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自信か慢心か? ◆qwglOGQwIk




「ふう……」

ロックマンは森の中を駆けていた。
スパイダーマンと別れた後、彼は仲間を集めるべく森林地帯を探索する。
ロックマンはかれこれ数時間ほど森林地帯を駆け巡るが、にも拘らず人影は今の所誰も見えてこない。
もしやロックマンの姿を見た誰かが、彼のことを危険と判断して隠れているから誰も見つけられないのではと考えてしまう。
彼は戦闘用ロボットであり、その気になれば人を傷つけ殺めるのは簡単だ。
しかしロボットにはロボット三原則というものがあり、人を傷つけることは本来出来ないようになっている。
彼より先の世代のレプリロイドという新型のロボットは、ロボット三原則を"悩む"ことで人間への反乱を引き起こした。
それがイレギュラーというものであり、イレギュラーを狩るハンター達が活躍せざるを得ない未来がある。
この殺し合いの場においてロボット達はロボット三原則もイレギュラーさえも関係なく、完全なる自己の判断で行動することが出来るようになっている。
それでもロックマンという戦闘用ロボットは、その優しさゆえに敵のロボットを傷つけることでさえ躊躇う。
だからこそ彼は誰も傷つけることなくこの殺し合いを終えたいと考え、協力者を集っているのだ。

「僕が、頑張らないとっ……!」

彼にはもう一つの懸念がある。最初に悪魔に集められたあの場所。
確証は無いが彼の妹分であるお手伝いロボットのロールらしき姿が見えたことだ。
もしそうであれば早急に保護せねばならず、とにかく他人と接触して情報を増やしたかったのであった。
だがロックマンの頑張りにも関わらず森林地帯ではまだ誰とも遭遇しておらず、少しずつであるが焦り始めていた。




「ピ……カ?」
「お、ピカチュウ大丈夫か? ……ほら、これ」
『……うん、まだちょっと痛いけど大丈夫だよ』

ピカチュウを抱えて逃走した圭一は、エアーマンが追ってこないことを確認してからB-4の水源地帯にて休憩を取っていた。
なかなかピカチュウが目を覚まさないので心配した圭一が水を掬ってピカチュウに振りかけた所、ようやく目を覚ましたのである。

「しっかし、あの時はさすがにヒヤヒヤしたなぁ」
『そういえば、あの後はどうなったの?』
「さすがにあのままじゃヤバイと思ってな、口先八丁手八丁で何とか誤魔化して切り抜けた」
『そうなんだ』
「お陰でバックブレーダーが無くなっちまったが、何とか無事に逃げ切れたって訳だ」
『ところで圭一君こそ、切り傷が多いけど大丈夫?』
「こんなのかすり傷だって、大丈夫大丈夫」

そう言った圭一をなおもピカチュウが心配するので、圭一は湖畔の水で傷口を洗浄する。
圭一は最初こそ渋い表情をしたものの、その後はつつがなく傷口を洗浄した。

「な、大丈夫だろ?」
『うん、僕の心配のしすぎだったかな?』
「ピカチュウも少しは傷口を洗っておいたほうがいいぞ。いくら自分で大丈夫だと思っても、いつ悪化するか分からんからな」
『うん、それじゃ…………ピカピ!?』

ピカチュウがチャプンと音を立てて入水するも、痛みに耐えかね放電しながら水から飛び上がる。
陸に上がったピカチュウは体をプルプルと振って水を弾き飛ばすと、ようやく落ち着いたのか放電を止める。

「だ、大丈夫か……」
『ごめん、ちょっと痛みでびっくりしただけなんだけど……』
「こっちにも電撃が飛んでくるかと思ったぜ、まったく……」
『ごめんね、圭一君』
「ああ、別にいいって……ん…………」
「……」

森の奥からガサガサと音がする。先ほどの派手な放電で見つかったか?と圭一は冷や汗を掻く。

「もしあいつだったら水に飛び込んで逃げるぞ、頼むから電撃は無しだぜッ……!」
『うん、分かってるよッ……!』

ガサガサという音が止まり、一人と一匹の目の前には木の陰から青い人間?らしき人影が現れた。
右手に備え付けられた銃口のようなものを見る限り、ロボットなのだろうと判断できる。
もしエアーマンの仲間だとしたら襲ってくる確率は高いと言える。

「……」
『圭一君、どうする?』
「交渉してみよう。多分……なんとなくだけど敵じゃないと思う」

身構える圭一達の警戒を解くべく、ロックマンはバスターを制すともう片方の手を差し伸べる。

「驚かせてごめん、大丈夫?」
「ああ、大丈夫だ。ところであんたはこの糞ったれな殺し合いに乗ってるのか?」
「違う、僕は困っている人たちを助けたいと思っている」
「……そうか、なら俺たちと目的は同じってことだな」
「僕はロックマン、見れば分かるとは思うけど僕はロボットなんだ」
「俺は前原圭一、そしてこいつはポケモンのピカチュウ」
『よろしくね、ロックマン』

圭一達とロックマンはお互いの自己紹介をした後、握手をする。
お互いに敵意が無いことを確認した後、自己紹介や知り合いの情報交換をする。

「……なるほど、ロックマンはそのロールって子が居るかどうか探しているんだな」
「うん、圭一君は何か知らない?」
「残念だが、俺たちが会ったのはロックマン以外だとエアーマンとかいう凶暴なロボットしか……」
「エアーマンだって!?」
「ロックマン、何か知ってるのか?」
「ああ、あいつは悪の科学者Dr.ワイリーに作られた戦闘用ロボットなんだ」
「そういえばエアーマンもDr.ワイリーだかDr.ライトだか言ってたな……」
「Dr.ライトは僕を作ってくれた博士なんだけれども、Dr.ワイリーはDr.ライトのことを目の敵にしているんだ」
「なるほど、ってことはエアーマンがいきなり俺たちのことを襲ってきたのはその悪の科学者Dr.ワイリーって奴が原因か……」
「そうか、エアーマンはやっぱりこの殺し合いに乗ってしまったのか……」
「ホント散々だったぜ、死ぬかと思った」
『大変だったよね』
「それで、エアーマンと会ったのはどこ?」
「森の向こう側のほうだ、命からがらあいつから逃げてきた」

圭一は森の向こう、今し方逃げてきた方面を指差す。

「……そうか、ありがとう」
「待てロックマン、一体どうするつもりだ?」

エアーマンの居場所を聞くが早く駆け出したロックマンに圭一は疑問をぶつける。

「エアーマンを倒す」
「おいおい、一人で大丈夫なのかよ!」
『僕たちも戦うよ。あんな危ない奴を放ってはおけない』
「大丈夫、エアーマンとはこれまでに4回も戦って倒したことがあるんだ。あいつの攻撃は全部見切れるさ」
『本当に大丈夫』
「大丈夫、僕にはスーパーロックバスターもある。絶対負けないよ」
「そっか……そこまで言うならロックマンに任せるよ」
「ありがとう圭一君、ピカチュウ。……そうだ」

ロックマンは自分のディパックからテニスボールを3つ取り出すと、圭一達に手渡す。

「これは僕たちが仲間を識別するために使っているボールなんだ、スパイダーマンさんにも渡したんだ
 このボールを持っている人は、味方と思っていいよ」
「分かった、このボールを持っている奴だな」
「うん、それと後……僕の代わりにロールや仲間を探してくれないか」
「ああ、お安い御用だぜ。俺たちに任せな!」
『金髪でポニーテールの子だよね』
「うん、それじゃ行って来るね。エアーマンを倒したらまた会おう。
 スパイダーマンさんとの合流地点はE-4だから、そこで落ち合おう」
「頼んだぜ、ロックマン」

そう言ってロックマンは森の奥へ駆ける。
そして圭一達はロックマンの約束を果たすべく、仲間を求めて森林地帯を行く。




(エアーマン……待ってろっ……………)


ロックマンがエアーマンを4度倒したことは間違いなかった。
だが一度目はエアーマンの弱点武器であるリーフシールドの力に頼った末の辛勝、二度目も同じであった。
三度目の対決はDr.ワイリーが未来のロックマンをさらった時、リーフシールドの力とスライディングによる回避によって楽に倒すことが出来た。
四度目はドクロボットに乗り移ったときであるが、4回目であったしスライディングによる回避によって竜巻を楽に回避できるようになっていた。
だが、今のロックマンはスライディングをすることができず、頼りにしているスーパーロックバスターもチャージすることが出来ない。

本来の実力を見誤るロックマンは、果たして五度目の戦いでも勝つことはできるのだろうか?


【B-4・早朝 森の水辺周辺】
【ロックマン@ロックマン2】
[状態]:左腕を蹴られ軽い損傷。記憶は最新だが機体性能は2時点のもの
[装備]:ロックバスター
[道具]:支給品一式、テニスのラケット、テニスボール*3、XBOX360
[思考・状況]
1.エアーマンを探し出し、倒す
2.ロールちゃんが居るのか気になる
3.エアーマン撃破後、E-4の塔で圭一達やスパイダーマンと合流する
4.支給品では心もとないので武器とエネルギー回復アイテムが欲しい

※XBOX360は20Gのハードディスクとして認識。中身を見る手段はまだありません
※ロックマンは自分自身の性能を正しく認識していません。



【前原圭一@ひぐらしのなく頃に】
[状態]:全身に軽い裂傷
[装備]:カワサキのフライパン@星のカービィ
[道具]:支給品一式、チョココロネ@らき☆すた、ゼットソーハードインパルス@現実
[思考・状況]
1.放送後、他の人物やロールちゃんを探す。
2.いないと信じたいがレナ達を探す。
  出来れば対主催思考な人物とも協力したい
3.市街地に向かい、自分とピカチュウを本格的に治療したい。その後はE-4の塔でロックマンと合流する
4.人は殺さない
5.ゲームの破壊

【ピカチュウ@ポケットモンスター】
[状態]:中程度のダメージ、テレパしい状態(残り時間短)
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、テレパしい@ドラえもん(残り3粒)
[思考・状況]
1.圭一についていく
2.サトシと仲間たちを探す。人は殺したくはないがある程度の戦闘は止むを得ない
3.ゲームの破壊


※森林地帯には真っ赤な誓いの歌声が殆ど届いていません



sm60:ひろくんのローゼン☆テンセイ 時系列順 sm62:第一回定時放送
sm60:ひろくんのローゼン☆テンセイ 投下順 sm62:第一回定時放送
sm13:戦士、再び ロックマン sm70:Cry for me, cry for you
sm42:落ち着け前原K! 前原圭一 sm76:勇気を受け継ぐ子供達へ
sm42:落ち着け前原K! ピカチュウ sm76:勇気を受け継ぐ子供達へ



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