目次



基礎情報

高専在学時の学科

情報系学科

大学への入学年度

平成26年度

志望動機

試験科目を見て化学が無かった事、成績を重要視しない事が大きいです。
コース選択はシラバス等を見て決めました。

編入試験について

受験勉強の開始時期

数学や英語の勉強は4年春から始めていました。
専門科目の勉強は5年春ぐらいに手を付けました。

各教科の勉強方法

数学
恐らくほとんどの人が持っている徹底研究や演習、過去問特訓をひたすらやってました。

物理
物理は物理のエッセンスや黄色い本、青いカバーの基礎物理学演習をやりました。
中でも青いカバーの参考書は凄く役に立ちました。
基礎工を受けるつもりなら力学、電磁気学、熱力学全てを選択出来る様に勉強しておいた方が良いです。


英語
基礎英語長文問題精講を長文対策に、英作文のストラテジーを英作文対策に使っていました。
他にも色々やってましたがあまり覚えていません。

専門
数理科学は専門科目が微分方程式や複素関数なので、前述した参考書で勉強が出来ます。
しかし数学の編入試験で出る一般的な問題よりも難しかったり専門的な知識を必要とする問題も多いです。
微分方程式演習や、http://www.maroon.dti.ne.jp/koten-kairo/works/fft/fft_start.htmlで勉強しました。
それと過去問を数学の先生に何度も質問しました。
基礎工の数学は特に難しいので疑問に思った点はガンガン質問した方が良いでしょう。

お勧めの参考書

数学


物理


英語


専門


試験の出来

科目 問題の概要/出来
数学 大問1はなんか良く分からない問題でした。
媒介変数を用いた曲線の長さを求める公式coshの逆関数を求める方法を知っていれば解ける問題です。
大問2は徹底研究の例題とかである固有値を用いて楕円の標準形を求めて図を書く問題。非常に簡単でした。
大問3はサイコロに関する確率の問題。(1)と(2)は場合の数を求める問題。結構考えるのに時間がかかって難しかったです。
(3),(4)はよくあるサイコロのゲームである目が出たら何点もらえる、とかそういう問題です。n回目に点数の合計が奇数点になる確率がPnとした時...が(3)で(4)はその確率Pnを求めるやつです。
これも例題が色んな参考書にあるので簡単でした。恐らく数学ではあまり差がつかなかったと思います。
&br(数学の出来は9割
物理 最悪でした。電磁気はマクスウェル方程式に関する問題で何も分からなかったので力学と熱力学を選択しました。
熱力学はサイクルの問題。何とか熱力学は最後の小門以外は解きました。
力学はコマの歳差運動で手も足も出ませんでした。なんか良く分からないベクトルをいっぱい書きましたが全部間違えました。解いてる時に泣きそうになったのを覚えています。
物理の勉強は力学、電磁気、熱力学全てを勉強した方が良いでしょう。これだけは自信を持って言える事です。

物理の出来は4割
英語 去年と同じ問題構成です。全体的に難易度高めだと思います。
長文読解で出される穴埋めの単語の選択肢が知らない単語ばっかりだった事と英作文が全文訳になって大変だった事は覚えています。

英語の出来は6割
専門 複素関数とフーリエ解析を選択しました。全体的に証明問題みたいな物が多かったです。
申し訳ありません。これを書いてる時期は試験の随分後なので詳しい事は忘れてしましました。
フーリエ解析では一様収束、絶対収束に関する問題が出題されました。これらの定義については問題中に書かれていましたが、数列の収束について勉強しておいた方が良いでしょう。

専門の出来は7割

面接での質疑応答

他の体験談にもあるように、面接室には10人以上の教員がいらっしゃいました。
他の大学の面接には無い雰囲気でやはり緊張してしまいました。ただ面接は合否にほぼ関係無いような気がするので気楽に臨みましょう。
何故こんな事が言えるかというと、他の大学では面接控室には面接後戻ってこれませんが、この面接では控室に戻ってくる事が出来たからです。(来年度から形式が変わったらすいません笑)

1.試験の出来について
各科目の大ざっぱな点数予想を言いました。結構点数が合ってて笑いが起こる事もありました(僕は笑えませんでしたが)。

2.フーリエ解析の証明に用いた定理について、この定理は証明出来るか
出来ませんと答えました。
恐らく自分の解いた専門について気になった事を質問されると思います。微分方程式を解いた人もそれについて質問されたそうです。

3.高専では微分方程式はどこまで習うのか
特性方程式について習う程度と答えました。

4.今までの受験校とその合否について
結果をそのまま伝えました。また、ここが第一志望であるとも言いました。


参考情報

他に受験した大学について

静岡大学 合格
筑波大学 合格
東京大学 不合格



高専時代について

得意科目は何でしたか?

数学

苦手科目は何でしたか?

プログラミング

あなたの今までの最高順位は何番ですか?

5位

あなたの今までの最低順位は何番ですか?

39位

何か活動(部活/学生会/ロボコンetc)はやっていましたか?




編入後について

編入した時に何単位くらい高専の単位が認定されましたか?

30単位。何をどうやっても30単位貰えると思います。ちょろい

大学編入後、ぶっちゃけ大学生活はどうですか?楽しいですか?

楽しいですがしっかり一年から入った方が楽しめるとも感じました。

勉強はどんなもんですか?講義について行けますか?

既に意味が不明な頭おかしい授業もあります。
ですが復習となっている授業もあります。
それととにかく数学しかやりません。そこは覚悟して受験した方が良いでしょう。

大学に入って何か驚いたことはありますか?

昼時の食堂の混み具合ですね。それと豊中キャンパスは常に人で溢れています。

大学と高専の違いは何だと思いますか?

大学は暇な時間に何をするかの選択肢が多いと思います。僕は遊びに費やすと思います。

何かサークルに入りましたか?

入りました。

大学生のうちにしたいことや目標はありますか?

幾つかありますが、最優先は院試に受かる事ですね。

ここだけの話、編入して良かったですか?

良かったです。

最後に、阪大への編入を考えている高専生に何か一言お願いします。

数理科学コースは他と違って夜遅くまで実習も無いし大量のレポートも出ないので平和です。
それに認定単位も多いので授業入れまくる事も無いのでお勧めです。

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最終更新:2014年06月11日 00:40