす事がある。→曲が終わっているのに中々リザルト画面に移らない!

#LASTBEATHINT

4で追加されたsmファイル設定で機能的には#LASTBEATに同じ。3.9と違いEDITから指定出来る。記述しない、あるいは-1を指定すると無効になる。

Lift(リフト)

ステップの一種でCVS20070726以降及び3.9+で使用可能。標準テーマでは4は×印、3.9+は灰色の矢印。このステップが来る前に予めステップを踏んだ(押した)状態にし、判定ラインに来た時に足(指)を離さなければならない。地雷とは異なり通常のステップと同じ判定表示が出るが4ではコンボの対象とはならない。

#LISTSORT

3.9+独自のsmファイル設定の1つ(実装はBETA3から、前身はBETA2で実装されたListSort.crs)。3.9+にはBETA2からソートの種類に「SORT LIST」というものが存在し、そこでの並び順を管理するもの(使用例:数字を入力して曲順管理)。並び順は恐らく#LISTSORTでのアルファベット順になるものと思われ、未記述のものはリストから除外される。また、フォルダは存在しない模様。いわば、曲順を自由に設定できる「お気に入りフォルダ」みたいなものか?

Lua

組み込み向けの拡張プログラミング言語。4.0の2007年版以降でテーマ等の挙動の記述に使用される。→StepMania Lua 仕様 CVS 公式版 - CVS KKI版 - 最新版 KKI版 / Luaプログラミング入門 / Lua 5.1 リファレンスマニュアル日本語訳 / Lua 5.1 Reference Manua / Lua All Project Files

M

MEDIUM(踊)

踊る事の楽しさと難しさをバランスさせた中心となる難易度。基本的な踏み方を応用出来るかが鍵となる。譜面の特徴は以下の通り。

  • 難易度は2~7(8以上は高速BPM曲のみ)
  • 基本的に8分まで(一部16分が使われる事もある)
  • 基本的な踏み方の発展形(斜め同時踏み、上ビジ等)が登場
  • ロールが登場
  • リフト直前のステップとの間隔が短くなる。または離すタイミングが複雑化する
  • 軽い混乱を狙ったフェイクを配置する事がある

#MENUCOLOR

3.9+独自のsmファイル設定の1つ。選曲画面での曲名等の表示色を個別に指定出来る。書式はテーマのmetrics.iniと同じでRGB及びアルファチャンネルをカンマで区切り0.0(最も暗い)~1.0(最も明るい)、0.0(完全透明)~1.0(完全不透明)で指定する。小数点以下及びアルファチャンネルは省略可能。
例) 菫色
#MENUCOLOR:0.5,0.5,1;

例) 白で不透明度50%
#MENUCOLOR:1,1,1,0.5;

metrics.ini

テーマ及びノートスキンで中核となる設定が書かれたファイル。このファイルを書き換える事で挙動を変更出来るが不用意に書き換えるとエラーで落ちるので注意。尚、不足している項目は[Global]でベース設定にしていない限りdefaultフォルダのmetrics.iniで(ノートスキンはcommonフォルダからも)補うため、単に日本語版を作る場合等は差分だけ書けば動作するようになっている。
例) 選曲画面での曲名スクロール速度(秒)
[MusicWheel]
SwitchSeconds=0.05

Mine(地雷)

ステップの一種。標準テーマを含め大抵は赤い明滅と回転を繰り返している。踏むと爆発してゲージが大きく減少してしまう。これと3.9の裏技「ワープ」を用いたトラップは反感を買う事が多いので注意。

Mungyodance

StepManiaのソースを元に制作されたダンスゲーム。ゲームオーバーや判定の優劣がない等、システムの細部が異なっている。2からは特殊な地雷が追加され、踏むとランダムで特殊効果(65% mini、sudden等)が一定時間発生する。難易度表記はPredicted Meterの値を10倍した整数値を用いている模様。

N

NoteSkin(ノートスキン)

矢印のデザインの事を指す。世界中で様々なノートスキンが公開されている。バージョン間で互換性がなく、4は2006年以前(XML)と2007年以降(Lua)の2つのバージョンが存在するので注意。

O


P

PMS

BMSのフォーマットを元に作られたポップンミュージック形式の譜面ファイル。ファイル形式は10KEY(5鍵ダブル)なので一応BMSプレイヤーでもプレイ可能だがふぃーりんぐぽみゅせかんどナナシグルーヴを使用する事でそれっぽく見えるように出来る。前者はキャラクターの表示に対応し、後者はStepManiaの地雷に相当するものが使用可能。

Predicted Meter(難易度予測値)

譜面作成時にStepManiaが自動で難易度を算出したもの。基本的にステップの密度が高いと上がり易い。具体的には12分以上を使うとChaos(混沌度)が上がる等。予測値の名の通り正確なものではなく、特に3.9では同じ譜面密度でもBPMとステップの長さを倍にすると異常な程難易度が上昇してしまう計算上のバグがある(4では解消されている)。難易度はこの値の小数点第1位を四捨五入して求めるのが一般的だが前述の理由からプレイ感による補正を加えた方が良い場合が多い。

Preferences.ini

4.0系の環境設定ファイル。テーマ上にない設定もこのファイルを書き換える事で変更出来る。
例) EDITで使用するノートスキンを指定する
EditorNoteSkinP1=default
EditorNoteSkinP2=default

Q


R

RandomAttacks.dat

3.9+と4.0SVN以降で選曲オプションのRandom AttacksをONにするか、MinesをAttack MinesまたはAdd Attack Minesにした時の特殊効果を記述するファイル。前者は終始効果が続き、後者はMungyodance2以降同様地雷を踏んだ後一定時間効果が続く。複数書いた場合はその何れか1つがランダムで発動する。これを用いる事でショックアローに近い効果を出す事も出来る。4.0SVN以降では拡張子がtxtに変更されているので注意。→ショックアローって再現出来ないの? 3.9+ / 4.0SVN
例) スクロール速度0.5倍を発動
#ATTACK:0.5x;

例) HIDDEN/SUDDEN/MINES何れかをランダムで発動
#ATTACK:hidden;
#ATTACK:sudden;
#ATTACK:mines;

Roll(ロール)

ステップの一種で3.95以降で使用可能。標準テーマでは3.95/4.0(~2006年)/3.9+は青、4.0の2007年版以降では緑のフリーズアローの形状。この間はステップを連踏(連打)しなければならないが検出間隔は一定なので必要以上に間隔を短くしても意味はない。実際は3.95では4分位、4でも符点8分位の間隔でもミスにはならないため2踏目以降のタイミングをずらす事でロールの同時踏みも出来る。コンボのカウント方法は3.9+は常に1であるのに対し4は検出間隔分のカウントを行う。

S

Single(シングル)

上下左右4つのパネルを使用してプレイする標準モード。

sm

StepMania標準の譜面ファイル。大きく分けて3.9、3.9+、3.95、4.0CVS(20070726より前)、4.0CVS(20070726~20080103)、4.0SVN(20090324より前)、4.0SVN(20090324~)の7つのバージョンがある。基本的に下位互換だが(3.9+以外)、より新しいバージョンで追加されたステップ種を使用した譜面を旧バージョンで読み込むと譜面が化けたり最悪の場合落ちたりするので注意。ロールやリフトを使用した譜面をそれらが使用出来ないバージョンでプレイして感想を述べるのは大変失礼に当たるので絶対にしてはいけない。
ステップ種 フォーマット
タップ 1
ホールド 始点2 区間0 終端3
ロール(3.9+/3.95/4) 始点4 区間0 終端3
リフト(3.9+/4.0CVS20070726~/4.0SVN/4alpha) L
ヒドゥン(3.9+) H
フェイク(4.0SVN20090324/4alpha) F
地雷 M
休符 0

非互換項目 4→3.9での変化
ロール 終端の位置に普通のステップ(これを踏むと落ちる)
リフト 消える
フェイク 消える
#BGCHANGES 非下位互換なので指定し直しが必要
動画 オフセットや曲頭の無ステップ区間の長さによってはタイミングが合わない
歌詞ファイル 表示タイミングに互換性はなく書き直しが必要

SMO(Stepmania Online)

3.9にオンライン対戦機能を追加した非公式ビルド。バージョンは3.95で新しいステップ種としてロールが追加されている。

sm-ssc

4 alphaを元に作られた非公式ビルド。数々のバグが解消し、沢山の新機能が追加されている。

smzip

パッケージ、テーマ、ノートスキン等をインストールする時に使うStepMania独自のインストーラ形式。内訳はZIP形式にRAR形式のコメントに相当する機能を追加したもの。圧縮率が余り高くないのでコメント機能を使わなくても良ければ一度作成したsmzipを解凍して別の圧縮ソフトで圧縮し直す事を推奨。Packagesフォルダに入れれば解凍しなくても使用出来るが選曲画面で別の曲にカーソルを合わせる度に内部的に解凍処理を行うため若干パフォーマンスが落ちる。

Solo(ソロ)

Singleに加えて左上と右上を加えた6つのパネルでプレイするモード。4は2006年版までは正式に対応していたが2007年版以降の標準テーマでは不完全な対応もしくはモード自体が削除されている。JukeBoxでの試聴は可能。テーマを修正すれば問題なくプレイ出来るが、そうしない場合CVSでプレイするには選曲(レーダーが表示されない)後にオプションに入り対象の譜面を選択する必要があり、これを行わなかったり選曲画面で難易度を変更しようとすると確実に落ちる。また1Pステップ中央表示にしている場合を除いて中央に表示されない。素直に3.9系でプレイする事を推奨。

ssc

sm-ssc及び5専用の譜面ファイル。sm-ssc以降拡張された機能はこの譜面ファイルに記述される。これらの本体以外では認識されない。

StepMania 3.9 Plus

3.9に様々な機能を追加した非公式ビルドでアンロックシステムの達成条件が拡張されているほかロール(3.95と同じ)、リフト(4とはデザインが異なる)、ヒドゥン(隠しステップ。3.9+独自で右Ctrl+数字キーで入力)が使用可能になっている(その他の4で仕様変更された要素は未対応)。4ではテーマを修正するかsmファイルを直接書かないと作成出来ないロールとリフトを使用したSolo、Couple譜面を作成可能。また3.95と違い3.9のテーマやノートスキンも使用可能。標準テーマにはオンライン対戦の項目はないが仕様として存在している(Cyberia Style 4/5には項目がある)。以前はFinalとReduxの2つのバージョンが存在したが現在はReduxのみの公開となっている。3.9+と略される事が多い。

StepMania 4.0 SVN

2008年から開発が始まった新しい開発版。バージョン管理がSubversionに変更された。ソースコードとテーマの一新、Intel系CPUとの互換性向上、64bitCPUへの対応が特徴。またカスタマイズ可能な個所が更に増加している。20090324から新たなステップ種であるFake(偽ステップ)が追加された。公式ビルドもソースも存在しないためプレイするには個人ビルドを探すしかない。既にalpha版が公開されているため使用は非推奨。

StepMania 4 alpha

公式フォーラムで公開されている旧公式ビルド。現状ではバグが多く自力で修正出来る技術がないと通常のプレイに使うのは難しい。ソースはレポジトリでのみ公開され常に更新が続いているため最新版を追うには開発協力者としての登録が必要。現在は5として再定義され、開発は事実上終了している。

StepMania 4 beta

中心開発者が4 alphaの開発の遅れに見切りを付けて3.9と3.95の機能を合わせた本体を作り直したもの。これも開発は進まず殆ど支持も得られていない事実上の最新非公式版。

StepMania 5

sm-sscの最終形態で事実上の最新公式版。sm-sscの新機能に加えて難易度毎に独立したBPM、停止、ワープ等の指定を行える。3.9系のワープ使用譜面が正常にプレイ出来るが3.9系のBGAnimationとは互換性はない。

StepMania.ini

3.9系の環境設定ファイル。テーマ上にない設定もこのファイルを書き換える事で変更出来る。

例) 全ての曲に適用するオフセットを設定する(入力器機の遅延対策用)
GlobalOffsetSeconds=0.000000

SVN(Subversion)

バージョン管理ソフトの一種。StepMania固有の名称ではないが4のバージョンを表記する時に年月日と組み合わせて使用される事が多い。

T

Theme(テーマ)

ゲーム画面全体のデザインを指す。世界中で様々なテーマが公開されている。バージョン間で互換性がなく、特に4では頻繁に仕様変更されているので注意。単にスキンと言ったらこれを指す場合が多い。

#TICKCOUNT

3.9+/4.0 alpha以降のsmファイル設定。pumpモードではフリーズアローを踏み続けるとコンボが増えていくが、その早さを指定する。(単位:コンボ/拍)

#TIMESIGNATURES

CVS20070726で追加されたsmファイルの設定。1小節に4分音符が何個入るかを表す。「ビート位置=分子=分母」となっているが、分母に4以外の値を指定しても無視される。例えば「5.000=3=4」なら6ビート目から3/4拍子という意味になる。ビート単位のため小節の途中から拍子を変える事も可能。この設定を変更するとEDITの小節線の区切りも変更される。

Toasty(トースティ)


PERFECT(EXCELLENT)以上の判定を連続で250回出す毎に"Toasty!"の声と共に出現する女性。ちなみに彼女はDDRキャラクターのCHARMY。テーマによっては独自のトースティを採用しているものもある。

U


V

Vorbis(ボルビス)

Xiph.org Foundationが開発したライセンスフリーの音声圧縮方式。Ogg(オッグ)はコンテナ(入れ物)名で、ほかにOgg Flac、Ogg Theora等がある。mp3より高いビットレート(最大354Kbps)を指定でき、100Kbps未満でも比較的良好に聴こえる特徴がある。エンコーダはlibvorbis使用とaoTuV使用の2種類あり曲によっては後者の方がより高音質にエンコード出来る。拡張子は*.oggが基本だがコンテナ名と同じで混乱を招くためか最近は*.ogxが使われ始めている(StepManiaでは無効)。

W

#WARPS

3.9系のバグ技「ワープ」を再現するためのsm-ssc1.2.5及び5の独自sscファイル設定。これによりこれらの本体では3.9系のワープ使用譜面が正常にプレイ出来る。

X

XML(eXtensible Markup Language)

拡張可能なマークアップ言語。4の2006年版まではテーマ等の挙動の記述に使用していた。alpha版の現在も背景の切り換え(トランジション)に使用している。

Y


Z


あ行


か行

回復無し(No Recover)

タイミング良く押せてもゲージが回復しない設定。プレイ中のオプションから変更出来る。

鬼畜譜面(きちくふめん)

物理的に踏むのが困難な配置を乱発した意地悪な足譜。糞譜面と呼ばれたくない制作者が言い訳に使う言葉なのでプレイする時は怪我をしないよう細心の注意が必要。連打を乱用する手譜は糞譜面であり鬼畜譜面とは言わない。

糞譜面(くそふめん)

難易度を上げる事しか考えていない、あるいは足プレイ環境のない人が想像だけで足譜を作った人間にはクリア困難な譜面を批判する時に言う。譜面制作を始めて間もない制作者が陥り易いが中には糞譜面である事をウリにしている制作者もいる。足譜は一歩間違えば怪我の元なので特に注意。糞譜と略す事も。

高難度マニア(こうなんどまにあ)

難易度が高くないと絶対に楽しくない(楽しめない)と思っている人を批判する時に言う。高難度厨(こうなんどちゅう)とも言う。

コーデック

動画の作成や再生に使用するドライバのようなもの。StepManiaはMPEG1、DivX(対応は6.8.5まで)、Xvidのコーデックが初めから含まれている。それ以外の形式はコーデックの有無に拘らず非対応。

さ行

手譜(しゅふ/てふ)

手でプレイするために作られた譜面。

足譜(そくふ/あしふ)

足でプレイするために作られた譜面。

た行

縦連打(たてれんだ)

同一方向をひたすら連打する手譜独自の配置。連打の間隔が極端に狭い、区間が長い、あるいは乱用したりすると糞譜面と呼ばれるので注意。3.95以降で制作するなら素直にロールを使う事を推奨。

駄譜面(だふめん)

難易度的に問題はなくてもプレイしていて楽しくない譜面、あるいはオフセットがずれていたりBPMを間違えていたりしてそもそもプレイにならない譜面を批判する時に言う。感想を書く時に理由を述べずにこう言うとトラブルの元なので注意。

な行


は行

廃人(はいじん)

日々の生活を犠牲にしてまでStepManiaのプレイに明け暮れて上級者を遥かに凌駕する実力を体得した人。

発狂譜面(はっきょうふめん)

一見すると到底クリア出来そうにない譜面だが廃人ならクリア出来るかも知れない譜面。糞譜面と言われるのを回避するために制作者側が使う事もある。単に発狂とも言う。

パッケージ

複数の譜面をまとめたもの。必ずしもsmzip形式のファイルを指す訳ではない。基本的に無料で公開されているが、海外の一部のサイトにはユーザー登録が必要なものや有料のものもあるので注意。

歯抜け譜面(はぬけふめん)

低難度の譜面を作れない制作者が高難度の譜面から密度の高い部分を間引いて作った手抜きの譜面。見る人が見れば判るので駄譜面扱いされる事が多い。単に歯抜けとも言う。

ビート単位(びーとたんい)

4分音符1つを1.000とする単位。絶対値のため拍子に左右されない。6.000なら3/4拍子なら3小節目の1拍目、4/4拍子なら2小節目の3拍目となる。0.000が最初の1拍目である事に注意。

ま行


や行


ら行

良譜面(りょうふめん)

適度な難易度バランスで、かつ踊っていて楽しい足譜。必ずしも難易度が低いとは限らない。
大雑把に上げると、
  • 難易度が最初から最後まで一定ではなく決める所とそうでない所(緩急、静動)がはっきりしている
  • 休符(休める所)をきちんと設けている
  • 物理的に踏むのが困難な配置を多用しない
  • BPMの変更、減速、加速、停止を多用しない
  • 第三者が見て「踊っているように見える」
  • 少なくとも自分では言わない

手譜は人によって基準がかなり違うため誤解される可能性があるので注意。

わ行

ワープ

3.9系でのみ使える裏技。実際に表示するステップと本当のステップを連続して書き、実際に表示するステップの先頭でBPMをマイナスに指定(要smファイル直接書き換え)し、その直後にプラスのBPMを指定する事で両BPM区間分一気に飛んでしまう。画像の場合は2小節目の同時踏み(押し)が判定ラインに達した瞬間4小節目の地雷に飛ぶ。多くの場合プレイヤーから反感を買う。特に地雷と組み合わせたトラップは注意。4系(4.0b5以降除く)はマイナスBPMを無視するため実現不可能。sm-ssc1.2.5と5では代わりに#WARPSというパラメータが追加され、エディット上から直接指定出来る。

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最終更新:2014年05月28日 12:40
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