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230 :「赤い糸だね」と君が言ったから六月二七日はムナゲ記念日(大阪民国):2009/07/26(日) 01:08:38.25 ID:QMjU4vQg0
 12月24日、クリスマスイブ。
「クリスマスだね~」
「そうだね、今年も軽音部の人たちとパーティ?」
 たまにはお姉ちゃんと二人っきりで過ごしたいけど……。
「や~今年はみんな用事があるらしくてね~」
「そうなんだ」
 ――神様、ありがとうございます。
「ん~? 憂、何してるの?」
 祈りを捧げる私に疑問を持ったのか、お姉ちゃんがそんなことを聞いてきた。
「ちょっと感謝を」
「へ~」
 ……まぁ意味解らないだろうしこれが普通の反応だよね。
「それじゃ、今年はお姉ちゃんと二人っきりだね」
「そだね~」
 お姉ちゃんはすっかりだらけきってるなぁ。
 かわいいんだけどもうちょっと動いてほしいなぁ。
「うれしい?」
「ん~?」
 だから、お姉ちゃんに質問してみる。
「私と二人っきりで過ごせて、お姉ちゃんはうれしいのかなって」
「……」
 反応がない。
 ちょっと直接的過ぎたかな……。
「お、お姉ちゃ――」
「もちろん、うれしいに決まってるよ」
231 :ゆいういでクリスマスとか ◆Z/Yf8N8jXI (大阪民国):2009/07/26(日) 01:09:40.58 ID:QMjU4vQg0
 ――へ?
「う、うれしいの?」
 自分の耳が信じられなくて、ついつい聞き返してしまう。
 すると――
「うれしいよ~」
 ――そんなことを言いながら、お姉ちゃんが抱きついてきた。
「わわっ」
 当然私はびっくりしてしまう。
「お姉ちゃん?」
「憂はあったかいね~」
 すりすり。
 声をかけると、お姉ちゃんは私に身体を摺り寄せてきた。
 というか――
「――マーキング?」
「ふぇ?」
 お姉ちゃん、よく梓ちゃんのことを猫っぽいって言うけど、お姉ちゃんのほうがもっと猫っぽいよ……。
 なでなで。
 そんなことを考えながら、お姉ちゃんの頭を撫でてあげる。
「ふにゃぁ~」
 ふふ、お姉ちゃんかわいいなぁ……。
「憂~」
「なぁに?」
「――ごはん、食べよっか」
「――うん!」



Fin