引退<プロレス用語>
現役を退くこと。身を引くこと。
というのが本来の意味だが
プロレス業界的には大した意味はない。
そもそも『刀折れ矢尽き、気が萎える日までは闘い続ける』という
誇り高き戦士としての魂が宿るプロレスラーにとって
自らの言葉で引退を宣言する事は精神的苦痛に他ならない。
同時に他者の手による引導もまた然り。
耽々として秋を待ち、しばらくの潜伏と自己鍛錬の期間を経て
突如復活を果たし再び最前線に身を置くことも度々ある。そのため
『プロレスラーの引退はあてにならない(良い未来的な意味で』
といわれる。
東プロでは今日までリング上で引退表明をした選手は
魂魄妖夢のみ。
ところが一般的なプロレスラーの引退とは異なり
解説や別分野での露出が全く無い為本気で自刃したのではないか、との見方もあり巷では噂になっている。
だが前述のようにプロレスラーの引退はあてにならない。
彼女も鍛錬を積み復活の日を目論んでいるのでないかという声も…
M.D?あれは別人でしょ?
結局、妖夢もまた引退を撤回してマットに帰還したものの、一度引退しておいてのこのこ戻ってくるのを未練と感じたか、
それとも復帰に当たってM.Dに変装した(
第32回大会詳報を参照のこと)のが気に入ったのかは分からないが、
以前の主であった
西行寺幽々子の元に戻るまで、さらに紆余曲折を経ることになったのは周知のとおりである。
余談だが、病弱として名高かった
パチュリーさんも
東プロ旗揚げ前は何とか練習をし
紅魔館の一員としてレスラー出場する予定であったそうだが
身内スパーリングで
レミリア&
フラン姉妹の強烈な技の前に魔法書のページ数程度の気絶を連発、
無駄に頑丈になって失神できなかった時に引退を決意したらしい。
そのため
レフェリー転籍を行い、今日までの東プロの中で唯一の専業者となっている。
以降割と動きが活発になった
パチェさんのレフェリングを楽しむ事が出来たが
無駄に頑丈になった分間違った方向に特化してしまい、はずみで悪徳
レフェリーへの道を邁進してしまう。
元気があれば何でもできる、とはよく言ったものである。
最終更新:2009年02月25日 11:30