※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

「‥‥‥早く」
「‥早く何だ?」
「お願いですから早く‥終わらせて下さい‥」

そう言って古泉は無愛想な顔をして俺を睨んで来た。
たった今からやりますよと言わんばかりに
古泉の服を目茶苦茶に破いて床に押し付けた所だった。
もう抵抗することを諦めてると思ったのに。
「そんなに俺が嫌いか?」
「‥嫌いです。あなただけじゃなく幹部の人達は皆嫌いですよ。」
罵倒の言葉を吐いた古泉の顔は嫌悪に満ちている。
顎を掴んで無理矢理こちらに向かせると
汚物でも見るような冷めきった瞳と目があった。
「それは残念だ。俺はお前のことが好きなのに。
幹部の連中だってそうさ。
皆お前が好きだからこんなことさせるんだぜ?」
その瞬間古泉の顔が引き付った。
それを見て笑った俺の頬に急に鋭い痛みが襲う。
古泉に殴られたと理解するまで数秒かかった。

「‥何しやがる」
「僕はっ、あなたの玩具じゃないんです!
機関の玩具でもない!僕はこんなことをする為に機関に入ったんじゃない!」
そう叫んだ古泉は声をあげて泣き出した。
初めての古泉の反抗に俺は動揺するしかなかった。
今まで上の連中にどんなことをされても逆らったりしなかったのに。
我慢が限界に達したのか。
まだ14才の子供なんだ、無理もない。

だが俺がそんなこと知るか。

「お前は玩具だよ。機関の遊び道具だ。
きっとこれからもお前は俺達の相手をする。
もう諦めろ古泉。恨むのなら、お前を超能力者にした神様を恨むんだな。」
それを聞いた古泉はより一層大きな声で泣いた。
やれやれ、久し振りに古泉と遊んでやろうと思ったのに、
そんなに馬鹿みたいに泣くから萎えてしまったじゃないか。
「明日もこの部屋に来い。来なかったらどうなるか分かってるな?」
そう吐き捨てて俺は部屋を出た。
古泉はいつまでも冷たい床の上で泣きじゃくっていた。