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「涼宮さ…そんなに、締めたらっ…!」
ぐちょぐちょ、卑猥な音と古泉の焦った声が、古びた部室の壁に吸い込まれていった。
あんまり大きな声を出すと、コンピ研やらどこやらに迷惑をかけるんだがな。

「うふふ。気持ちいいでしょ?」
「は…い、ですが…!…っ…ん…」
余裕のない古泉と対照的に、嬉々とした声を出すのは、我がSOS団の団長様だ。
パイプ椅子に拘束した古泉の膝の上に向かい合うように座っている。
もちろんただ座ってるわけじゃなくて、座位かつ騎上位でお楽しみ中というわけだ。
パイプ椅子がギチギチと悲鳴を上げるのは、やたらめったらハルヒが腰を振って
古泉を攻めまくっているせいだ。

俺は冷えてしまったお茶を一口飲む。
ちなみにこれは俺が自分で入れた。
どうやら今日は朝比奈さんは遅れていらっしゃるらしい。
あの方は俺たちと学年が違うし、書道部にも所属していらっしゃるから、
いろいろと用事がおありなのだろう。
まあ、だからこそ、ハルヒのおもちゃ…もとい暇つぶ…いやいや、遊び相手として、
今、古泉に白羽の矢が立ったわけだ。
そう分析しながら、俺はいつもの定位置について、
ハルヒの遊びを悠々と視姦…観察させてもらっている。

で、長門…、お前はさっきから何やってんだ。
「………」
長門は古泉とハルヒが座る椅子の後ろに立って、古泉の頭を撫ぜている。
こいつはハルヒの”遊び”が始まったときからずっとこんな感じで、
古泉の後ろから奴の頭を抱くようにして立っている。
お気に入りのでかいテディベアを離さない子供のようで微笑ましいといえば
微笑ましいが、お前が大事そうに抱いているのは、喘いで善がってぐちゃぐちゃの
古泉だぞ?

俺の電波を受信したのか、長門が、奴のはだけたシャツの中に手を突っ込み、
ピンク色にぷくりととがった乳首をいじりだした。
古泉が我慢できずにかぶりを振る。
「っやあっ!!…な!ながとさっ…、ぁ、も、もう…っ!!」
「あら、まだだめよ。まだ我慢しなくちゃ。出しちゃだめだからね?
ピル飲んだり危険日を避けても避妊に完璧なんて言葉ないんだから!」
どの口がそれを言うか。

「っや…は…、で、ですからっ!」
ハルヒは言葉と裏腹に、抽送を激しくする。
で、そのパイプ椅子、そろそろ限界じゃないのか。

「大丈夫よ、古泉くんならきっと我慢できるわ!」
「んっ…あ…、ぁは…!」
「いい子…」
長門が古泉を宥めるように、首に甘噛みした。
「す、すみませ…ごめ、なさいっ!も、無理です、もう、イ、イく…!」

あああ!と甲高い声を出して、古泉は果てた。
こいつイく時いっつも絶叫するなあ。男としてどうなんだそれは。

「ふぅ…一生懸命我慢したのは認めるけれど、残念な結果だわ。」
ハルヒの言い様には、同じ男として真剣に同情しよう。

ハルヒは古泉から抜くと、てきぱきと後始末を始めた。
額から頬を伝う汗に太陽光が散乱して眩しい。
これが鬼畜か。爽やか過ぎるだろ。

「副団長とはいえ公平にしなくちゃね。
ということで古泉くんにはこれから罰ゲームを受けてもらうわね」
椅子に縛り付けられて身動きの取れない古泉に代わり、使用済みのゴムの口を縛りながら
ハルヒが心苦しそうにいう。
白々しい。
完全にお前の脳内では罰ゲームコースがシミュレートされていたはずだ。

「ばつ…、げーむ…?」
ピンク色に火照った顔に、少々怪しいろれつで、ぼんやりと返す古泉は、
その…まあ、コメントは控えよう。
俺も、今長門がしているように頭を撫でてやりたくなったとだけいっておく。

「そうよ。異論はないわよね?」
「はい…」
古泉は体力を消耗した所為か、ふにゃりと腑抜けた微笑みをハルヒに向けた。

お前、もうちょっとハルヒに対して疑問とか反感を持ったほうがいいんじゃないのか。
わよね?って疑問の皮をかぶったゴリ押しだろ。
そう言ってやると、古泉はハルヒに向けたのと同じような顔をこちらに向けただけだった。
ハルヒが何か喚いていたが無視する。

そういや、以前そんな忠告をしてやったら、仕事ですから、と、中間管理職さながらの
言葉を吐いていたっけな。
副団長という肩書きがなくとも、涼宮ハルヒの退屈に付き合ってやるのは
「機関」とやらの業務内容なのかもしれん。だがな、古泉。

俺は、消化しにくいものを腹に収めたような気分になった。