※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

172:午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :sage:07/15(水) 17:47:48.81 ID:2CkDyn98O (36) ID AA

ゆうやけりっちゃんにっき
最終話『みおちゃん!』

りつ「ん~…あともうちょっとで四年生かぁ」

みお「一年たつのって本当に早いよね」

りつ「じゃあ三年後にはおばあちゃんだね!」

みお「おいおい、そりゃないだろう」

りつ「へへ、そうだよね!…お、歩道の先にいるのはお母さんだ!ちょっと行ってこよう!」タタタッ

みお「あっりつ、待ってよぉ…」タタッ
パパァァーーーーー!!!!
キキーーーッ ドン
りつ「…みおちゃん?」





りつ「みおちゃん!!!!!」

177:午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :sage:07/15(水) 17:58:22.47 ID:2CkDyn98O (36) ID AA
♪♪♪♪病院♪♪♪♪
りつ「うう…みおちゃん…」グスッ

みお「り……つ………」

りつママ「澪ちゃん駄目よ、おとなしく寝てなさい!」

りつ「そうだよ!無理しちゃ駄目だよ!」

みお「いいの……たぶん、もう駄目だと思うし………」

りつママ「澪ちゃん!そんなこと言ったら駄目よ!私だって律がそんなこと言ったら…うっ…」ポロッ…

りつ「うわあああん!ごめんなさい!ごめんなさい!」ダッ!

りつママ「あっ律!?」

183:午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :sage:07/15(水) 18:03:05.57 ID:2CkDyn98O (36) ID AA
♪♪♪♪駄菓子屋♪♪♪♪
おばあちゃん「おや、いらっしゃいりっちゃん…澪ちゃんは?」

りつ「それが…私のせいで…ひっく…」

おばあちゃん「…ふむ、じゃあこれあげるから落ち着きな」スッ

りつ「いらないよ、アメなんて!」バシッ

おばあちゃん「いたた…」

りつ「あっ………」

りつ「…………!」ダッ!

194:午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :sage:07/15(水) 18:09:49.96 ID:2CkDyn98O (36) ID AA
♪♪♪♪橋の上♪♪♪♪
りつ「もう…だめだ…」

りつ「きっと、おばあちゃんにも嫌われちゃった…」ヌギヌギ

りつ「よし、靴をそろえて…ふふ、まだ寒い時期だし冷たいだろうなぁ、川の水も」

りつ「ごめんね、お母さん…駄目な娘で…」ヨジヨジ

りつ「よし、飛ぶか…」





こまちゃん「♪~♪~」

こまちゃん「ん、あれは…田井中!?」ダッ

199:午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :sage:07/15(水) 18:16:31.17 ID:2CkDyn98O (36) ID AA
りつ「せーのっ」ピョン

こまちゃん「待てえええええ!」ギュダダッ!ガシィ!!

りつ「!?」

こまちゃん(ハァ、ハァ…今までの人生で一番力使ったな…)「何やってんだお前!」

りつ「こまちゃんには…こまちゃんにはわかんないよ!」

こまちゃん「それはお前が何も言わないからだろ!」

こまちゃん「さぁ話せよ、俺だって教師だ相談には乗ってやる」

206:午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :sage:07/15(水) 18:29:02.99 ID:2CkDyn98O (36) ID AA
♪♪♪♪説明後♪♪♪♪
こまちゃん「…なーんだそんなことか」

りつ「そんなことって何だよ!」

こまちゃん「まぁお前の言うとおり、お前も悪いかもしれん」

こまちゃん「でも、それを言ったら急に飛び出した秋山も悪いんだぜ?…まぁお前もそうだが」

りつ「じゃあ…」

こまちゃん「まぁ待て、人間ってのは邪な心の固まりなんだ」

こまちゃん「つまりさ、みんな悪い奴でいい奴なんていないようなもんなんだよ」

こまちゃん「だからお前はそんなに悩む必要はないんだ。」

りつ「先生、それじゃおまわりさんも悪い人ってことに……」

こまちゃん「こまけえことはいいんです」

りつ「…はい」

208:午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :sage:07/15(水) 18:37:59.76 ID:2CkDyn98O (36) ID AA
こまちゃん「まぁとりあえずさ、病院行ってこいよ病院。たぶんそんなたいしたことないだろうし」

こまちゃん「元気なガキほど丈夫、っていうだろ?なっ」

りつ「生徒をガキ呼ばわりとは…」

こまちゃん「こ ま け え こ と は (ry」

りつ「…はい」

221:午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :sage:07/15(水) 19:10:26.30 ID:2CkDyn98O (36) ID AA
病院に帰ってみると、澪ちゃんは何だか元気そうだった
あれだけ心配したのになんか拍子抜けしたからいっぺんひっぱたいてみた
痛そうにしてたけど、何だか笑ってた
何だかよくわからないけど、私も笑うことにした
まったく、いたずら好きだなぁ澪ちゃんは…








りつママ「律ー、朝よー」

りつ「ふぁーい…あれ、カレンダーがもう四月に…夢だったのかな」


224:午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :sage:07/15(水) 19:17:41.07 ID:2CkDyn98O (36) ID AA
りつママ「まったく…そんなんで四年生になったなんて大丈夫?」

りつ「は?四年生?もう?」

りつママ「まぁいいから学校いきなさい。ほら」

りつ「え?みおちゃんは?」

りつママ「誰よその子?」

りつ「……なんでもない!行ってきまーす!」

そして、私は学校に到着する
窓際の席には、夢で見たあの子が本を読んでいた

みお「………」ペラッ

りつ「………」ウズウズ

みお「……………」ペ…ペラッ

りつ「何読んでるの!?」ガタンッ

みお「!?」





おしまい