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メディ毒<東プロ用語・隠語>


ここではメディスン・メランコリーが使用する技につけられた様々な毒物名の元ネタを紹介します。
技自体の解説はメディ選手紹介ページをご覧ください。

+ゲルセミウム・エレガンス

ゲルセミウム・エレガンス Gelsemium elegans

メディのフィニッシュホールド『ジャンピングツームストンパイルドライバー』がこう呼ばれる。
ゲルセミウム・エレガンスは植物の名称である。一見すると黄色い可愛らしい花をつける草だが、 その正体は毒草である。
『冶葛(ヤカツ)』の名前で奈良正倉院設立当時から記録があり、当時ですら

『冶葛の葉っぱ3枚と杯一杯程度の水があれば死ぬ事が出来る』

と称される程の威力を持ち、 千数百年たった現在の薬物・毒草学においても
『比類なき地球最強の毒性を持つ植物』 とされている。

ゲルセミウム・エレガンスに含まれる成分毒による生体への影響は呼吸麻痺からの呼吸停止。
しかし心停止や循環器への直接的効能はないため、
毒を摂取した生体は自らの心音を聞いたまま命を落とす事になる。
プロレスラーとしては決して恵まれた体格ではないメディが繰り出すその名の通り必殺技であり
喰らった相手がカウントを聞きながら、立ち上がる事が出来ない程のトドメの毒効果として的確である。

+東方本編におけるゲルセミウム・エレガンス[ネタバレあり]
なお、東方本編ではメディとは関係ないものの、東方永夜抄のエンディングのひとつに
幽々子永琳にゲルセミウム・エレガンス入りのお茶を飲ませて冥界入りさせようという
シーンがある。(幽々子としては、便利なお医者さんが身近に欲しかっただけで、永琳が蓬莱人(=不死の存在であり
死を操る幽々子の天敵)と聞いてあっさりと断念している)
また、東方花映塚の対戦において、風見幽花がメディに勝利した際、「ゲルセミウム・エレガンス。最強の毒をもつ植物よ。この毒なら貴方も倒れるかもね。」と、ゲルセミウム・エレガンスは毒を操るメディでも耐えられないほどの毒をもっている、と語っている。(実際はどうか不明だが。)
+カリブドトキシン

カリブドトキシン charybdotoxin

『カリブドトキシンデスロック』の冠詞として使われている。
『カリブドトキシン』はサソリ毒成分の名。
生体への影響は筋収縮を長引かせる、あるいは不可能にし筋硬直状態に陥れ、麻痺させる神経毒。
徐々に全身に回るためまず身動きが取れなくなり、徐々に呼吸・循環器への影響が現れることから
関節技に相応しい毒名といえる。
+コンバロシド

コンバロシド convalloside

『コンバロシドホールド』の冠詞として使われている。
の首を破壊した技としてその威力の凶悪さを知らしめた。
コンバロシドはメディの活動源でもあるスーさんことスズランの毒である。
スズランにはコンバロシドだけでなく、コンバラトキシン (convallatoxin)、コンバラマリン (convallamarin)
等の成分もあるが、これも全て毒。
そもそもConvallariaとは『スズラン属』を指すことから
『コンパロ、コンパロ~』も学術的な意味では正確ではないのだ。
でもいいよね、コンパロコンパロ~って響きが。

生体への影響は嘔吐、頭痛、眩暈、血圧低下、心不全及び過剰心拍による心臓麻痺など。
心臓の鼓動を過度に増加させる効果による中毒症状から死に至る。
創作物や呪術的な民間療法として心停止状態からの蘇生薬としても使われていたが科学的にこれは全くの間違い。
当然メディによって喰らった相手は、死の先を逝くことなどできず、リングに横たわるのみである。
+カルジオトキシン・スネークヴェノム

カルジオトキシン charybdotoxin・スネークヴェノム snake venom

『コブラクロー』『カルジオトキシンクラッチ(コブラクラッチ)』で冠詞として使われている。
スネークヴェノム・Cytotoxin(ヘビ毒)大分類の下に存在する カルジオトキシン(CTX)は
Naja(コブラ属)の毒名として認識されている。 そのために『コブラと名の付く技』に適応されている。
生体への影響は即効性で神経の放電を塞ぐことで、麻痺やしびれ、呼吸や心臓の停止。最悪死に至る。
ただし元々の射出量の兼ね合いや血中循環毒であることから余程全身に巡りやすい位置を噛まれさえしなければ
的確な応急処置で死を免れる事も出来る。(手足を噛まれても即死しない理由がこれ)
スズラン毒と効能が似ているが、心不全を経ての心臓麻痺ではなく直接心臓麻痺を引き起こす。
また植物の神経毒とは異なり中毒作用が段階複合的に起き、作用時の化学変化式も大幅に異なるとされているが
実ははっきりとした生体影響のメカニズムはまだ分かっていないらしい。

余談だが神奈子の使う『蛇神万力』の元ネタである天山選手の『アナコンダバイス』でも使われている
巨大蛇『アナコンダ』には毒はなく、獲物はその巨大な口と顎で相手を噛み砕くか、締め上げて骨を砕いてから飲み込む。
毒蛇と呼ばれる種は全蛇種中圧倒的少数であるが、日本はマムシやハブの分布地域である事から蛇=毒と
思われがちである。
しかしながら毒自体は大半がたんぱく質で構成されているため、利用・加工方法によっては滋養強壮の薬にもなる。
マムシ酒やコブラ酒などが生息地で振舞われるのはこういった見解からである。
+ジクロロジフェニルトリクロロエタン

ジクロロジフェニルトリクロロエタン Dichloro-diphenyl-trichloroethane

王道プロレス技『DDT』の元ネタといわれている薬物名。
現在までのメディ毒の中で唯一人工生成された薬物毒である。
元々第一次大戦後~第二次大戦後からヴェトナム戦争時期まで使われていた化学殺虫剤で
開発は1938年のアメリカ。合成技師にはノーベル生理学・医学賞が授与されたれっきとした商品であった。
急性毒性が低い反面効果は絶大で多くの昆虫・節足動物を葬る事に成功し
日本でもシラミ対策で頭皮投与されたくらいの 有用な薬品として知られていたが
年々にその発見されていなかった副作用が露呈しはじめ、
低い急性毒性とは真逆の長期残留毒性、発ガン性、変異原性が動物実験で証明された為
人体影響への懸念から『残留性有機汚染物質』として国際条例レベルで製造・使用が禁止されている

日本では1973年に国内法成立により製造・使用及び輸入が禁じられているが
安価な代替殺虫剤を供給できない第三世界国・発展途上国や
マラリア対策という名目で中国・インド等では今日でも利用されており
作物などの輸入品から残留薬物が検出される問題も多々発生している。

そんなこんなのいきさつで『DDT』という名前の元ネタとして認識されている。
リグルのDDTが掟破りだ誰にかけても逆DDTだ自虐技だと言われるのはこのような所以から。

それぞれの毒性の即効性・遅効性や単体での威力などを考慮してメディの試合を観戦すると
また違った見方が出来てより楽しめると思います。
今後も新技発見次第追記していきます