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96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 18:24:25.80 ID:lcSd6kJX0
タイトルは

「けいおん!のエロゲ作ってみた」

途中選択肢がありますので、参加していただければ幸いです。

選択肢が決まってから次のを書きますので、超マッタリ進むかと思います。
(それは新しくスレを立てない理由でもある)

一応頭の中では考えてあります。

BADENDあり、特殊ルートありで考えています。
つまらなかったら止めますが、これからお付き合い頂けたらなと思います。
97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 18:25:35.47 ID:lcSd6kJX0
この高校に入学して1か月が経とうとしていた。

「よぉ、そこまで一緒にいこうぜ」

午後の授業も終わり、鞄を背負い席を立った時、中学校からの友人Aが話しかけてきた。
小学校からの付き合いなので、今でもよく一緒にいる。

「おい、部活はもう決まったのか?」

「いや、全く」

「だけどこの学校は何か部活入らないといけないんだぜ」

「お前はいいよな、初めっから野球部って決まってるし」

会話の通り、俺はどの部活に入ろうか迷っていた。
中学の頃はAと共に野球をやっていたが、練習の厳しさについていけなく中2で挫折した。

「もう、運動部はこりごりだなぁ」

「じゃあ、文化系か?」

「文化系って何かいいのあるのか?」

「さぁ?適当でいいよ。籍だけおいてサボればいいし」

実際、部活なんてどうでもよかった。
家に帰って、ゲームかパソコンに向かってた方がずっと面白い。
なんやかんや話しているうちに、土間につく。

101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 18:27:48.76 ID:lcSd6kJX0
「さて、じゃあ、部活行ってくるわ」

「おう」

相変わらず真面目な奴だ。そんなに筋肉を痛めつけて面白いのか。
理解しがたい。


さてと、することもないし家に帰るか。
そんでVIPでも入って、いつもの日常…っと…

ん?校舎の前で妙なヌイグルミがチラシを配っている。
部活紹介の前日にも見た気がするが、まだやってたのか。
変な奴には関わりたくないので、少し横にずれ距離を保ちながら避けて通る。

が、それを予想してか、俺の動きに合わせついてくる。

無言で差し出された、ビラを仕方なく受け取る。

そこには、幼稚ではあるが可愛らしいイラストと「けいおん部」と書かれていた。

103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 18:30:36.62 ID:lcSd6kJX0
家についてベッドで仰向けになり、さっきもらったチラシを見る。

「はぁ…軽音部ねぇ…」

正直興味はわかなかった。
音楽はよく聞くが自分で演奏してみようとは思ったことがない。
別に音感がないわけではないが、つまらないからだ。
食わず嫌いという言葉が当てはまるかもしれないが、興味のないものはしょうがない。

もらったチラシを丸めてゴミ箱に捨て、その日はゲームをして時間を潰す。

105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 18:32:06.85 ID:lcSd6kJX0
次の日、

早めに学校へ着くと、玄関で同じクラスの中野梓に会った。

「おはよう」

ニコっと笑いながら挨拶をしてくれる彼女に戸惑った。



「お、おはよう」

俺は女と話すのは慣れない。
何を話したらいいかもわからないし、自分の嫌なところが相手に見つかるのが嫌なのだ。
そういう性格もあり、こうやって女と話す機会があってもそそくさと逃げてしまう。

急いで靴を履きかえ、

「じゃ、じゃあ」

とだけ言って、その場から離れる。女と会話するのが怖い。
せっかく女と話すチャンスを逃してる気がするが、
今更、彼女を作るのなんて諦めているし、これでいいんだと納得させる。
106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 18:35:30.16 ID:lcSd6kJX0
教室に着き、机に鞄をおろす。
早めに出たせいか、始業まで時間が20分もある。
時間を潰しにトイレでも行くか。

と、これがよくなかった。
教室の前で、先ほど振り切った中野にばったり会ってしまった。

「あ、○○君…」j←(自分の名前を入れてね)

困惑しているのか、俺の前にちょこんと立ち止まる。

「どうして、先に行っちゃったの?一緒に行けばよかったのに」

  • もしかしてこの子俺に気があるんじゃね?-的な、誤解を生むような言葉を放つ中野。
しかし、彼女が何も考えずに話しているのはわかる。
俺に対して特別な感情を抱くわけがない。
ただただ、気を使ってくれているだけだったのだ。

「い、いや…ちょっとトイレに行きたくて…」

我ながら苦しい言い訳だ。
しかし彼女は疑うこともなく、
「あっそうだったんだ」と言ったような顔をした。

「ごめんね!」

申し訳なさそうに軽く会釈をして教室に入っていく中野。
しかし…相変わらず可愛いな…勿体ない事をしたな…

なんて、後悔するのもいつものことで、すぐに諦めはついた。
107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 18:37:11.34 ID:lcSd6kJX0
そして午後の授業。
昼休みを挟みAと共に音楽室へ向かう。

「移動教室はかったるいよなー」

「だよな、体育くらいなもんだぜ、楽しいのは」

などとどうでもいい会話をしながら、開始ギリギリに教室へ入る。
すると目に止まったのは中野の姿だった。
彼女は、ギターを肩からかけ、聞いたことのあるようなメロディーを奏でていた。
周りには彼女の友達がそれを聞いている。
大方、授業が始まる前にギターで遊んでいたと言ったところか。

「なぁ○○、中野って軽音部なんだってな」

軽音部?あぁ、昨日チラシをもらったな。
Aが話を続ける。

「今ちょっと聞いただけだけど、結構上手いんじゃないか?」

「俺にはわからん」

俺は楽器なんて触ったことがない。
今のが上手いかどうかなんて本当に分からなかった。

中野は周りの友達に「すごーい」「もう一曲~」など誉められていた。
照れている彼女の姿は可愛かった。
俺は彼女の演奏というより、仕草に見とれていた。
108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 18:41:13.05 ID:lcSd6kJX0
授業中、中野のことばかり考えていた。

昨日のチラシ、中野が軽音部であること、そして、今朝の挨拶。
そのことがきっかけで、中野に興味が湧いたのだ。

しかし、惚れるということはしない。
それで今まで失敗してきているからだ。

俺に彼女なんて無理だと分かっている。
それが中野となれば尚更だ。不釣り合いにも程がある。

そんな事を考えながら、時々彼女をチラ見する。
真面目に授業を聞いている彼女は俺に気づきもしない。



改めて思う…

うん、可愛いよな

110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 18:42:39.55 ID:lcSd6kJX0
その後、何事もなく一週間が過ぎようとする放課後、俺は職員室に呼ばれている。
担任の話によると、俺だけ部活を何にするか決めてないそうだ。
帰宅部がよかったのだがそういうわけにもいかないだろう。

まぁ適当に楽な部活でも入るかな。サボって文句を言われないような。

職員室から廊下に出ると、廊下を横切る中野の姿があった。
歩くリズムに合わせて、揺れるツインテールがまた可愛い。

彼女は俺のことに気づくと、

「○○君、職員室に用事でもあったの?」

愛想よく話けけてくれる。

「あぁ、いいかげん何か部活に入れって言われちゃったよ」

はははっと頭をかきながら答える。

「部活…決まってないんだ…」

「まぁ適当に探してみるよ…じゃあ」

またこうやってこの雰囲気から逃げだすために背を向ける。
女と話すのは疲れてしまう。

112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 18:43:24.38 ID:lcSd6kJX0

「あ、あの!」

呼び止められると思ってもいなかった。
振り向いて中野の顔を見る。
彼女はやや迷ったように、

「あの…もしよかったら…軽音部見学してみない?」

思いもよらない言葉が出てきた。
しかし、軽音部か…かったるいな…

「…だめ?」

心配そうに見つめる中野。
以前丸めてゴミ箱に捨てたチラシを思い出し、心が痛む。

「見に行くだけなら…」

無愛想に答えてしまう。
しかし、中野はどことなく嬉しそうだった。

114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 18:52:08.57 ID:lcSd6kJX0
中野につられ音楽室の前まで行くとそこに2人の女性がいた。
制服を見る限り2年生のようだ。中野の先輩だろうか?

「あ、あずにゃーん、おはよー」

「オッス」

「おはようございます。先輩」

2人の先輩とは逆に礼儀正しく挨拶をする中野。

「おやおやー横の人は彼氏かなー」

1人の先輩が意地悪げにニヤっと笑って尋ねる。
よくある冗談だ。
だが実際言われてみると少し嬉しい。

「え!?あずにゃん彼氏いたの!?何で今まで内緒に…」

もう1人の先輩は本気にしているようだ。この手の冗談を信じる人がいるとは…
あれ?本気で泣いてないか?
115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 18:54:35.01 ID:lcSd6kJX0
「違います!
 こ、この人はただ軽音部に入らないか誘っただけで…
 その…そんなんじゃありませんから!」

顔を赤くしてきっぱりと否定する。
まぁそりゃそーだわな。俺も付き合ってると思われたくない。

「ほっ…よかったぁ…、りっちゃん嘘つかないでよー」

「いや、普通わかるだろ」

正当なつっこみであった。

117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 18:58:17.60 ID:lcSd6kJX0
そして…今俺は…

音楽室に招き入れらた俺は、軽音部を見学に来ただけなのにも関わらず、
なぜか、椅子に座りケーキを食べている。

「はい、どうぞ。カップ、これしかなくてごめんなさい」

そして、たった今紅茶が差し出された。

一体何が起こったのかわからない…
催眠術だとか超スピードだとかそんなちゃちなもんじゃない。
ただ話を合わせていたらこうなっていたのだ。

しかし、軽音部は女性ばかりでとても居づらい。
田井中先輩の絡みも答えづらいし…

楽器だって触ったことないし、さっさと断って違う部活を探そう。
118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 19:01:54.79 ID:lcSd6kJX0

「で、○○君!」

平沢先輩が力強く聞いてくる。

「は、はい」

「君は何の食べ物が好きなのー?」

ん?ここ軽音部だよな?
聞き間違えたか?

「違う、○○は楽器は何ができるか聞くんだろ」

田井中先輩が言い直してくれた。
そうだよな、食べ物じゃなくて楽器だよな。

しかし…何がいいと言われても何もできない。
ってか入部することになってるのか?
見学だって、さっき言ったよな。
話聞いてなかったのか?

突っ込みどころが多すぎて、混乱する。
119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 19:06:55.16 ID:lcSd6kJX0

「い、いや、僕は…」

話の下手な俺はうまく言葉がでない。
何を言おうか考える。

皆の視線が痛い。
なんで美人が5人も集まってるんだよこの部活は…

そうだな…

【選択肢を選んでください】

1、入らないとはっきり断り、家で2chを見る

2、何もできないと言い、成行きに任せる。


※先着5名のレスで多い方を採用します。

ちなみにここの選択肢で今後の展開が真逆になります。

121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 19:10:09.17 ID:XMsEnjfXO
2
122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 19:11:20.18 ID:5TB7VACb0
ギャルゲの主人公なら2で
123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 19:19:11.82 ID:O1ocSAsaO
あえて1を選んでみたい
でも2も捨てがたい…どうすればいいんだ!!!






………よし、3の「ウソをついてみる」で
124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 19:20:51.18 ID:AwinLzI40
2で
125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 19:28:53.06 ID:lcSd6kJX0
2、何もできないと言い、成行きに任せる。

に進みます。
ご協力ありがとうございます。
126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 19:29:45.24 ID:lcSd6kJX0
楽器なんてできないことがわかれば、入部させたくなくなるだろ。

「じ、実は、何もできないんです…」

だって本当のことだ、仕方ない。
さぁ俺を白い目で見るがいいさ。
楽器何もできないくせに軽音部を見学しに来た俺を。

しかし、予想していた対応とは逆に、
平沢先輩から「ほっ」っと安堵の声が聞こえる。
他の部員の人は、その平沢先輩を見てい微笑ましい顔をしている。

「あ、あの…何か?」

思わず聞いてみるとすかさず平沢先輩が、

「いやぁ、またあずにゃんみたいに上手な人が入ったらと思うとドキドキしちゃってー」

えへへへっと自分の後頭部を撫でながら答える。

「あの時はしばらく腰痛が続いたもんなー」

田井中先輩の一声に皆が笑う。
127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 19:32:04.64 ID:lcSd6kJX0
よく意味が分からないので訪ねてみる。

「えっと…それって…?

どういう意味なんですか--と尋ねようとした矢先に、
部長である田井中先輩が俺の肩を掴んで、親指を立てる。

「素人大歓迎だ、よろしく」

ニヤついた笑顔で言う。
いや、誰も入部するなんて言ってないのだが。

「あ、あの…僕…」

「なぁに、心配するな。みんないい奴らばかりだぞ」

俺の言葉を遮って、秋山先輩が追撃してくる。勘弁してくれ。
助けを求め中野に目を向ける。

すると、そこに見たこともないくらい可愛い中野の姿があった。


「よろしくにゃあ」

……

「は、はい、よろしくお願いします…」

自分でも何を言っていたのかわからなかった。
128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 19:43:53.76 ID:lcSd6kJX0
しばらく、中野のネコ耳に見とれていた。
なぜ、真面目な中野が…?ネコ?
あぁ、だから「あずにゃん」なんだ…

予想外の展開に頭がこんがらがる。
そんな俺を見て、中野は顔を真っ赤にさせる。

「あ、あの、こ、これは先輩がやれって…言う…から…」

照れた、中野は可愛かった。
これなら軽音部に入ってもいいかなぁなんて思った。


「さて」

田井中部長が場を静める。
「さて、練習するぞ」か?
そりゃそうだろう、軽音部なのだからな。
放課後にこうやってティータイムする部活じゃあるまい。

さきほどの「軽音部に入ってもいいかなぁ」という言葉を撤回したいところだ。
練習なんて微塵もしたくない。俺はさっさと帰って2chが見たい。

ところが、出てきた言葉は、またもや意外にも、

「さて、そろそろ帰るか」

いや、まだ何もしてないんですけど。
本当にこの部活には驚かされてばかりだ。