西武ライオンズ120年度


執筆者 : ばぶ(成績) , きん(寸評)



<総評>

 圧倒的な力を見せた119期の勢いそのままに、獅子軍団の勢いはとどまる所を知らなかった。
勝率は常時7割以上をキープし続け、初日に首位に立つとその座を明け渡すことは無かった。
終わってみれば二期連続で全球団に勝ち越しとなる完全優勝をはたし、さらには45期にロッテの記録したシーズン99勝まであと一歩というおそらくは西武史上でも類を見ない実力を見せ付けた。

 貢献度的にも2期連続でマイナスになった選手がおらず、特に投手陣においては大多数の選手が貢献度40越えであらためて西武投手陣の力の程を見せ付けることとなった。
来期以降徐々に引退・転生の選手が出てくるが、この調子ならば若手の順調な成長も見込まれるので大きな心配は無いはずだ。

 なお今期で引退する西武の大エース堀内恒夫投手が通算奪三振数3320を記録し、創世記に活躍したかの大投手篠田麻里子投手の記録を抜き見事歴代一位を記録した。
彼のシーズン引退試合では引退を惜しむファンからの歓声が鳴り止まなかったという。
ここに筆者からも賛辞の言葉を述べておきます。記録達成おめでとうございます、次の選手でもご活躍できますよう祈っています。今後ともよろしくお願いします。

<野手>

 近年完成された観のある西武野手陣の力がまたも発揮されたようだ。犠打を必要としないマシンガン打線が効率的な得点につながっているのではないだろうか。
HR数では3位に収まったものの打率・得点率では断トツでのリーグ1位となり、繋ぎと長打の合わさったハイレベルな打線が形成されている。

 個人に目を向けてみればG選手DARU選手がそれぞれ2期連続で盗塁王と打点王を獲得し、活躍するべき人が額面通りの活躍を見せたことが今期の結果につながったといえよう。
守備に関しては何も言うことは無い。強力投手陣を支える日本一の硬さを誇る二遊間は健在で、このゴールデンコンビはようび選手が引退するまでは安泰だろう。

<投手>

 上でも挙げた様に西武のエースとしてながらく君臨してきた堀内投手のラストイヤーとなった今シーズン。
さすがにスタミナの衰えは隠せなかったか、例年よりは責任投球回を投げきるケースが少なくなったようである。
しかしそれでもなお1点台の防御率と高い奪三振率を残し、チームの優勝に貢献し有終の美を飾っていった。

 またそれに負けじと他の先発陣も奮起を見せ、初の奪三振のタイトルを受賞したスメラギ投手を含めそれぞれが高いレベルでのパフォーマンスを発揮してくれた。
その中でも特に驚愕させられたのが芋洗坂主任投手である。大卒4年目ながら最多勝と最高勝率の2冠に輝き、その若さですでに西武の主力投手となっている。次代の西武を担っていく投手の最右翼の一人であるのは間違いない。

 リリーフにおいても例年のごとくW中継ぎエーストロモキ8世投手となかや投手が大車輪の働きを見せ、優勝を大きく引き寄せてくれた。
先発投手陣が総じて勝ち星が多いのも彼らを含めたリリーフ陣がきっちりと試合をしめてくれているからだ。
意外にもトロモキ8世投手は初の最優秀中継ぎの受賞のようだが、昨年圧倒的な成績を見せたSBの夕景の記憶投手を抑えてのタイトル獲得には素直に賞賛を送りたい。


野手成績

選手名
( 製作者 )
打率 本塁打 打点 盗塁 守備率
( 阻止率 )
貢献 獲得タイトル
細川
( 獅堂 )
.260 10 39 0 .465 21
崖の上のマモノ
( 魔物の子 )
.290 13 52 0 .995 25
釣神様
( 葱出口 )
.234 7 29 0 .998 6
痴豚
( 南蛮人 )
.296 12 58 24 .970 10 GG賞
ようび
( きん )
.292 25 82 0 .1000 60 B9,GG賞
G
( はっやい )
.290 6 37 56 .990 37 盗塁王,最多安打GG賞
高田繁
( まさひろ )
.267 11 49 0 .985 12 GG賞
DARU
( HARU )
.296 26 92 0 .1000 52 MVP,打点王,B9,GG賞
ラウルセン
( セルヒオ )
.298 10 49 0 .000 15


投手成績

選手名
( 製作者 )
防御率 勝利 敗戦 セーブ RP 投球回 奪三振 貢献 獲得タイトル
堀内恒夫
( ばぶ )
1.77 7 3 0 0.0 137 1/3 146 33
スメラギ
( オースティン )
1.57 14 3 0 0.0 177 1/3 187 58 サイヤング賞,最多奪三振,B9
K
( K )
2.83 14 4 0 0.0 146 1/3 84 42
柳也
( Key )
1.99 10 6 0 0.0 176 1/3 80 45 GG賞
芋洗坂主任
( ばす )
2.25 16 2 0 0.0 172 0/3 85 58 最多勝,最高勝率
ライデン
( 陣 )
1.66 13 4 0 0.0 173 0/3 80 59
トロモキ8世
( バロータ )
0.86 8 1 1 22.9 73 0/3 72 62 MVP,最優秀中継,B9,GG賞
なかや
( mar )
0.61 7 3 0 17.7 73 1/3 52 54
バレー
( 青黒 )
0.98 3 0 2 14.3 46 0/3 27 50
帆足
( 涌井 )
3.29 3 3 0 4.7 27 1/3 18 16
ゲロシャブ
( やまへ )
3.00 1 0 1 7.5 24 0/3 10 19
レイチェル
( ゆう )
2.20 1 2 37 0.0 41 0/3 15 47 GG賞



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最終更新:2008年08月09日 20:08