SS > 短編-けいおん!メンバー > オールキャラ > 最高潮!

109 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/07/01(水) 23:39:52 ID:+JUpYuF8
唯「じゃあ最後に!後ろでドラムを叩いてるのは、田井中律ことりっちゃーん!」
律が立ち上がると耳をつんざくような轟音が沸いた
隊員「「「りっちゃん!りっちゃん!」」」
律は頭かきながら照れ笑いを浮かべてアリーナ、スタンドを見渡す
律「みんなー!ありがとう><」
隊員「「「おおおおぉぉぉ!!!」」」
律「うわぁ…なんだか、泣きそうだよ。ありがとう皆!実は最近まで私のファン、応援し隊がいるなんてこと知らなかったんだ、ほんと、か、感謝の気持ちで一杯です」
律の頬に一筋の涙が流れる。
澪(律、ほら、泣いてないで、皆見てくれてるよ)
梓(そうですよ、いつもの先輩らしくないじゃないですよ)
律「う、うぅ。皆、本当にありがとう!皆のお陰で、目標である、ここ、武道館に立てた事を思うと、ぅぅ、嬉しいです!」
隊員「「「うおおぉぉー!りっちゃーん!!!」」」
観客席にあまた潜んでいた隊員たちはここぞとばかりに声を上げて涙する律にエールを送る。皆、黄色くて細長いなにか(恐らくシャーペンだろう)をその手に掲げている。ステージからそれを見ている律にはきっと一生忘れられない瞬間になるであろう。
律「ありがとーー!!」
感動の限界に到達した律は精一杯の力で叫んだ。
すると…、
チャーンチャーンチャーンチャーン
キーボードの奏でるピアノの音色が木霊した。
紬(ふふふ、りっちゃん。この曲、やりましょ?)
モニターでそれを聴いていた澪はその戦慄にルート音を乗せて厚みを出す。
唯もそのコード進行から曲を割りだし、その手をストロークした。
梓も、律の方を向いて頷き、カッティングフレーズを掻き鳴らす。
観客もそれに手拍子でノリを付ける。もはや、ステージは凄い熱気だった。
律(み、みんな…)
ステージの四人は律を見ている。後はドラムを付けるだけでその曲は始まる。律は、スティックを握りしめ、再び立ち上がってマイクに向かって叫んだ。
律「皆ありがとう!次の曲、盛り上がって行こうぜー!……翼を下さい!!」
武道館は、もはや爆発した。

出典
【けいおん!】田井中律は恋文可愛い33【ドラム】



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  • やべ、この武道館公演いってねぇwww -- (律愛してる♪) 2009-09-13 22:08:34

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最終更新:2009年07月13日 22:30
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