秋冬冷戦・秋冬抗争<東プロ用語>
……のだが。
秋姉妹にしろ、
チルノ軍の中枢を占める
バカルテットにしろ、
U3級の選手であり、
無差別級の選手を中心に進む
東プロのメインアングルとは離れた位置になるため、
どうしても「脇(腋ではない)の方でちょこちょこやってる」という印象になってしまうのが難点。
また、
穣子は冬組に敵意をむき出しにしているものの、もう片方の
チルノ総帥が、試合中や直後はまだしも
時間がたつと前のことはケロリと忘れてしまうため、まともな遺恨に発展しないという難点も抱えている。
(「冷戦」と評したのは
文だが、この「まともな遺恨にならない」ことを揶揄する意図もあると思われる)
もっとも、この「かみ合わない微笑ましさ」が、昨今の殺伐としたメインアングルとは対照的な、
U3級の清涼剤的な一面を見事に表現している、と評価するファンもいる。
つまり、考え方は人それぞれということであろう。
ところがその冷戦状態の僅かな拮抗が破られる事となる。
第35回大会での
チルノ軍vs
秋姉妹+
O.D.Sのジョイント4vs4タッグマッチで
双方がついに限界点突破。泥沼の抗争に突入してしまう。
秋姉妹の
静葉,
穣子に加え現
LTU&
L⑨W王者である
雛までもが全面対決姿勢を表明。
一方の
チルノ軍は
チルノ総帥が早速臨戦態勢に。
リグルは関わるまいと去るが、
今まで散々嫌そうな雰囲気だったはずの秘密兵器
レミリアが急に乗り気になってしまう。
慌てた付き人
咲夜に連れ帰られて混乱は収まったが、参謀
レティが不在だったため、
残された
ルーミアと、いない事に気付かれていない
リグルの3名での対決になってしまった。
こうして前面戦争となった第36回大会であったが・・・。
すべては総帥のエターナルフォースブリザードに持っていかれてしまい、スポットも秋姉妹というよりは
総帥と
雛の⑨対決に当たるばかり。
すっかり置いてきぼりを食った形となった秋姉妹は、このような形(=⑨)でスポットに当たるのは本意ではないと、
別の形で目立つようになることを決意。
一方の総帥も、
雛との
L⑨Wに全力を注ぐ構えを見せ、既に秋姉妹は視界に入っていない様子。
こうして、この冬の秋冬冷戦は、お互いにすれ違い続けたままなし崩しに終戦となってしまった。
最終更新:2009年02月13日 21:49