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421:午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :sage:07/18(土) 22:56:35.25 ID:4G/NrbOxO (46) ID AA
唯「わーいみんな見てみて~手を触れずにギー太弾けちゃうよ~」
ギュィィーン
澪「凄い…ギターが宙を浮いてる…!」

紬「まぁ…フォークがねじ切れたわ…!」

律「すっげぇ!サイキッカーだ!」

唯「えへへ~今朝起きたらこんな風になってたんだぁ」エヘヘ

439:午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :sage:07/18(土) 23:08:49.56 ID:4G/NrbOxO (46) ID AA

唯「それだけじゃないよ!はぁっ!」ピタッ グッ!
シーン
律「…何したんだ?」

唯「隣を見てきたらわかるよ!」

澪「音楽準備室か、どれどれ…げっ」

紬「どうしたの澪ちゃん…あらまぁ」

律「お、音楽準備室の壁が崩れてる…!?」

唯「力をコントロールすれば壁の向こうの壁も壊せるんだぁ。ねね、凄いでしょ?」


448:なめたん ◆k05EaQk1Yg :sage:07/18(土) 23:16:13.70 ID:6ysErmYB0 (6) ID AA

澪「おいおいこの壁どうするんだよ…」

唯「あ!それも任せて!!はにゃーー!!」もりもり…

紬「まあ、壁がうねうねと…」

律「元に戻った!!」

唯「すごいでしょー?」

さあ皆さんも

452:午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :sage:07/18(土) 23:19:49.67 ID:4G/NrbOxO (46) ID AA
梓(そうか…唯先輩もサイキッカー)

梓(ふふ…まさか私のほかにも力に目覚めた人がいるなんて…!)

律「おーい梓~何ニヤニヤしてんだ?」

唯「ニヤニヤしてるあずにゃんもかわいい~!超能力で引き寄せて抱きつきっ!」クンッ ダキッ

梓「ひゃああ!?や、やめてください!(殺す!絶対に殺してやる!)」バシッ

唯「ぶー、あずにゃんたらぁ~」

梓「ひっ、ひぃぃ!(夜道には気をつけなさい…この部室にサイキッカーは二人もいりませんから…!)」

467:なめたん ◆k05EaQk1Yg :sage:07/18(土) 23:32:07.96 ID:6ysErmYB0 (6) ID AA
その夜

梓「とりあえずどうやって先輩を消し去れば…」

ブーン

梓「痛い!?…これは…テレパシー?」

唯(あずにゃんの気持ちは知ってるよ?ねぇ、なんでそんなこと思うの?)

梓(人の心を読むなんて…下衆・・・!)

唯(あずにゃん…そんな…私そんなつもりじゃ)

梓(先輩、明日死ぬんですから今の内に憂やご両親にお別れしといた方がいいですよ…)

488:なめたん ◆k05EaQk1Yg :sage:07/18(土) 23:45:03.39 ID:6ysErmYB0 (6) ID AA

明くる日

梓「予定通り来てくれましたね」

唯「あずにゃん…私…」

梓「ご家族に挨拶しましたか?遺書は書きましたか?墓場の確保はできましたか?」

唯「どっどうして私とあずにゃんが戦わないといけないの!?」

梓「戦う…?先輩、私と戦う気なんですか?」

唯「え?」

梓「私は先輩と戦う気なんてないですよ?」

唯「あずにゃん!ありが―――」

梓「無抵抗に殺されるんですから、こんなの戦いとは言いませんよ?」

予知能力…梓の行動を理解を超越した感覚

唯「あずにゃん!」

梓「よく避けられましたね…。ホントは今ので頭がキレイに粉微塵だったのに…」

492:なめたん ◆k05EaQk1Yg :sage:07/18(土) 23:50:13.78 ID:6ysErmYB0 (6) ID AA
梓「なるほど予知能力…一日でここまで目覚めちゃうなんて相変わらず才能の無駄遣いだけは…」

唯「やめてあずにゃん!こんなのダメだよ!!」

梓「どうしてですか?死にたくないですか?私には死という概念がよく理解できないんですけど…?」

唯「あずにゃんがそんなことしちゃダメだよお!!」

梓「今度は当たってくださいね。すぐ楽にしてあげますから…」

不可思議な力が唯に襲い掛かる

唯「うわわわ!!」

目に見える形での攻撃は微々たるもの

すでに二人は物理的支配から超越した情報戦を繰り広げている


496:なめたん ◆k05EaQk1Yg :sage:07/18(土) 23:55:22.23 ID:6ysErmYB0 (6) ID AA
唯「う!しまった!」

情報戦を制したのは梓

梓「先輩甘いですよ。この程度の処理でもたつくなんて…」

唯(体が動かないよぉ)

梓「私を中心とした半径10mが情報制御下ですから、あがいても無駄ですよ?」

唯(どっどうしよう!このままじゃ私…あずにゃんに…)

梓「このまま私の力でねじり切ってもいいんですけど…せめて綺麗な体のままあの世へ送ってあげます。」

勉強机の骨組みが変形しピストルになる

梓「これで心臓を打ち抜きます。大丈夫です、即死できますから。」

509:なめたん ◆k05EaQk1Yg :sage:07/19(日) 00:03:49.36 ID:C+xeAP390 (15) ID AA
音も立てずに放たれた弾丸は空気を切り裂き

唯「うわ!!…あれ?体が動くし喋ることもできる…?」

異界の化物に命中していた

梓「そんな…!まさかテリトリーに…」

唯「な…なに…?」

梓「唯先輩危ない!!」

瞬間異界の化物が放ったレーザーを梓が光の壁で防ぐ

唯「え?!あれ!?どうして」

梓「先輩はそこにいてください!!」

唯の予知能力も追いつかない速度で情報統制を行う梓

唯は再び行動不能に陥った

唯「あずにゃん!!」

梓「安心してください。先輩の構成情報を一時的に空間から除外したので動けないだけです」

唯「??」

梓「あの妖魔はこのテリトリーのみでしか存在を確立できない情報体…先輩は安全です」



577:なめたん ◆k05EaQk1Yg :sage:07/19(日) 01:01:05.58 ID:C+xeAP390 (15) ID AA

妖魔「お取り込み中悪いねぇ…けれど、憩いの時間はおしまいですよ?」

梓「消されたくなかったらさっさとこのテリトリーから消えるべきです」

妖魔「ああ、わかったよ。貴様を殺してからナァァッッッ!!!!」

580:なめたん ◆k05EaQk1Yg :sage:07/19(日) 01:11:34.67 ID:C+xeAP390 (15) ID AA
先ほどの戦いとは一転、刀を振り回す妖魔に対し梓は自分の体よりも大きい鎌を振り回していた

妖魔「死神が私に勝てますかね?ヒィ!ヒィヒィ!!」

奇声を発しながら梓に切りかかる妖魔

梓「っく!あなたのような存在を消し去る役目…他の人には任せられない!!」

だが次第にダメージが増えていく梓

唯との一戦により情報処理を莫大に行ったツケがここに来て致命傷となる

唯「あずにゃん!!!」

妖魔「ヒエエヒエエ!どうしましたか?ご自慢の制服が切り刻まれてボロボロですよ?」

梓「こんなことになるなら…」

妖魔「私が妖魔でよかったですね。もしあなたと同種族の暴漢だったらそのまま陵辱されたのですから…」

梓「唯先輩…ごめんなさい…」

妖魔「トドメですよ?カラミティエンド!!」

妖魔が梓の首目掛けて刀を下ろす

587:なめたん ◆k05EaQk1Yg :sage:07/19(日) 01:18:06.93 ID:C+xeAP390 (15) ID AA
梓「…え?」

振り下ろされた刀は地面を切りつけていた

妖魔「おっとーーーー!?」

妖魔混乱中

唯「あずにゃんへーき?」

梓「唯先輩!?どっどうやって動けるように…いや、どうやって私を…」

唯「ぎゅっ」

梓「わ!!こっこんな場面で抱きつかないでくだ」

唯「あずにゃんは1人で頑張っちゃだめ。私に任せて」

梓「え?」

597:なめたん ◆k05EaQk1Yg :sage:07/19(日) 01:23:37.98 ID:C+xeAP390 (15) ID AA
妖魔「驚きましたよ。そんなに速く動けますとはァねェェ?」

唯はビシっと指を妖魔に向け

唯「妖魔さん!!私に勝てると思うんなら一歩踏み出して、勝てないと思うんなら後ろに下がって下さい!」

妖魔「意味ぷーですねぇ」

唯「下がってくれたら逃がしてあげます!!」

もう一度びしっと指を突きつける

妖魔「付き合ってあげましょう。一歩前に出てあげます」

スぅ

一歩後ろに下がる妖魔

妖魔「?おかしいですね?一歩前に」

一歩下がる妖魔

唯「妖魔さんどうしたんですか!下がるってことは逃げるってことですか!」

598:なめたん ◆k05EaQk1Yg :sage:07/19(日) 01:25:22.51 ID:C+xeAP390 (15) ID AA

         ,. -‐'""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『おれは奴の前に一歩進もうと思ったら
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        いつのまにか一歩後ろに進んでいた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも 何をされたのか わからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \   催眠術だとか超スピードだとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの 片鱗を味わったぜ…
     ↑妖魔ポルポル君

605:なめたん ◆k05EaQk1Yg :sage:07/19(日) 01:30:28.85 ID:C+xeAP390 (15) ID AA
唯「でも悪い人はお仕置き!あずにゃん!!」

次の瞬間妖魔の背後に移動していた唯が妖魔を念力で押し出す

妖魔「おっとーーーー!?」

バランスを崩す妖魔に

梓「あるべき世界へ帰りなさい!!」

大ガマを一閃

妖魔は跡形もなく消え去った


611:なめたん ◆k05EaQk1Yg :sage:07/19(日) 01:36:20.42 ID:C+xeAP390 (15) ID AA
梓「先輩がまさか時空連続性を凍結する力…時を止める力まで使えるとは…」

唯「へへへーすごいでしょー?」

梓「驚きました…」

唯「驚いたのは私だよぉ!あずにゃんあんな妖魔といっつも戦ってたの?」

梓「はい…私のこの力は妖魔を見つけ出し排除するためのものなんです…。それがどういうわけか唯先輩にまで移って…」

唯「そうなんだ…」

梓「対抗剤を打ち込むためには先輩の精神を不安定か無防備状態にしないとダメだったので…」

唯「それで私を殺すーなんてバイオレンスになったんだね!」

梓「ごめんなさい…」

唯「でも!だったらどうして妖魔と一緒に戦おうって言ってくれなかったの!?」

梓「そっそれは…先輩を…巻き込みたく…傷つけたくなかったからです…」

唯「あずにゃん…」

619:なめたん ◆k05EaQk1Yg :sage:07/19(日) 01:43:28.47 ID:C+xeAP390 (15) ID AA
梓「私のこの力が周りをいつも不幸にしちゃうんです…だから軽音部の皆さんにはご迷惑をおかけしたくはなかったのですが…」

唯「もう遅いよあずにゃん!だって知っちゃったから!!これからは私も一緒に戦うよ!!大丈夫だよ!!私はなんたって時間を操れるんだから!!」

梓「唯先輩…ありがとうございます…」

唯「これからは1人で戦わせないよ♪ぎゅーーー!!」

梓「くっ苦しいですよ唯先輩…」

唯「ふふふー☆」

梓(唯先輩…本当にありがとうございます…私…ずっと先輩と一緒にいたいです…だから)

梓「――――!」

唯「ふえ…?」

こてん…唯は倒れた

梓「眠ってください…そして…全てを忘れてください。」

621:なめたん ◆k05EaQk1Yg :sage:07/19(日) 01:44:28.40 ID:C+xeAP390 (15) ID AA
翌日
唯「おはようあずにゃん!」

梓「おはようござ…っていきなし抱きつかないで下さい!!」

律「じゃーお茶にしよーぜー」

紬「今日はショートケーキよ♪」

唯「わーい!私いちご大好きー!」

澪「おい!食べるのは後にして練習しよう!」

唯「えー!ケーキ食べたーい!」

澪「唯!校内ライブが近いんだぞ!!」

唯「食べたらすぐやるからー」

澪「先にするの!梓からも言ってやってくれ…」

梓「たったまにはお茶もいいと思います…」

澪「そうそうギターの練習をし…へ?」

梓「唯先輩!ケーキたくさん食べたら練習しますからね!」

唯「うん!あずにゃん!!」

スリスリ

624:なめたん ◆k05EaQk1Yg :sage:07/19(日) 01:45:34.80 ID:C+xeAP390 (15) ID AA
律「なんだ梓ー、今日は唯に甘いなーんー?」

梓「きっ気のせいですよ!!ほっほらムギ先輩!早く唯先輩にケーキを渡してあげてください!」

紬「は~い♪」

澪「…さみしい…」

唯「あずにゃんもほら!あーんして!」

梓「はっ恥ずかしいことはしません!」

唯「いいじゃんいいじゃん!」

すりすり

梓「もっもう…先輩ったら…」

紬「うふふふふふふふふ♪」

梓(私、これからも先輩と一緒にいたいから…だから絶対負けません!それに、もう私は1人じゃないですよ…先輩!)