日記/2014年03月20日(THU)/今日のまとめ
2014-04-01









【ニュース記事一覧】

17年間停止裁判 打ち切りを判決 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140320/k10013128641000.html

17年間停止裁判 打ち切りを判決
3月20日 19時02分

平成7年、愛知県豊田市で66歳の男性と1歳の孫が殺害された事件で、殺人などの罪に問われ、裁判を受ける能力がない心神喪失状態だとして17年間にわたって審理が停止していた被告の裁判が20日、開かれました。
名古屋地方裁判所岡崎支部は、被告の回復は見込めないなどとして裁判を打ち切る異例の判決を言い渡しました。

この事件は19年前の平成7年5月、豊田市内の神社で散歩していた、近くに住む塚田鍵治さん(当時66)と孫で1歳の翔輝ちゃんの2人が刃物で刺されて殺害されたものです。
71歳の男が殺人などの罪に問われて、平成7年に初公判が開かれましたが、2年後に裁判を受ける能力がない「心神喪失」の状態とされ、その後、17年間にわたって審理が停止していました。
この裁判が20日、名古屋地方裁判所岡崎支部で開かれ、國井恒志裁判長は裁判を打ち切る判決を言い渡しました。
この中で、「精神鑑定の結果などから、被告は裁判を受ける能力がなく、回復は見込めない」と指摘したうえで、「審理の停止を続けることは、迅速な裁判を受ける被告の権利を侵害し、事件の真相を明らかにするという裁判の目的にも反する。審理の再開が見込めない場合、手続きを打ち切るのが裁判所の責務だ」と述べました。
殺人事件の裁判が17年間にわたって停止されて、打ち切られるのは極めて異例です。


遺族「司法に対して怒り」

裁判を傍聴した、父親と息子を殺害された塚田克明さん(51)は「ある程度の想像はしていましたが、結果に対して悲しくて悔しい気持ちです。司法に対しては怒りしかありません。誠実な対応ではなかったと思っています」と話しました。


弁護側「裁判所の決断に敬意」

被告の弁護を務める伊神喜弘弁護士は「被告の今の状態からみて当然とはいえ、裁判所の決断に敬意を表したい。一方で結論が出るまで時間が長すぎたと思う」と話しています。


検察側「上級庁と協議」

名古屋地方検察庁の大図明次席検事は「今回の公判手続きの打ち切りについては、法律上、明文の根拠がない。事案の性質に鑑み、このような措置が許されるのか、上級庁とも協議し適切に対処する」とコメントしています。


専門家「踏み込んだ判断」

判決について、南山大学法科大学院の丸山雅夫教授は、「裁判が17年も動かないのは異例なことで、被告にとっても遺族にとっても宙に浮いた状態が続いてしまう。一方、2人が殺害されており、検察は起訴を取り消しづらい。そういったなか、裁判所が裁判を打ち切ったというのは、かなり踏み込んだ判断だと思う」と話しています。






貨物船衝突事故 8人依然不明 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140320/k10013136721000.html

貨物船衝突事故 8人依然不明
3月20日 20時23分

神奈川県三浦市の沖合の浦賀水道で、貨物船どうしが衝突した事故で、第三管区海上保安本部は、20日も沈没したパナマ船籍の乗組員8人の捜索を行っていますが、事故から2日半余りがたった今も依然として行方は分かっていません。

18日、神奈川県三浦市の沖合の浦賀水道で、パナマ船籍の貨物船「ビーグル3」1万2630トンと、韓国船籍の貨物船「ペガサス・プライム」7406トンが衝突し、「ビーグル3」が沈没しました。
「ビーグル3」には中国人の乗組員20人がいて、このうち11人は救助されましたが、46歳の機関長が死亡しました。
行方が分からなくなっている53歳の船長ら8人は、20日の捜索でも見つからず、第三管区海上保安本部は、引き続き夜を徹して捜索を続けるとともに、双方の乗組員から話を聴くなどして、事故の原因を調べています。






路上生活者襲撃 少年らに判決 大阪 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140320/k10013136971000.html

路上生活者襲撃 少年らに判決 大阪
3月20日 20時36分

おととし、大阪・梅田で路上生活者が相次いで襲撃され、67歳の男性が死亡した事件の裁判員裁判で、大阪地方裁判所は、殺人などの罪に問われた少年4人に傷害致死の罪を適用し最長で懲役5年以上8年以下の判決を言い渡しました。

おととし10月、大阪・梅田で、路上生活者が相次いで襲撃され、富松国春さん(当時67)が死亡した事件では、大阪市内に住む18歳の少年4人が殺人などの罪に問われました。
少年の弁護士らは、殺意を否認し「少年院に送る保護処分が妥当だ」と主張していました。
判決で、大阪地方裁判所の岩倉広修裁判長は「おととし10月から相次いで路上生活者を襲撃した際、暴行を受けた男性が翌日、普通に歩く様子を目撃した経験などから、富松さんが死ぬとは思わなかったとしても不自然ではない」などと指摘し、殺人ではなく傷害致死の罪を適用しました。
そのうえで「何の落ち度もない路上生活者を襲った犯行の動機や経緯は悪質で刑事処分が相当だ」として、犯行を計画し主導的な役割を果たした少年2人に懲役5年以上8年以下、従属的に関わった2人に懲役5年以上7年以下と懲役3年6か月以上5年以下の判決を言い渡しました。





北陸の海岸でウミネコ大量死 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140320/k10013131741000.html

北陸の海岸でウミネコ大量死
3月20日 18時03分

石川県珠洲市と富山県射水市の海岸で、大量のウミネコが死んでいるのが見つかりました。
石川県と富山県は、鳥インフルエンザの簡易検査を行いましたが、いずれも陰性だったということで、ウミネコが死んだ原因をさらに調べています。

19日午後3時半ごろ、石川県珠洲市の海岸で大量の鳥が死んでいるのを地元の人が見つけました。市や警察が確認したところ、海岸線およそ600メートルにわたって250羽余りのウミネコが死んで流れ着いていました。
石川県は、現場から一部を回収し、鳥インフルエンザの簡易検査を行いましたが、すべて陰性だったということです。
また富山県射水市の海岸でも、19日午後6時半ごろ、「海鳥が死んでいる」と地元の人から富山県に連絡がありました。
県の職員が確認したところ、海岸線およそ500メートルにわたって18羽のウミネコが死んでいるのが見つかりました。
富山県は18羽すべてを回収し、このうち2羽について鳥インフルエンザの簡易検査を行いましたが、いずれも陰性だったということです。
ウミネコは、全長50センチほどの東アジアに広く生息するカモメ科の鳥です。
環境省によりますと、野生の鳥の大量死については、有害な物質を食べたことによる中毒死などが主な原因として考えられるということですが、石川県と富山県によりますと、今回ウミネコが死んだ詳しい原因は分かっておらず、さらに調べることにしています。





密輸の覚醒剤押収量 過去最多 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140320/k10013121931000.html

密輸の覚醒剤押収量 過去最多
3月20日 14時26分

去年1年間に海外から密輸されて警察が押収した覚醒剤は800キロ余り、末端の密売価格で570億円分に上り、過去最多となりました。

警察庁によりますと、去年1年間に海外から密輸されて押収した覚醒剤は816.1キロで、平成14年に統計を取り始めて以来、最も多くなりました。
末端の密売価格では570億円分に上ります。
中でもバッグなどに隠して航空機や船で持ち込む、いわゆる「運び屋」からの押収は増加傾向にあり、去年は291.9キロとこれまでで最も多くなりました。
「運び屋」の手口では、バッグの側面を加工して作った隙間に隠したり、手荷物で持ち込む錠剤に見せかけたり、さらに太ももにテープで巻きつけて密輸しようとしたケースもあったということです。
密輸元は33か国に上り、国別ではメキシコが19件と最も多くなり、インドは16件で前の年の3件から急増しました。
日本では覚醒剤の密売価格がほかの国と比べて高いということで、警察庁は海外の犯罪組織が摘発を逃れようとさまざまな国を経由して日本に密輸しようとしているとみて、空港や港などでの警戒を強めています。






DV相談 4万9000件超 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140320/k10013116121000.html

DV相談 4万9000件超
3月20日 11時13分

去年、全国の警察に寄せられた夫婦間の暴力、DV=ドメスティックバイオレンスの相談や通報は4万9000件を超え、平成13年に防止法が施行されて以来、最も多くなりました。

警察庁によりますと、去年1年間に全国の警察に寄せられたDVに関する相談や通報は4万9553件と、前の年より5583件、率にして12.7%増加し、平成13年にドメスティックバイオレンス防止法が施行されて以来、最も多くなりました。
DVに関係する検挙は4405件に上り、罪名別では、傷害が1999件、暴行が1771件、脅迫が97件、殺人と殺人未遂は合わせて61件でした。
被害者の93.4%が女性で、20代から40代が全体の78%を占めています。
被害者と加害者の関係をみると、離婚したあとに被害に遭ったケースも9.8%ありました。
警察庁は、ストーカーの被害と同じように、恋愛感情のもつれをきっかけとした暴力は気付かないうちに殺人などの重大な事件に発展するおそれが大きいとして、できる限り早い段階で警察に相談するよう呼びかけています。






ストーカー相談 2万件超える NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140320/k10013116111000.html

ストーカー相談 2万件超える
3月20日 11時13分

全国の警察に去年寄せられたストーカー被害の相談や通報は2万件を超え、過去最多になりました。
加害者の逮捕も1700件を超え、警察庁はストーカーによる凶悪な事件が起きたことを受けて、全国の警察が積極的な対応を進めた結果だとしています。

警察庁のまとめによりますと、去年1年間に全国の警察に寄せられたストーカー被害の相談や通報は2万1089件で、初めて2万件を超え過去最多となりました。
加害者の検挙は1889件で、罪名別では、つきまといや交際の要求などストーカー規制法違反が402件で最も多く、脅迫が286件、住居侵入が263件、傷害が227件などでした。
また検挙の中でも、身柄まで拘束する逮捕は1716件で、このうち去年11月と12月に340件と2か月間に急増しています。
警察庁は、去年10月に東京・三鷹市で起きたストーカー殺人事件を受けて、全国の警察が加害者への積極的な対応を進めた結果だとしています。
ストーカー対策を巡っては、これまで主に担当してきた生活安全部門に刑事部門を加えた専門チームを設置するなど、新たな体制の整備が今年度中にすべての警察本部で完了するということで、警察庁は被害を未然に防止するための対策を一層、強化することにしています。





硫黄島で戦没者の遺族が追悼式 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140320/k10013111781000.html

硫黄島で戦没者の遺族が追悼式
3月20日 4時20分

太平洋戦争の末期、日本軍とアメリカ軍の間で激しい戦闘が行われた小笠原諸島の硫黄島で、19日、日米双方の戦没者の遺族などおよそ270人が参列して追悼式が行われました。

硫黄島では、太平洋戦争末期の昭和20年2月から3月にかけて、日本軍とアメリカ軍の間で激しい戦闘が行われ、日本側でおよそ2万1900人、アメリカ側でおよそ6800人が犠牲になりました。
19日、硫黄島で行われた追悼式には、日米双方の戦没者の遺族や政府関係者などおよそ270人が参列しました。
この中で、遺族でつくる硫黄島協会の寺本鐵朗会長は「硫黄島の戦いはしれつを極めた悲惨な戦いだった。今日の平和と繁栄は国を愛する勇敢な戦士たちの犠牲の上に成り立っていることを忘れてはならない」と追悼の言葉を述べました。
また、遺族の樋口善一さんは式に先立って、元アメリカ兵のオーウェン・エージェンブロードさんから、父・満さんの名前が書かれた、かみそりを受け取りました。かみそりは、オーウェンさんが硫黄島で拾い、69年間持ち続けていたということで、樋口さんは「驚きとうれしさでいっぱいで、涙が出ました」と話していました。
式のあと、参列した人たちは、激しい戦場となった摺鉢山や日本軍が地下に作った壕などを訪れ、石碑に水をかけたり、手を合わせたりしていました。






琴欧洲が会見「悔いはない」 NHKニュース

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琴欧洲が会見「悔いはない」
3月20日 16時41分

大相撲で、ヨーロッパ出身として初めて大関になった琴欧洲が現役を引退し、「優勝もできて悔いは残っていない」と心境を語りました。

琴欧洲は、日本相撲協会に引退を届け出たあと、師匠の佐渡ヶ嶽親方とともに春場所が開かれている大阪市内で記者会見しました。
琴欧洲は、「去年の九州場所で痛めた左肩のけがなどで思うように動けなくなっていた。今場所の10日目に、ずっと一緒に稽古してきた横綱に負けたときにその日が来たと思った。勝負のあと、横綱の顔を見ることができなかった」と話し、10日目の横綱・白鵬に敗れた一番をきっかけに引退を決意したと涙を流しながら話しました。
そのうえで、「日本に来て相撲取りになってよかった。何回もけがをしたが、優勝もできて悔いは残っていない」と今の心境を語りました。
引退後は琴欧洲親方として後進の指導に当たる予定で、「親方の仕事は右も左も分からないが、しっかり勉強して自分を越える弟子を育てたい」と意気込みを話しました。






新年度予算成立 与野党が談話 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140320/k10013138101000.html

新年度予算成立 与野党が談話
3月20日 21時02分

一般会計の総額が過去最大となる新年度・平成26年度予算が成立したことについて、与野党がそれぞれコメントしました。

▽自民党の石破幹事長は記者団に対し、「衆・参両共に十分な審議のうえで成立したものだ。予算を早期に成立させて執行することが景気の好循環を実現させ、消費税率が引き上げられても経済が回復基調から外れないようにするために必要なことだった」と述べました。
そのうえで石破氏は「今後の国会では、国の新たな『エネルギー基本計画』や、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉の進捗(しんちょく)状況、それに集団的自衛権などについて広く理解を得るための議論も必要だ」と述べました。
▽公明党の山口代表は、記者団に対し、「予算を早期に成立させられたことは、ねじれが解消した国会で、野党の協力を得て与党として頑張った結果だと思うし、予算を執行するために準備時間を確保できたのもよかった。後半国会では、成長戦略に関係する法案を早期に確実に成立させて、いち早く実施に移していきたい」と述べました。
▽民主党の海江田代表は、記者団に対し、「与党が数に頼って強引な国会運営をしてきたのに対し、野党共闘があまり進まなかったのが残念だ。国会はこれで終わりではなく、集団的自衛権の行使や小松内閣法制局長官を巡る問題などを引き続き追及し、野党連携を模索していきたい」と述べました。
▽日本維新の会の片山参議院議員団会長は、記者団に対し、「予算は財政再建への配慮がなく、社会保障の改革に向けた切り込みも不十分だったにもかかわらず、野党の共闘がうまくいかず、早期成立を許したことは反省点だ。後半国会は集団的自衛権の問題などがテーマになるので、反省点を踏まえながら論戦に臨みたい」と述べました。
▽みんなの党の渡辺代表は記者団に対し、「成立した予算は、消費税率の引き上げを前提としているが、それによる景気の腰折れが懸念され、追加の金融緩和や規制緩和を本気で打ち出す必要がある。野党であっても正しいことを言い続ければ政府の政策に取り入れられるので、さまざまな場面で安倍総理大臣に働きかけていく」と述べました。
▽共産党の志位委員長は記者会見で、「国民には大増税をして、社会保障を切り捨てておきながら、大企業への減税と軍拡、巨大開発を進めており、国民の暮らしと日本経済に大きな災いをもたらす予算だ。今の経済情勢で、消費税率を引き上げれば大失政の引き金を引くことになり、最後まで反対して戦い抜く」と述べました。
▽結いの党の小野幹事長は記者団に対し、「『一強多弱』の国会で、野党の足並みがそろわず、追及する論点がまちまちになり、政府・与党側の日程にしたがって淡々と予算成立につなげてしまった。後半国会は、安倍政権の前のめりになっている政局運営に対して野党が一致して、ただすものはただし、止めるものは止める国会にしなければならない」と述べました。
▽生活の党の鈴木幹事長は、記者会見で、「過去最大級の予算が史上3番目の早さで成立したが、審議時間は十分でなかった。『成立したから終わり』ではなく、党を挙げて使い方を徹底的にチェックしていく。野党連携がうまくいかなかったことは忸怩(じくじ)たるものがあり、今後は『小異を捨てて大同につく』姿勢を示したい」と述べました。
▽社民党の吉田党首は、記者団に対し、「消費税を増税する一方、復興特別法人税は前倒して廃止するなど、国民に厳しく、大企業に優しい、『国民生活破壊予算』だ。審議は不十分であり、まだ時間があるのに、きょう採決に至ったことは極めて残念だ。野党が十分結束できなかった点を反省しなければならない」と述べました。





日朝が非公式協議 拉致問題など意見交換 NHKニュース

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日朝が非公式協議 拉致問題など意見交換
3月20日 4時20分

中国で行われている日本と北朝鮮の赤十字会談に合わせて、19日夜、双方の外務省の担当課長が非公式に協議し、焦点の局長級協議の再開や拉致問題の解決に向けた取り組みなどを巡る、突っ込んだ意見交換が行われたものとみられます。

日本赤十字社と北朝鮮の朝鮮赤十字会の会談は、およそ1年半ぶりとなった今月3日に続いて、中国の瀋陽で19日から2日間の日程で行われています。
これに合わせて、会談に同席した日朝双方の外務省の担当課長は、19日夜、非公式に協議しました。
協議の内容は明らかになっていませんが、北朝鮮外務省のユ・ソンイル日本課長は記者団に対し、「改めて日本側と意見交換をしないといけない。2日目の会談が終わったあとに、内容をお伝えする」と述べており、焦点のおととしから途絶えている局長級協議の再開や、拉致問題の解決に向けた取り組みなどを巡って突っ込んだ意見交換が行われたものとみられます。
一方、日朝の赤十字会談では、終戦前後に、朝鮮半島から引き揚げる途中で、現在の北朝鮮領内で亡くなった日本人の遺骨の返還などが話し合われました。
会談のあと、日本赤十字社の田坂治国際部長は記者団に対し、「実質的で真摯(しんし)な議論が行われた。2日目の会談もあるが、何らかの成果を発表したい」と述べ、一定の前進があったという認識を示しており、2日目20日の会談で、具体的な合意を目指すことにしています。






アフガン 警察署襲撃され警官ら11人死亡 NHKニュース

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アフガン 警察署襲撃され警官ら11人死亡
3月20日 21時40分

アフガニスタン東部で、警察署が武装グループに襲撃されて警察官ら11人が死亡し、来月の大統領選挙が近づくにつれ、治安の悪化が懸念されています。

アフガニスタン東部の主要都市、ジャララバードで20日朝、武装した7人のグループが警察署の入り口で爆発物を爆発させたあと、敷地内に侵入し、警察官と3時間にわたって銃撃戦になりました。
地元の警察によりますと、この爆発と銃撃戦で、警察署の署長を含む警察官10人と近くにいた市民1人の合わせて11人が死亡、15人がけがをしました。
警察署を襲撃した武装グループのメンバー7人は全員死亡し、事件のあと、反政府武装勢力タリバンが犯行を認める声明を出しました。
現場は、近くに州知事の事務所などがあるジャララバードの中心部で、当時、厳重な警備態勢がとられていました。
アフガニスタンでは来月5日に大統領選挙を控えていますが、タリバンは、候補者や運動員などに加え、治安の維持に当たる警察なども攻撃の標的にすると宣言していて、投票日が近づくにつれて治安の悪化が懸念されています。





ウクライナ ロシアに対抗姿勢 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140320/k10013135151000.html

ウクライナ ロシアに対抗姿勢
3月20日 19時20分

ロシアが、ウクライナ南部のクリミア自治共和国を自国領とする動きを加速させていることに対し、ウクライナの暫定政権は旧ソビエト諸国で作るCIS=独立国家共同体から脱退する方針を示すなど対抗姿勢を強めています。

ウクライナのパルビー安全保障会議書記は19日、旧ソビエト諸国で作るCIS=独立国家共同体から脱退する方針を明らかにしました。
これを受けてウクライナ外務省は、CISについて、「ロシアの国益を実現するための道具として使われている」として、ことし1年間ウクライナが務めることになっている議長国のポストを返上すると発表しました。
さらにウクライナの議会は20日、「クリミアはウクライナの一部であり、占領者から解放するための戦いを続ける」とする決議を採択して国際社会に支援を呼びかけるなど、ロシアへの対抗姿勢を強めています。
一方、ロシア政府と議会は20日、議会下院でクリミアの編入に関する条約を批准したあと、今週中に編入の法的な手続きを完了する構えで、クリミアを自国領とする動きを加速させています。
こうしたなか、国連のパン・ギムン事務総長は20日、モスクワを訪れてプーチン大統領やラブロフ外相と会談する予定で、事態打開を働きかけるものと見られます。


クリミアでは「ロシア化」進む

クリミアでは、自治共和国政府が来月1日以降、通貨をウクライナのフリブナからロシアのルーブルに切り替える方針を示したほか、地元の移民当局は19日からロシア国籍の取得に向けてロシアのパスポートを申請の受け付けを開始し、急速に「ロシア化」が進んでいます。
こうしたなか、ウクライナの銀行では、市民の間で取り付け騒ぎが広がることを懸念して現金の引き出しを1人当たり1日500フリブナ(日本円で5000円余り)に制限したことから、各地のATM=銀行自動預け払い機の前では連日、長蛇の列ができています。
クリミアの中心都市シンフェロポリにあるウクライナ最大の商業銀行「プリバトバンク」のATM前で現金を引き出しにきた男性の1人は「1時間も待って、ようやく手にしたのがこれだけでは生活ができない。今後どうなるのか不安だ」と話していました。





米大統領「軍事行動とらない」 NHKニュース

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米大統領「軍事行動とらない」
3月20日 12時21分

ロシアがウクライナのクリミア自治共和国の編入を決め、欧米とロシアとの緊張が高まるなか、アメリカのオバマ大統領は、事態を解決する手段として、「軍事行動をとるつもりはない」と述べ、アメリカとしてはヨーロッパ各国や日本など共に外交を通した解決を目指す姿勢を強調しました。

オバマ大統領は19日、ホワイトハウスでアメリカのテレビ局のインタビューに答え、この中で「われわれは、ウクライナで軍事行動をとるつもりはない」と述べ、アメリカとしてはウクライナを巡るロシアとの対立を軍事力によって解決する考えはないことを強調しました。
そして、「われわれは今、あらゆる外交手段を使って国際的な連携を強め、ウクライナの運命は国民みずからが決めるという明確なメッセージを送っている」と述べ、ヨーロッパ各国や日本などと連携して、外交を通じた解決を目指す姿勢を示しました。
そのうえでオバマ大統領は「現在の状況が続くかぎり、われわれはロシアへの圧力を強めていく」と述べ、ロシアがウクライナや欧米諸国との話し合いに応じるまで制裁を強めていく考えを示しました。さらにオバマ大統領は、ウクライナを巡るプーチン大統領の判断と行動について、「原因は彼の強さではなく弱さにある。ウクライナの国民がロシアだけでなく、欧米諸国とつきあいたいと言いだしたことが苦痛だったのだろう」と述べ、ウクライナで暫定政権が発足したことに危機感を感じたことが背景にあるという見方を示しました。





イスラエル シリアを報復空爆 NHKニュース

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イスラエル シリアを報復空爆
3月20日 0時58分

イスラエル軍は、隣国シリアにある複数の軍事関連施設を空爆したことを明らかにし、前日にシリア側から受けた攻撃で兵士が負傷したことへの報復だとしています。

イスラエル軍は19日、隣国シリアの南部で、イスラエルとの境界近くにある複数の軍事関連施設を空爆したことを明らかにしました。シリア軍によりますと、この攻撃によってこれまでに1人が死亡、7人がけがをしたということです。
空爆についてイスラエル軍は、前日に両国の境界付近をパトロールをしていたイスラエル兵4人が、シリア側から仕掛けられた爆弾によってけがをしたことへの報復だとしています。
イスラエルのネタニヤフ首相は閣議で「われわれを攻撃する者には反撃を加える」と述べ、自国に対する攻撃には武力を持って応じる構えを強調しました。
ただ、イスラエルはシリアとの戦闘が拡大してシリア国内で続く内戦に巻き込まれるのを警戒しており、報復の空爆は行いつつ規模を限定的にしたのは、敵対する両国の緊張がエスカレートするのを避けるねらいもあるものとみられます。






第1次大戦時の不発弾で2人死亡 ベルギー NHKニュース

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第1次大戦時の不発弾で2人死亡 ベルギー
3月20日 8時29分

第1次世界大戦の激戦地だったベルギー西部の都市で、およそ100年前の不発弾が爆発し、建設作業員2人が死亡、2人が大けがをしました。

ベルギー西部の都市、イーペルの工業地帯の工事現場で19日、およそ100年前の第1次世界大戦の不発弾が爆発しました。
地元の警察によりますと、この爆発で建設作業員2人が死亡し、2人が大けがをしたということです。爆発があった当時、作業員たちは昼休みだったということで、警察は不発弾が爆発した詳しい経緯を調べています。
イーペルは第1次世界大戦の際、連合国軍とドイツ軍が互いに激しい砲撃のなか、一進一退の攻防を続け、両軍で合わせて数十万人に上る犠牲者が出た激戦地として知られ、今も市内からは大量の不発弾が見つかっています。
ベルギー軍が処理した砲弾などの爆発物は、この4年間で600トン余りに上るということで、第1次世界大戦の終戦から100年近くがたった今も、不発弾は人々の生活を脅かしています。







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最終更新:2014年04月01日 14:41