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もうこんな事には慣れたと思っていた。僕にはプライドなんてとっくに無いと。
例え何をされても、機関に組している以上逃げられないし、大人しく受け入れるつもりだった。
それでも今回の観衆の下での強制排泄は、僕の中に僅かながら残っていた
何かを壊していったようで。
ショックなのか涙が止まらない。酷く惨めだった。触れてくる全てに嫌悪感が抑えきれない。
腕の自由を奪われたままどんなに暴れた所で意味が無いのに、
僕は泣き喚く事を止められなかった。
いつになく抵抗を続ける僕に、愉しそうに彼らが笑う。
様々な液体でぬめる体に複数の手が這い回り、あちこちを弄り回し、爪を立て、抓られて。
すっかりほぐれているソコに指や性器が入り込む。
こんな状態でも慣らされている僕の体は浅ましく快楽を拾い上げ、
性器を虚空に向けてそそり立て何度も達した。

嫌悪感に泣いているのか、快楽によがっているのか、それすら判らなくなりながら
今死ねるのなら死んでしまいたいと心から思った。


──どんなに気の狂いそうな時間も決して永遠では無い。
全てが終わり、何事も無かったかのように身なりを整えられた僕は、
言いようのない全身の疲労に半ば眠りながらタクシーの後部座席に座り込んでいる。
何も言わない新川さんの心遣いが有難い。
やがて機関から宛がわれたマンションの一室に辿り着く。
結局僕の生活はどこまでも機関の掌の上なのだ。そんな無力感と共に床に蹲る。
そこへ狙い済ましたかのように携帯が鳴った。

驚きに震える手で携帯を見ると、彼からのメールだった。
内容は特に取り立てる事もないSOS団の日常に関する物だ。
機関での僕からSOS団での僕へ。一瞬で切り替えてくれたそのメールに
僕は先程までとは違う意味で涙が止まらなくなった──。