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MEKAS GEAR SOLID KASS OF THE QUALITY ◆irB6rw04uk




ワープスターによって回転しながらKASの体は送られていた。

そう……敵の本拠地の中心に……

気が抜けるようなサウンドエフェクトと共にKASは空中から回転しながら降りてきた。
一般人ならその回転で眼を回し、気分が悪くなっているだろうがKASにとってはもはや慣れたものであった。

初見では絶対に予想することが出来ないワープスターを使用したのだ。
KASはすぐに辺りを見回す。
そして、自分の前に聳え立つ城を見て「そういうことか」と納得をする。

「やっぱり俺はTASを超える者だったんだ!!」

マリオで第二ステージに有るワープスター。
そこからスターロードに上がり、そこから別のワープスターでワープすると……
なんと最終ステージであるクッパ城に直接行けるというなんだかゲームバランスを崩してしまいそうなことが出来るのだ。
恐らく全ステージをクリアする前にクッパを倒したことが有るゲームプレイヤーは1人や2人ではないだろう。

もちろんTASもこのルートを通った人の一人である。

今回のゲームではTASはこのバグを発見することが出来ず大きなタイムロス、その上ゲームオーバーとなってしまった。
その点KASは時間がかかったもののショートカットに成功し、まだ残機が残っていると言う状況である。

誰もがこのゲーム、KASの勝ちを認めざるを得ないだろう。

「YAHOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!! JAPANNNNNNNNNNNNNN!!」
KASは歓喜のスピンジャンプの舞を舞う。多分それがいけなかったのだろう。

「誰かいるのか!」
鋭く響く声がKASの体を硬直させた。
スピンジャンプをやめてすぐに声のした方向を見ると、小銃を持ったデジモンがあたりを警戒するように歩いてくるではなか。
と言うか、こっちからもろ見えているのになぜ向こうは気がつかないんだと思うが、今はそんなことどうでもいい。

KASは近くにある草の中に身を伏せて隠れる。
銃を持ったデジモンが少しずつこちらに近づいてくる……
KASは笑いながらも内心は心臓が張り裂けそうだった。

KASほどの身体能力が有れば銃を持った奴でも負傷するかもしれないが勝利することは可能だったであろう。
だが、KASには恐れるものがあった。胸で電源が入っていることを示すLEDが光る携帯型無線機だ。

恐らく一瞬で仕留めることが出来なければあの無線機で仲間を呼ばれる。
なんていったってここは敵の本拠地なのだから……

いくらシルバースキンを持っていたとしても、敵の戦力は未数値。
支給品でシルバースキンを出すくらいだ。それ以上の破壊力を持った武器などたっぷりあるに違いない。

つまり、侵入したことがばれれば自分の生存率は激減するだろう。
KASの取った行動は決して良いとは言いがたいが、最悪ではなかった。

KASが先ほどまで立っていた場所までデジモンがやってくる。
その時KASは正直「やっちまった」と後悔していた。
自分の服は遠くからでもかなり目立つ真っ赤な服だ。明らかに草と自分の体は馴染んではいない。

「―――気のせいか……」

どうやらそんなこと心配する必要が無かったみたいだ。
ゆとりはKASに背を向けてさっさと先ほど自分が立っていた場所まで戻っていってしまった。
どう考えてもそこに居たのに「気のせいか」で済ましてしまったゆとり兵士!

KASはこのようなゲームをやったことがあると思い出していた。
そう、名作で名高いメタルギアソリッド! そして今の状況はまさにメタルギアソリッド3!
カモフラージュ、そして無線機……似ている。
「よし!!」

KASは辺りの土と泥で自分の服をわざと汚し、周囲に馴染ませるようにする。
そして霊夢が結んでくれたリボンを解いてバンダナのようにし、額に巻く。

「JOHNがスネークなら俺はカスネークになる!」
カモフラージュ率が上がったKASは先ほどと同じ位置に立ってもゆとり兵には見つかることが無いことを確認して作戦行動に入った。

「こちらカスネーク、これよりミッションを開始する」


メタルギア、このゲームで一番重要なアイテムは銃、それも出来ればハンドガンが好ましい。
後ろから近づいてホールドアップするのもよし、スプレッサーをつけて草むらから暗殺するもよし。
何事にも銃と……そしてもう一つの重要なアイテム……

ダンボールが無ければ始まらない。

ここにはダンボールは無さそうだが、もう一つのアイテム、ハンドガンは小銃を持ったあのデジモンの腰に刺さっているのを見た。
小銃を奪えばいいジャマイカと思うかもしれないが、時代の最先端技術を使っているMGSシリーズでは、銃に個人登録機能があるのだ。
つまり、小銃を奪ったとしても弾が出ない。

その点、腰のホルダーに収められたこのハンドガンならもしかしたら……ということがある。
こっそり、こっそりと近づくKASにそのデジモンは気づく気配が無い。
ふんふんふ~ふふ ふふふふふ~ん♪と東の方のウサギのテーマを鼻歌で歌っているくらいだ。
そして……


「うごくなっていう!!」
「うぐ!」

木刀の切っ先をそいつの背中に押し当てる。
そのデジモンは銃を押し当てられたと勘違いしたのだろう。
振り返るようなことも無く素直に両手を挙げ、降参を示した。

「よし、おりゃあっ!」

思わず「あれ? 別に動くなって言わなくてもよかったんじゃね?」と突っ込みを入れたくなるように、KASは木刀で頭をメメタァっと殴りつけた。
流石KAS、無駄な行動に定評がある。

そんなことは置いといて、結果的にはホルダーに収められた自動拳銃を手に入れることが出来た。
なお、死んでいるのか気絶しているのか分からないデジモンの死体? はそこらの草むらの中に隠しておいた。
ついでに無線機も破壊しておく。スピンジャンプで踏みつければ青い火花を散らして、あっさりと壊れてくれた。

銃の入ったホルダーを腰に巻いてカスネークはミッションを続ける。
目指すは目の前に聳え立つ城だ。どこと無く見たことがある……あ!

「ピーチ城とクッパ城ジャマイカ!! 何で気づかなかったんだ……
 ピーチ城がクッパ城の上に乗っているってことはマリオストーリーか?」

もしマリオストーリーと同じ構造をしていたら大変なことになる。
マリオストーリーは仲間の能力を使わなければ進むことが出来ない場所がある。
マグマの滝の中をくぐったり、灯りが無い真っ暗闇の中を進んだり……
そんなことになったら流石のKASでも……


「そんなの関係ないぜ!!」


ああ、忘れてました。ステージレイプを平然とこなせるKASでした。
でっていうが居ないと進むことの出来ないマグマの海をマントで強行突破!
ブラックパックンが敷き詰められた複雑なステージをダメージを受けたときの無敵時間でブラックパックン上を走り抜ける!
製作者涙目の行為を平然とこなす男、KAS。

彼にとってトラップやアスレチックなど只のお遊びに過ぎない。
製作者に一言述べるなら……相手が悪かった。この一言を送らざるを得ない。

KASは城に向けて走り始めた。彼を止められるトラップはあるのだろうか?
そして彼に与えられたスニーキング・ミッション、メタルギアを破壊することが出来るのだろうか?


【クッパ城前】
【KAS@KAS動画】
[状態]:重症(少しずつ回復中)、右拳骨にヒビ、お尻に火傷、強い決意と熱い闘志、カスネーク
[装備]:シルバースキン@武装錬金、洞爺湖の木刀@銀魂、レムーのリボン(バンダナ)、首輪探知機(残り電池80%)@バトルロワイヤル、M1911A1@MGS3残り弾数(7/7)、自作迷彩服
[道具]:
[思考・状況]
1.敵の本拠地に向かって……
2.このクソゲーをぶち壊してボスのスットコドッコイを倒して土下座させて悪い奴以外全員生き返らせるぜ!!!!
3.城に行き、ハルヒ達の事を皆に話す。
4.でっでいうを殺した大馬鹿野朗を倒す!
5.ハルヒは絶対に許さない。
6.閣下の分も生きる。絶対に生き残る。
7.谷口…………アリーヴェデルチ!
8.あのカード、どこ行ったんだろ?
9.笛が気になる。
10.なんであんな所に孔明の罠があったんだ?
※体型はスーパーマリオに戻っています。
※ニコニコ動画に関する記憶が完全に戻りました。
※つかさの支給品は全てカイバーマンに渡しました。
※核鉄
使用時以外は持ち主の治癒力を向上させる。
ある程度の制限がかかっているが、2個、3個と使用すれば、回復力は上昇する。
KASの核鉄は心臓を担っているため、核鉄状態では取り出せない。
※KASが空の高い所で頭をぶつけた透明の天井は、ノヴァの内壁です。
※自作の迷彩服を身に着けています。ただ泥で服を汚しただけですが、背景が泥っぽい色のところではそれなりの迷彩効果が期待できます。
※近くの草むらに気絶したデジモンが放置されています。

M1911A1@MGS3
一般的な45口径の自動拳銃。装弾数は7発。
スネークが使用したものと同じ銃であり、全てのパーツがカスタムされている。
サプレッサーを装着することが可能である。サプレッサーをつけたまま使用しているとサプレッサーが壊れることがある。
慣れれば狙撃銃並みの精密射撃が可能である。
奪った銃のため発砲できないかもしれないが、弾だけは使用することが出来る。



sm207:私は人間じゃないから(後編) 時系列順 sm210:城・逃・げでリセット!
sm208:今日の私はかわいいのよ! 投下順 sm210:城・逃・げでリセット!
sm207:私は人間じゃないから(後編) KAS sm213:最終決戦?全てを終わらせる!



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