繰り返す昏闇


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繰り返す昏闇


〔基本の声はフランシスカ〕



<其処は、古びた洋館、一人の女性が支配する世界>
<<銀色の輪(Silbern)>>



〔ここからシュテラ〕
古びれた暗い洋館はひっそり世の中を嫌うように佇んでいる。
(他の世界を拒むように)
その中心に座っているのは黒い薄布(Schleier(シュライアー)を纏った女性。
(全ての世界の中心の瞳)



「ようこそ、5色の輪の中心へ…
私はしがない占い師(Franzisca=Erheid(フランシスカ=エアハイト)、
<輪>(Schicksals)を見つめる一介の占い師とでも言っておきましょう。
さぁ、旅人よ、まずは全ての歴史を私の言う通りにお巡りなさい…。
それが最初の願いで、ハジマリの歌(Lied)になるでしょう」(フランシスカ)



〔ここから合唱/語りじゃなくて歌に乗せてくれると嬉しい〕
廻り始めた<運命の輪>(Rad des Schicksals(ラート デス シックザール)
空から観つめる<星>(Stern(シュテルン)
黒い薔薇と謳われた<皇帝>(Kaiser(カイザー)
当ても無く伸びてゆく<塔>(Turm(トゥルム)
衝動のままに歩む<愚者>(Narr(ナル)
全ての破壊を目指す<戦車>(Wagen(ヴァーゲン)
選択を間違えた<教皇>(Hierophant(ヒエロファント)
空にぽっかりと浮かぶ<月>(Mond(モーント)
無罪の内に殺された<吊られた男>(Gehangte(ゲハングート)
静かに哂った<悪魔>(Teufel(トイフェル)
教会の勧めた<節制>(Masigkeit(メースィヒケイト)
悲しみに暮れた<恋人>(Liebenden(リーベンダン)
誰も寄せ付けない<力>(Kraft(クラフト)
燦然と煌めく<太陽>(Sonne(ゾネ)
怨みという名の<正義>(Gerechtigkeit(ゲレヒティヒカイト)
救済の手を差し伸べた<女教皇>(Hohepriesterin(ヘーレプリエステリン)
派手に装った<死神>(Tod(トート)
神に背き続ける<魔術師>(Magier(マギー)
誰もが敬った<女帝>(Herrscherin(ヘルシェリン)
小さな舞台の名は<世界>(Welt(ヴェルト)
下された神の<審判>(Gericht(ゲリヒト)
そして、全てを見つめる<隠者>(Eremit(エアミット)



22の歴史(Historie(ヒストリエ)は造られながらも廻ってゆく。
ただ新たな歴史(Historie)を描くために廻る―――。



〔ここからフランシスカ〕
これが<輪>(Schicksals)の示す道筋…
繰り返し続ける昏闇は、誰に咎められる事も無く、誰に気付かれる事も無く、ただ無意味という意義だけで廻る―――
強いて言うなら其処は、光を目指す拠点としての闇、光に疲れた者達の安寧の場所として



(フェード、Roman一曲目の雰囲気)



「さぁ、ここから踏み出すのです。
心配は要りません、どうせ歴史は幾度でも繰り返し、いつかここに戻ってくるのですから。」(Franzisca)フランシスカ)



「嗚呼、目を覚ますんだFranzisca…」(アルベルト)



<その世界の意味は、耐えながらも歩み続けること>