敢然たる誓い


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敢然たる誓い


<其処は、崩れ果てた世界、彼女の謳った終焉>



雨雲に隠れて空は見えない
けれど人は知っていた



隠れていてもその向こうには
綺麗な空(Himmel)があると



神に愛された人々は
ただ目を瞑って
今は幸せと言うけれど
私には分からない…
それが幸せと謂い得るのか…



(効果音:雷やらなんやら、とりあえず破壊音と悲鳴とか)



青い空は突然唸り
赤い眼で睨みつけて
白い教会を踏み潰し
黒い墓碑を薙ぎ倒して
銀の刃を突き立てた



崩れ落ちている数多の建物
原型を留めぬ数多の人々
誰も望まぬ突然の終焉(オワリ)
それは神の気紛れだろうか…
…こんな時でも、神の御心だからと…



今こそ<審判>の時
思い上がった者達に
思い知らせてやれ
我らの威厳を以って



連鎖する悲劇
共鳴する悲鳴
終わらない昏闇(クラヤミ)
繰り返す光輝(ヒカリ)



現世(うつしよ)の死者達(人々)と
幽世(かくりよ)の生者達(人々)は
互いに憎み合い
互いに恨み合い



決して交差する筈の無い
両者は哂いながら呪い合う
死の穢れと生の苦しみ
相手に取ってはどちらも脅威
滅び逝くはどちらか
生き残るはどちらか



絡んだ運命の中で
唯、一つだけ真直ぐな糸
誰にも知られぬままに
私は謳おう
この世界の終焉(オワリ)を
この世界の往く果てを…





<その世界の意味は、沢山の人と共に征くこと>
<<色の無い世界の中心>>