Anya Andersdotter-Going To Heat Loss
三週間もあのヒヒ親父と露地でイタす羽目になったけど、やっとAndrew Ryanのとこへの
行き方を漏らしてくれたわ。共振コアの三号機に共時的過負荷を生じさせる。まあ簡単。
さてあとの手筈は、一体全体、共時的過負荷が何か、もっと言えば共振コア三号が何なのか
割り出すだけってわけ!電気技師ならお茶の子ね。残念なのは私が婦人靴のデザイナーって
ことよ。Heat Loss管制室に行ってまだ息をしてる職工を捕まえれば、何か引き出せるかしら。

Pablo Navarro-Getting A Break
今日店に入って来たスケは見ない顔だったが…そそる女振りの上にめかし込んでてな。
一向に手の内を明かそうとしないんだが、あくどい男の手に掛かるのをがっこの坊(ぼん)みたく
黙って見てる法もあるまい。磁気式の錠がどうとかそんなことばかり訊いてたぜ。
俺は気のない振りをしたが、奴さんも心得たもんさ。ご開帳していただいたんで
俺もKyburzの道具屋まで手引きしてやったよ。Raptureはイカレちまったが、
大いなる連鎖って奴もまだたまにはおこぼれを下さるんだな。

Andrew Ryan-A Man And A Parasite
人と寄生虫との違いはどこに在るのか?
人は建設をなす。寄生虫は言う、「俺の取り分はどうなってる?」
人は創造をなす。寄生虫は言う、「近所の目は大丈夫だろうか?」
人は発明をなす。寄生虫は言う、「神様の足先を踏み付けにせんよう戒むことだ…」

Andrew Ryan-Great Chain Moves Slowly
往来での殺生?確かにある。軽卒な肉体改造による絶命?そうなる者のあることも否みがたい。
だが私は一切の布告をなさず、いかなる法も下知しない。大いなる連鎖はゆるゆると、しかし
英知と共に進むのだ。我々の忍耐の欠如こそが、大仰な政府という寄生虫を招き入れるものだ。
そして一度入り込んだが最後、都市の肉体は食い荒らされ続けることになる。

Andrew Ryan-Impossible Anywhere Else
海底に都市を建造する!狂気の沙汰だ。だが掴み掛かる寄生虫どもの触手から逃れるのに、
この他にどこがあるのか?その統制の目論見を受けぬ経済、その破壊の目論見を受けぬ社会を
他のどこに建造できるというのか?海底にRaptureを築くことが不可能なのではなかった。
ここ以外の如何なる場所に築くことも不可能だったのだ。

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最終更新:2007年09月26日 01:50