博麗霊夢

(はくれい・れいむ)
能力:『主に空を飛ぶ程度の能力』『霊気を操る程度の能力』
所属:正規軍(旗揚げ戦~第10回大会)、
   博麗神社(第11回大会~、正規軍を改名)
   GM軍(第31回大会より完全移籍)

ファイト・スタイル

空飛ぶ赤い腋巫女

投打極全てにおいて東プロ随一の華麗さを持ち、エースの名を欲しいままにしている。
また単にそれだけでなく、本来の『空飛ぶ巫女』を全身で表現するような空中技も
持ち合わせており、極め付けが東プロでもトップレベルの人気を持つフィニッシュホールド
『夢想封印』の複雑なムーブまで繰り出すという
東プロにとってもなくてはならない絶対的な存在である。

夢想封印

大一番で魅せる霊夢の必殺技。
その複雑にして華麗なムーブは、絶対的なフォール技としての説得力を持ち、
背中を見せる相手に対して逆方向のロープに霊夢が走るだけで、
対戦相手のファンからは絶望の悲鳴が上がるほど。
構成としてはデジャヴ+ウラカン・ラナ。
非常に複雑なムーブを解説すると、以下の通り。
背中を見せている相手に向かって走り込み、相手の右脇下に自分の体を差し込むようにジャンプ。
そして相手の右腕を取り、そこを支点にして左旋回しつつ螺旋状に上昇し、相手の首を両股で挟み込む。
そして今度はそこを支点としてさらに勢いのまま左旋回しつつ、再び右脇下に潜り込む。
それをほぼ2回転繰り返してから(回転数は変わることもある)、
最後に両足で相手の頭を挟んだ状態で、自分の頭を振り子のようにして
相手の前方に大きく振り、そのままの勢いで相手の股の間を潜り込む。
このとき、その自分の動きの反動で相手は前に回転するため、両者とも一瞬空中に
浮いた状態で、回転によって上下が逆転して自分が上のポジションとなる。
そのタイミングで相手の両足を取り、相手を押し潰してエビ固めの体勢となり、フォールにもっていく。
DDTの坂井ヨシヒコ選手(風船人形)が使用する超異質なコンビネーション技。
あまりに複雑すぎるので、霊夢が出場する試合を見たほうが早かったりする。
なお、GM軍入り後は余り見せなかったため、「太ったために使えなくなった」という説が
ファンの間でまことしやかに囁かれていたが、第37回大会で華麗に行使してみせ、そのような雑音を払拭した。
技名は、東方紅魔郷他で使用するスペルカード『霊符「夢想封印」』もしくは『神霊「夢想封印」』より。

妖怪バスター

出した回数こそ多くないが、高いフォール率を誇る霊夢の投げ技。
アルゼンチンバックブリーカーの体制から相手を90゜旋回させ、ライガーボムの要領で落とす。
オリジナルはライオネス飛鳥のタワーハッカーボム。
技名は、東方風神録における霊夢の装備名もしくは東方緋想天における霊夢の技名。

ペディグリー

序盤から終盤までの相手への重い一撃を狙う事ができる技。
ダブルアームスープレックスの前段階のように相手の頭を両足ではさみ、腕をロックした状態で
やや後方にジャンプし顔面を叩きつけるダブルアーム式フェイスバスター。
受身が不可能なため叩きつける時に腕のロックを外す事が多いが
時折3点ロックの状態のまま叩きつける事もあり、これを『ガチグリー』と称するファンもおり
受けた相手がなかなか立ち上がれなくなる、
立ち上がってもすぐには動けなくなる等非常に説得力の強い技になっている。
しかしながら、最近では早苗を襲撃したときの決め技だったり、肉座布団の前振りとして使われるなど、
霊夢の悪の象徴とも言える技となっている。
ネーミング含めオリジナルはWWE所属のHHH
別名で同型のダブルアーム式フェイスバスターを使う選手もいる。

腋固め

相手の片腕を自分の腋下に挟み込み、相手の腕を逆方向に反り上げて極める関節技。
掛け手の脇を支点として、無理矢理受け手の腕をまっすぐにするような形になる。
相手が仕掛けてきた時切り返しとして用いる事もある霊夢の十八番であり、それ以上に腋巫女としての証明でもある技。
逆に腋巫女でないものは同型の技であってもこの名前を用いてはならない。
そのため早苗との腋コントラマッチ敗戦後一時「脇固め」として使用していた。
藤原喜明がこの技の名手であり、海外では「フジワラ・アームバー」の名称で知られる。
霊夢らが使う時は英語で言えば「腋巫女アームバー」となるらしい。

エルボー各種

顎を打ち抜く肘撃ち。エルボーはメルランと言うイメージもあるが、
実際、霊夢は試合での使用頻度が多い。
ローリングエルボーなどの魅せ技も多様していることから、霊夢のほうが
NOAHの三沢光晴のソレをフォロワーしているのは間違いない。

タイガー・スープレックス

相手の背後に回り込んだあと、両脇に外側から腕を通して相手の肩を掴むように固定し、
体をブリッジさせる勢いで相手を後方に反り投げ、肩口からマットに叩きつけてフォールを奪う。
文字通り、歴代のタイガーマスクが必殺技としている。
(肩に手を添える原型と、自分の両手をクラッチする「'84」の2種類あるが、ほぼ同型)

夢想

霊夢ヒールターン後から主に使うようになった新技。
相手の股下をクラッチして持ち上げ、高角度から背面を叩き付ける変形ロックボトム。
今までのホールドとは違う純粋力技であり、萃香を切り捨てた以降金こそ力だとする霊夢の存在感を象徴する技となった。
もっとも、GM軍に移籍後、恵まれた食生活のために体重が増加して、以前の華麗な夢想封印が出せなくなったから、
こちらに切り替えたのではないか、というファンの囁きもある。
オリジナルはNOAH所属力皇猛の無双。

鬼巫女ストンピング

ストンピングとは、プロレスでは極々基本の技で、倒れた相手を足で踏みつける技の総称である。
(蹴るわけではなく踏みつけるのがポイント)
ここでは霊夢が使う連続ストンピングを指す。
第37回大会では、U3級に10連発を見舞い、その凄惨さに会場とが凍り付いた。
俗称まっはふみふみ。

ちなみにこの技が飛び出すともれなく「鬼巫女」タグがついてくる。
確かにそのストンピング速度は人間では不可能ではないかとも言われ………ん?誰か来たようだ。

蛍光灯

同じく、ヒールターン後に使用。
明らかに反則であり、わざわざそんなことをしなくても強いはずだが、
これがGM軍として存在の証明だろうか。
「成金は光るものが好き」と皮肉られた。
ちなみに最初に被弾したのは妖夢である。
なお、最近はパイプ椅子なども使用。堕ち巫女。

その他の技

各種ミサイルキック、ノーザンライトボム、垂直落下式リバースDDTなど。
ロープからの空中殺法もこなし、空飛ぶ腋巫女の名に相応しい、身軽な攻撃も得意である。
また、全選手の中でもトップクラスのスタミナ持ちであり、技を食らいつつも逆転劇を何度も
演じてきた。(現在はヒールという位置だが)レスラーの実力は一級であり、エースオブエース。


戦績

+ 全戦績 -ネタバレを含むので注意-
以下は、第39回大会時点。
大会 試合 形式 対戦相手 試合動画 試合結果 備考
旗揚大会 第4試合(メイン) TAG(魔理沙) フラン,レミリア sm2514149 ●(19:51 フラン・ビーチブレイク) ピンを取られたのは魔理沙
第02回大会 第5試合
(ダブルメイン)
LSWタイトルトーナメント 魔理沙 sm2549392 ○(14:51夢想封印) 初勝利/初ピン
第03回大会 第3試合(メイン) LSW初代王者決定戦 レミリア sm2573181 ○(20:38夢想封印) ベストバウト選出試合
LSW初代王者戴冠
第04回大会 第1試合 LTWタイトルトーナメント() アリス,魔理沙 sm2583887 ○(22:58腋固めアリス)
第05回大会 第4試合(メイン) 3VS3(魔理沙,アリス) レミリア,フラン,咲夜 sm2641272 ●(20:28 レミリア・グングニル) ピンを取られたのはアリス
第06回大会 第1試合 LTWタイトルトーナメント() レミリア,フラン sm2671212 ●(19:14 フラン・スターボウブレイク) ピンを取られたのは
第08回大会 第4試合(メイン) LSWタイトルマッチ 幽々子 sm2765905 ○(19:53前方回転式エビ固め) ベストバウト選出試合
LSW防衛1回目
第⑨回大会 第0試合 LSWタイトルマッチ X sm2788371 ○(11:41夢想封印) LSW防衛2回目
第10回大会 第5試合(メイン) LSWタイトルマッチ フラン sm2852951 ●(14:51 レーヴァンティン) 霊夢初のピン負け
LSW防衛失敗
ベストバウト選出試合
第11回大会 第3試合 3VS3(アリス,萃香) ,, sm2873345 ●(17:48 ・飛びつき後方回転エビ固め) ピンを取られたのは萃香
第12回大会 第2試合 LTU暫定王者決定戦(アリス,萃香) X1,X2,X3 sm2894657 ○(23:24妖怪バスターX3) LTU暫定王者戴冠
第13回大会 第4試合 LTU初代王者決定戦(アリス,萃香) 早苗,神奈子,諏訪子 sm2940485 ●(18:43 早苗・神の風) ピンを取られたのは萃香
LTU防衛失敗
第14回大会 第3試合 4vs4『反紅魔館連合衝突戦』(レミリア,咲夜,アリス) フラン,永琳,魔理沙,X sm2973047 ○(26:18 首吊り蓬莱人形(アリス)・X)
第16回大会 第4試合 TAG(萃香) レミリア,美鈴 sm3110518 ○(22:06回転エビ固めレミリア)
第17回大会 第6試合(メイン) LTWタイトルマッチ(萃香) 妹紅,慧音 sm3186064 ○(24:57ノーザンライトボム→片エビ固め・妹紅) LTW三代目王者戴冠
第18回大会 第2試合 SINGLE『魂魄妖夢の斬撃五番勝負!』一番勝負 妖夢 sm3257198 ○(13:02夢想封印) 「X」として登場
第19回大会 第4試合 TAG(萃香) ,小町 sm3340465 ●(21:54 小町・デスブランド) タッグ戦で初めてピンを取られる
第20回大会 第6試合(メイン) LTWタイトルマッチ(萃香) ,小町 sm3435680 ○(24:18妖怪バスター小町) LTW防衛1回目
第21回大会 第1試合 オールスターロイヤルランブル sm3486388 ●(14:17 OtTRルール・チルノ)
緊急試合(メイン) 4VS4(レミリア,フラン,萃香) ,魔理沙,永琳,幽香 sm3512231 ●(25:12 魔理沙・ドラゴンスープレックス) ピンを取られたのはフラン
第23回大会 第5試合 3VS3(アリス,萃香) ,魔理沙,X sm3657399 ○(18:35 ショートレンジ百万鬼夜行(萃香)・X)
第24回大会 第1試合 3VS3(アリス,萃香) てゐ,鈴仙,輝夜 sm3714621 ○(16:43 百万鬼夜行→片エビ固め(萃香)・鈴仙)
第25回大会 第7試合(メイン) LTWタイトルマッチ(萃香) 咲夜,美鈴 sm3819346 ○(22:58 百万鬼夜行→片エビ固め(萃香)・美鈴) ベストバウト選出試合
LTW防衛2回目
第26回大会 第5試合 4vs4『謝恩現金争奪戦』(,輝夜,幽々子) 慧音,諏訪子,フラン,早苗 sm3873693 ●(22:31 早苗・回転エビ固め) ピンを取られたのは幽々子
第27回大会 第5試合 SINGLE『axila contra 早苗 sm3943947 ●(13:29 早苗・八坂の神風)
第28回大会 第6試合(メイン) LTWタイトルマッチ(萃香) 早苗,神奈子 sm4082756 ○(20:34 ミッシングパープルボム(萃香)・早苗) LTW防衛3回目
第29回大会 第4試合 TAG(アリス) 魔理沙,M.D sm4144215 ●(13:33 魔理沙・ドラゴンスープレックス) タッグでピンを取られたのは2度目
第30回大会 第3試合 4vs4(アリス,萃香,鈴仙) 妹紅,慧音,てゐ,リリカ sm4228092 ●(18:25 てゐ・幸せ四つ葉のクローバー) ピンを取られたのは鈴仙
緊急試合 SINGLE 早苗 sm4239061 ○(0:39ペディグリー)
第31回大会 第6試合(メイン) LTWタイトルマッチ(萃香) 妹紅,慧音 sn4340481 ●(0:00 試合放棄) ピンを取られたのは萃香
LTW防衛失敗
これ以降GM軍入り
第32回大会 第4試合 4vs4(輝夜,慧音,妹紅) メディ,鈴仙,アリス,萃香 sm4413129 ○(23:51夢想封印アリス)
第33回大会 第3試合 TAG(慧音) 幽香,魔理沙 sm4829086 ○(16:54夢想封印幽香)
第34回大会 第5試合 TAG(妹紅) , sm5401890 - 無効試合
緊急試合 TAG『Phantazm Down』(妹紅) ,ミスティア ○(18:51 フジヤマヴォルケイノイラプション(妹紅)・)
第35回大会 第7試合(メイン) 『SEVENSシリーズ』第3試合 3vs3(X1,X2) X3,X4,X5 sm5598534 ●(17:37 X5・高角度前方回転エビ固め) ピンを取られたのはX2
第36回大会 第2試合 200回放送記念BR 幽々子,,萃香,魔理沙
永琳,フラン,小町
sm5611750 ●(7:50 幽々子・エビ固め) 最初の脱落者
第37回大会 第9試合 4vs4(慧音,てゐ,リリカ) ,,,にとり sm5872953 ○(17:19夢想封印)
第38回大会 第5試合 3vs3(てゐ,輝夜) ミスティア,妖夢, sm6178979 ●(17:22 妖夢・未来永劫斬) ピンを取られたのは輝夜
第39回大会 第2試合 3wayTAG(衣玖) レミリア,咲夜,幽々子,妖夢 sm6447074 ○(14:52 エビ固め・咲夜) 最後まで残る

  • シングル 8戦6勝2敗
  • タッグ 14戦8勝5敗1無効試合 (霊夢のフォールによる勝ちは4回・霊夢がフォールを取られた負けは2回)
    • レイマリ魔理沙とのタッグ) 1戦0勝1敗 (霊夢がフォールを取られた負けはなし)
    • 結界少女とのタッグ) 2戦1勝1敗 (霊夢のフォールによる勝ちは1回、霊夢がフォールを取られた負けはなし)
    • 博麗神社萃香とのタッグ・タッグ名は特になし)7戦5勝2敗 (霊夢のフォールによる勝ちは3回、霊夢がフォールを取られた負けは1回、試合放棄負けが1回)
  • 6人タッグ 8戦3勝5敗(霊夢のフォールによる勝ちは1回・霊夢がフォールを取られた負けはなし)
    • 博麗神社萃香,アリスとのタッグ・タッグ名は特になし) 5戦3勝2敗 (霊夢のフォールによる勝ちは1回・霊夢がフォールを取られた負けはなし)
  • 8人タッグ 5戦3勝2敗 (霊夢のフォールによる勝ちは2回・霊夢がフォールを取られた負けはなし)
  • その他
    • 8WayRR 2戦0勝
    • 3WayTAG 1戦1勝

  • 多いフィニッシュ技
    • 夢想封印 (7回)
    • 妖怪バスター (2回)

上記のように、ほぼ全大会に出場しており、東プロ選手の中でも最も試合数を重ねている。
しかも、自らピンフォールを取られたことは僅かに4回と、圧倒的な勝率を誇る。
しかしながら、これは逆に、敗北により学ぶ場を得られなかった、ということも示し、
これがaxila contraで早苗に敗北して一気に「へたれいむ」化、そしてヒールターンという流れにも説得力を持たせている。

タイトル歴

LSW王座

  初代(防衛2回)

LTW王座

  第三代王者タッグ(萃香)、防衛3回

LTU王座

  暫定王者(萃香アリス)組

受賞歴

2008年度東方プロレス大賞

最優秀選手賞(MVP)(フランとのダブル受賞)

人間関係

  • 魔理沙(元正規軍メンバー。旗揚げ以降日に日に関係が悪化している)
  • アリス萃香(博麗神社メンバー。第32回大会で切り捨てる)
  • (「結界少女」としてLSW争奪トーナメントに参加。現在は八雲一家vsGM軍として敵対関係)
  • レミリア(霊夢のライバルを称す。初代LSWベルトを競い合う)
  • 早苗(腋争奪戦の相手であり、遺恨を持つ関係。後に襲撃して霊夢自身は遺恨を晴らすも、現在はそのことで逆に遺恨を持たれている)
  • 幽香(初フォール負けを味わわせ、遺恨を持たれている)
  • GM天子(最高のGMよ!!)


入場曲

少女綺想曲 ~Dream Battle~:~第29回大会
東方妖恋談(東方萃夢想バージョン):第30回大会~

- 東プロのエースとして・陽 旗揚げ大会~第26回大会

東プロのエースとして・陽 旗揚げ大会~第26回大会)

主人公にして主役にして東プロエースにして腋巫女。
旗揚げ戦からトップレスラーとして活躍。
現在に至るまで東プロのトップであることを示し続けている至宝LSW
初代王者は誰あろう、博麗霊夢その人である。
この頃から既にシングル・タッグ・ユニットと活動の場を問わずリングに
立つ事が多かったが、それは博麗神社への信仰とお賽銭のためと自他共に認めており、
LSW初代王者としてベルトの死守は即ちファンからのお賽銭増加に繋がると
強く信じ続けていた。

第10回大会でフランに破れてLSWを失うも、第12回大会でLTU
暫定王者となる。これは翌大会にて新興勢力の守矢神社の前に敗れるが、
第17回大会で今度はLTWベルトを戴冠と、常に東プロのトップに立ち続けていたが、
これについてもすべてはお賽銭のためと常々から口にしていた。

そんな純粋かつ不謹慎な思いとはさておき
レスリングには定評のある腋巫女として様々なブックにも答えている。
頂上決戦から新人の壁としてまで幅広く応じる選手は他にはあまり無く、
東プロでも流石の存在感といった所か。

タイトルマッチにも積極的に参戦。絶好の機会を逃さないその確固たる強さは
霊夢ファンならずとも刮目すべき点である。
また、ファンの「霊夢はカウント2.99を受けてからが本番」の言葉が示すように、
絶対的な危機に陥ってからの粘りは驚異的に尽きる。
幾度ピンフォール寸前まで押さえ付けられても跳ね返すその姿に、
対戦相手のファンも「ゾンビ巫女」と叫び、諦めの雰囲気さえ漂う有様である。

ただ、U3級とは階級越えをしてくる僅かなトップレベルのレスラー以外との交流が
あまりなく、ドリームマッチ的なカードでしか若手やU3級とは当たれない事から
霊夢との初顔合わせの相手が如何なるレスリングをするかで以降の
マッチメイクや境遇が変わるなど影響力が強い。

また、第21回大会の通称『Judgement Day』事件では、裏切られたアリスを救いに
登場するなど、団体内でも確固とした正義のレスラーとしての姿を見せていた。
+ 巫女の黄昏 第26回大会~第30回大会

巫女の黄昏 第26回大会~第30回大会

しかしそんな団体エースとして歩んできた彼女に転機が訪れる。
第26回大会。東プロでも珍しい賞金のかかった試合『謝恩現金争奪戦』で、チームが敗北、しかも
勝ちを収めた相手が、急速に台頭してきた新興勢力の守矢神社早苗であったことに激発。
しかし早苗もここまでのO.D.Sとの抗争を経て、すっかり成長しており、この霊夢の口撃にも
堂々と対抗。そして両者は互いのを賭け、試合を行うことになる。
しかし、第27回大会で行われたその試合、axila contraはほとんどの予想を裏切り早苗
奇跡と呼ばれる勝利を収め、霊夢はを封印されることになってしまう。

しかし、霊夢にとって(早苗にとってもだが)その腋は即ちファイトスタイルであり
霊夢のアイデンティティそのものであった。
腋封殺コスチュームに変更されると同時に戦績も言動も大暴落。すっかりへたれいむ化してしまった。

そしてその腋の奪還、早苗への報復、何より金につられ、
正規軍を名乗りながら、第30回大会で早苗を襲撃して「腋」を奪還すると共に、GM天子
業務提携を締結。
以前、給与3倍を提示されつつ断った(第28回大会)にも関わらず、給与5倍とグッズ増産計画を
再提示してきたGMに乗ってしまった事が、かつてのライバルや博麗神社組からは総すかんを喰っており、
軋轢は必至であった。
+ 堕ちた博麗の巫女 第31回大会~第32回大会

堕ちた博麗の巫女 第31回大会~第32回大会

翌、第31回大会では『博麗神社』の名義もLTWベルトも完全にGM軍団に売り渡し、
パートナーだった萃香の信頼をも裏切って悪の巫女に転身。東プロのエースオブエースは
団体のあり方を否定する集団の急先鋒に成り果ててしまった。
そんな彼女に対して、即座に魔理沙が『ブーイング浴びようが何されようが潰す』と勧告しており、
次いで、襲撃されてマットに這いつくばらされるという屈辱を受けた早苗も『絶対にこのままでは
終わらせませんよ!』と復讐を誓った。
こうして、次は誰が『霊夢潰し』を宣言するのか注目されることになった。
+ 全面戦争勃発 第33回大会~第34回大会

全面戦争勃発 第33回大会~第34回大会

GM天子の元ですっかり堕落した霊夢だが、第33回大会では
ピンフォール負けが皆無であった風見幽香を「夢想封印」で沈める。
「ふとれいむ」などと実況で揶揄されていたが、技のキレと動きは相変わらずであったが、それはともかく、
敗北した風見幽香天子のケ○に敷かれる会に服従させんとしたため、
重鎮八雲紫が介入した。ついに動いたスキマ妖怪は、霊夢をGM軍共々、制裁(スキマ送り)に
処すことを宣言。
霊夢も勿論黙るはずもなく、次大会で妹紅とのタッグで返り討ちと、迎撃態勢を整える。
第34回大会では、てゐの暗躍によって事実上ハンディキャップマッチとなった試合ではあるが、
自らもその強さを発揮し、を夢想封印にて撃沈寸前にまで追い詰めている。
(ミスティアのカットがなければフォールしていたかもしれない)
結局、を直接フォールすることは叶わなかったが、予告通りに天子のケ○に敷かれる会
服従させ、現場監督から引きずり下ろした。
しかし、これにより八雲一家と、それと仲の良い白玉楼からも遺恨を持たれることになり、
GM軍として四軍連合が結成される流れとなる。
+ 悪の巫女の慢心 第35回大会~第38回大会

悪の巫女の慢心 第35回大会~第38回大会

そして第35回大会、GM軍vs四軍連合の試合にて、霊夢は「これに勝利したほうが勝ち」という最終戦に出場した。
しかし、試合の前に既にGM軍の罠は張り巡らされていた。四軍連合についていた妖夢の裏切り行為があり、
GM軍入りか?そう思われたが…突然妖夢が2度の裏切りという予想外の行動により
結局は、四軍連合に戻った。憤慨した霊夢は、圧倒的戦力で粉砕…のはずであった。

しかし、その慢心がまさかの妖夢の勝利により決着。(フォールされたのはリリカ)
GM軍敗北。怒りのおさまらない霊夢は、蛍光灯で妖夢を粉砕。裏切り者への制裁と動いたその時…
突如乱入してきたM.D2号に天誅を喰らい、屈辱を味わいながらの大会終了となった。

翌36回大会では、放送200回記念BRに参加するも、豪勢な食事をしていたと一人遅れてリングに到着し、
真っ先に幽々子にエビ固めで潰されてしまうという体たらく。
豪勢な生活のツケは、「ふとみこれいむ」などと揶揄された。
その屈辱は37回大会、夢想封印で華麗に晴らして見せたが、決めた相手は彼女からすれば格下の
続く38回大会でも、またしても格下のミスティアをまっはふみふみした挙句、チームは未熟者
してやられる有様。

今までの身軽さはすっかり疑われはじめ、あまりの情けなさぶりに会場からは失笑が漏れるほどで、
かつての栄光はどこへやらという状況になっていた。
+ 最新情報
第39回大会では、第2試合の3WayTAGに衣玖と組んで出場。奮戦する咲夜を最後の最後で仕留めるという
効率のよいクレバーな試合運びでこれを制し、GM軍としても勝利する。
そして続く第3試合で神奈子に対してLSW挑戦を表明すると即座に介入。自らも挑戦を表明し、
初代王者陥落から久しく遠ざかっていた至高のベルトを再び奪取することを宣言した。
最近数大会だけを見ると、一時期太巫女と嘲笑されていた時期から比べても、明らかに技のキレを取り戻しており、
さらにコンテンダーマッチのレフェリーにパチェを指定するなど、勝つためにはなりふり構わぬ姿勢も見せており、
このまま再び至高のベルトを巻くのは彼女なのかもしれないという声も一部にある。

+ 霊夢がメインレスラーたる所以
その戦闘能力だけを見れば、どのような境遇であれ、東プロトップレベルなのは否めない。
相手が攻め込んだつもりでも、必殺ムーブ「夢想封印」で試合をひっくり返したり、
蓬莱人に匹敵する耐久力は「ゾンビ霊夢(巫女)」(元々は東方風神録での霊夢の立ち絵がなぜか顔色が
悪かったところからくる呼称)と評される。
現在のところ、東プロの至宝といえるLSWLTWLTUの全てを腰に巻いた
(正確には、LTUは巻く前に陥落したが)のは彼女だけ、というのは厳然たる事実である。
どのような状態からも一撃で展開をひっくり返してしまう説得力の塊のような存在感が
以前のファンならば希望の存在であったが、今日では絶望の象徴に変貌してしまい、
今後の東プロがどのような方向性に向かうのかを力と結果で示してしまうトップヒールと化してしまった。

余談だが、GM軍団と提携した後は事あるごとに放送席に現れ、自分の暮らしがいかに変わったか自慢してくる。
腹立たしいことには違いないのだが、その内容がなにやら涙を誘うと評判が立っている。
また、ヒールターン後もその鬱陶しい言動と生活の堕落ブリから、
「空飛ぶ不快な守銭奴」、「樽」、「メタボ巫女」と色々なあだ名をつけられており、ある種今でも愛されている。
さらに、新興の守矢スマックダウン神社に信者数でも経営面でも押されており、
博麗神社はすでに単なるお社である感が否めない。初詣では参拝客がほとんど来ず、その差が現れている。


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最終更新:2011年03月31日 21:04