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810:あいす ◆/BV3adiQ.o :07/16(木) 19:53:17.99 ID:ZNNb0V+h0 (60) ID AA

 ある晴れた日
「やっぱりあいすはおいしいねぇ~」
「はぁ、そうですか」
 私は唯先輩と一緒に喫茶店へと来ている。
「あずにゃんも食べればいいのに~」
「いえ、ちょっと今ダイエット中なので遠慮しておきます」
「え~? そんなこと気にしてちゃ人生楽しめないよ~?」
「女の子なら普通気にしますよ」
 はぁ。先輩はこういうところに無頓着なのが玉の瑕なんだよな……。
 今までに数回やったけど、確かに体系が変わってるようには見えないけど……。
 というか先輩、行為の時にはほんとかわい……おっと。
「とにかく私は食べませんから」
「えぇ~? おいしいのにぃ~」
「どんなに可愛く言っても無駄ですよ」
 ……ちょっと揺れたのは秘密にしておこう。
「あ、わたし可愛かった?」
「え」
 まさかまた無意識にとんでもない事を言ってしまったのだろうか。
 ……恥ずかしい。

814:口直しにあいす ◆/BV3adiQ.o :07/16(木) 20:06:43.26 ID:ZNNb0V+h0 (60) ID AA

「やった~! あずにゃんに可愛いって言ってもらえたぁ」
「ちちちがいますよ!? 今のは口が滑っただけであってそういう意味では――あ」
 やばいまた墓穴。
「やっぱりそう思ってくれてたんだぁ~! あずにゃん大好き――あ」
 そう言って抱きついてこようとしたけど、机が邪魔して無理だったみたい。
 ……ちょっと残念。
「ぶぅ~……。そうだ、はいあ~ん」
「あ~ん」
 スプーンを出されたのでぱくりと食べる。
「――おいしい」
 口の中で広がる柚子の味がいつまでも残っている感じ。
「あ、食べてくれた」
「へ」
 何かやってしまったのだろうか。

815:あいす ◆/BV3adiQ.o :07/16(木) 20:08:53.41 ID:ZNNb0V+h0 (60) ID AA
「やっぱりあ~んは有効だね! あれだけ嫌がってたあずにゃんが食べてくれたんだもん~」
 嫌がってた……あ。
「ああああああああ!? ちょ、先輩、何してくれてるんですか!?」
 やってしまった……これでまた体重が……。
「いいじゃんいいじゃんそんなに気にする必要無いよ~?」
「それは先輩だけですっ!」
 まったく。先輩は自分の体質がどれだけ貴重なのかを自覚してないのだろうか。
「だいじょうぶだよぉ~。それに太ってもアレやれば痩せるって聞くよ?」
「……えっ?」
 ――今、先輩がとんでもないことを言ったような気がするんだけど。
「だから、アレだよ~。いっつもやってるじゃない~」
「――あああ!? それ以上の発言は止めてくださいよおおおお!!!!?」
「え~? どうして~?」
「どうしてでもです!」
 ……しかし、確かにそれも一理あるかもしれない。


 ――食べ終わったら唯先輩の家に行こう。



Fin