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16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 03:20:20.99 ID:9AHYC1CKO
梓「…と言うわけです」

唯「う~ん…全然わからないや~」

梓「わかってください!本当先輩の知識の無さは…」

唯「えへへ…ごめんなさい…」

梓「申し訳ないと思うなら覚えてくださいよ…」

唯「でもあずにゃんは凄いよね~~。やっぱりお父さんやお母さんに教えてもらったの?」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 03:26:53.92 ID:9AHYC1CKO
梓「はい。覚える度にお母さんもお父さんも誉めてくれたので…すごく嬉しかったです」

唯「そうなんだー!あずにゃんはお母さんとお父さんが大好きなんだね!」

梓「はい!私…お母さんお父さんの子どもに生まれてよかったです…もし…」

唯「もし?」

梓「もしまた生まれ変わっても…私は2人の子どもとして生まれたいです…」

唯「いいね~親孝行だねあずにゃん!」

梓「さあ先輩!早く続きをやりましょう!この練習が終わったら私…家族でジャズのイベントに行くんです!」

唯「そーなんだ!」

梓「ずっとお父さんが私と行くのを楽しみにしていたので…」

唯「じゃあ早く終わらせちゃおう!」

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 03:32:23.70 ID:9AHYC1CKO
妖魔「イヒャヒャヒャヒャー」

ガシャンガシャン

校舎の窓ガラスを叩き割る妖魔

律「そこまでだ!」

妖魔「キエーーー!」

襲いかかる妖魔を軽くあしらう律

律「トドメ!」

ズガッザスッ!

二刀流の夫婦剣で妖魔を十字に切り裂いた

律「…またハズレか…どうすんだ澪?」

澪「撤退だ…ん…?…ムギか。どうしたんだ電話なんて…ああ…そうか…」

律「どうしたんだ澪?」

澪「部室周りにも何体か妖魔が現れたらしい…急ごう律!」
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 03:39:37.98 ID:9AHYC1CKO
唯「さて…っとあずにゃんも先に帰っちゃったし私も戸締まりして帰ろっと!」

ガチャリ

唯「これでよしっと!それにしてもあずにゃん楽しみにしてたな~」

唯「明日はりっちゃんたちも部活くるかな~…んん?ナッナンジャコリャー!」

唯の目の前に妖魔が…さらに妖魔に掴まれているのは…

唯「わー!あずにゃんが変人に首掴まれてるよーーあずにゃんをはなせー!」

梓「ゆっ唯…先輩…かはっ!」

首を絞める力を増す妖魔

唯「あずにゃん!う~ギー太ごめんね!このー!」

背にしたギターを妖魔に叩きつける!

ぐしゃ

しかしひしゃげたギターのように妖魔が倒れることはなかった

唯「かっかたい!コンクリかッ…!」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 03:44:58.35 ID:9AHYC1CKO
梓「先輩…にっ逃げ…」

べきっ

梓「ぐふぇ!」

ドサリ…倒れ動かない梓…

妖魔「ぴぃぁぁあ」

唯「あずにゃん!あずにゃん!?うわ…うわぁぁぁぁぁあずにゃぁぁぁぁぁぁん!許さない!許さない!」

ドン!

体当たりするもまったく効かない…

妖魔「ふいゃゃゃゃゃ」

唯の首を絞め梓と同じように持ち上げる妖魔

唯「ぐぁぁ!う…うぁぁ…はぅ…しっ死にたく…ないよぉ……」

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 03:53:54.29 ID:9AHYC1CKO
ズパンッ!

何かがひっぱたかれる音と共に妖魔は跡形もなく消え去った

唯「くはぁ!はあ…はあ……助かった……」

紬「大丈夫?」

唯「ムギちゃん!?いったい…ああ!それよりあずにゃんが…」

紬「大丈夫よ。梓ちゃんは気絶しているだけだから」

唯「よかったぁ…それよりあの変な奴はなに!?そもそもムギちゃんその鞭はなに!?」

紬「…ごめんね…唯ちゃんには話せないの…これは…力を持っている人以外には知られてはならない話…」

唯「なんで!?友達なのに!」

紬「唯ちゃん…今見たことは忘れて…」

唯「忘れてって…あ!後ろ!」

ドガンっ!!

紬「っ!?まっまさか気配を消せる妖魔までいたなんて…くっ!」

とっさに接近戦用のナイフを取り出したが妖魔に弾かれた

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 04:04:13.21 ID:9AHYC1CKO
妖魔「ぬぱぁぁぁ!」

妖魔の体から無数の触手が表れムギの体を締め上げる

紬「うぅ!あぐぅっ!あああぁぁぁぁぁ!!」

唯「ああ!ムギちゃん!?やめて…やめてーー!」

妖魔「ぬるぁぁぁぁ!」

紬「ああぁ!んん!?ぐはっ!!がはっ!」

触手が口を塞ぐ

紬「んん!!ぬふぅ!」

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 04:13:22.63 ID:9AHYC1CKO
唯「ムギちゃんを離せー!!!」

ムギの弾かれたナイフを握りしめ妖魔に突き刺す唯

瞬間

ズガーン

妖魔は光を放ちはぜた

紬「はあぁ!く……まさか…唯ちゃんも…力を…」

また新手の妖魔が現れる

唯「許さない!」

カンカンカン

唯はナイフを振り回すが何故か妖魔に効かない

唯「あれ?あれれ?どうして切れないの!?さっきは切れたのに!きゃあ!」

妖魔の衝撃波に吹き飛ばされる唯

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 04:20:00.99 ID:9AHYC1CKO
紬「あとは任せて!」

鞭を握りしめ再び妖魔に立ち向かう

唯「どうしてさっきは切れたのに…」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 04:32:19.87 ID:9AHYC1CKO
別の場所

澪「やっぱり…」

律「唯にも私たちと同じ力があったな…」

澪「結局軽音部全員で戦うことになりそうだな…」

律「なんだ澪~?嬉しそうじゃんかー!」

澪「べっ別にそんなことない!ほら律!早く唯のとこに!これを渡しにさ!」

律「はいよー」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 04:40:17.23 ID:9AHYC1CKO
紬「く、さっきのダメージがまだ残ってるのかしら…」

妖魔に苦戦を強いられる紬

唯「どうすれば…ムギちゃんに加勢できるのかな…」

律「唯!魂を込めないと反応しないんだ!」

唯「りっちゃん!?どうしてここに!?」
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 04:43:35.80 ID:9AHYC1CKO
律「話すと長くなるんだけどな…まあとりあえずこれを!」

唯「剣…?」

律「そのナイフと同じように持ち手の心に反応して切れる剣だぜ!」

唯「持ち手の…?」

律「そう!楽器と同じように魂を込めないと反応しないんだ!」

唯「たましい…」

紬「ああ!逃げられちゃう!」

しとめ損ねた妖魔が逃げだそうとする
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 04:46:12.50 ID:9AHYC1CKO
律「唯!集中だ!魂を込めろー!!」

唯「みんなを…みんなをいじめる人は許さない!!」

地味で唯には到底振り回せなそうな剣を一閃!

唯「唯ストラッシュ!!」

ズバシャーッ!!

妖魔「くぱあー!」

奇声とともに妖魔は跡形もなく消え失せた…

さわ子「なるほどね…唯ちゃんにも力が…か。それに梓ちゃん…あれだけの攻撃を受けてこの傷の浅さ…もしかしたら…」

さわ子「どうやらこれからが楽しみね…うふふ…」

軽音部の面々に芽生えた謎の力…そして妖魔…
唯は律たちから驚きの話を聞かされることとなる

『桜高少女』第一話「始動!」終わり