唯「バイハザ!」 第7章


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律「エントランスホール…懐かしいなぁ!」
パァン!パァン!

澪「ほんと何年ぶりかに帰ってきたみたいだよな」
ドフゥン!ドフゥン!

ザクッ!ブシュッ!

和「ほんとに邪魔ねこの緑のやつ」

ハンターの死体がごろごろする中を上に上がり玄関近くにある衛生電話を取る

和「澪、あなたがかけて。この二回の電話も多分あなたでしょ?」

澪「よくわかったな和。うん、わかった」

受話器を受け取りSTARS日本支部へかける

プルルル…プルルル

俺B「はいもしもし」
澪「あ、あの。脱出の件で電話したんですが」

俺B「あぁ、それならちょっと前に出ましたよ。後3時間もかからないと思います」

澪「本当ですか?!良かった…。あの、俺さんは…」

俺B「あいつはそっちに向かってるメンバーの一人だと思いますが…何か?」

澪「い、いえ」

俺B「ではまた。無事脱出出来ることを心から祈っていますよ」

澪「ありがとうございます」

ガチャン

澪「(落ち着いた人だったな~あ~言う男の人は頼りになるしかっこいいよな。ふふ)」

S.T.A.R.S.日本支部
男B「ふぅ…、誰もいないからって抜くのはよくなかったかな。ふぅ」

澪「もうこっちに向かってるってさ!」

和「これで一安心ね」

律「終わったな…。」

唯「いえ、まだ始まったばかりだよ、りっちゃん」

律「そうだな…」

澪「さて、残り時間どうするかだな。そう言えばむぎは?」

和「さあ…どこかに用事があるとか言ってたけど」

律「とりあえず外出てみないか?雨も弱くなってるみたいだしさ」

ガチャン

律「あれ?開かない…」

澪「ん?」

律「いや…ドアが開かないんだ。それに鍵らしきものもな…」

和「まさか…」

紬「まさかタイラントまで倒すなんてね…凄いわみんな。」

ピー、ピー、ピー

紬「これでいいのよね……お父さん」

ピッ

ビーッビーッビーッ

紬「さよなら……軽音部…さよなら……大好きだった人達」

「起爆スイッチが、作動されました」

律「なんだっ!?」

「この爆破プログラムは、解除出来ません。今から2時間後に、爆破されます。関係者及び労働者は、ただちに避難してください」

オールヒロユキーイモウトサトコー

和「それがあんたの答えってわけね…紬」

澪「どうゆうこと?!」

和「今から二時間後にここが爆破されるの。恐らくむぎのお父さんが最後の手段として置いておいたのね…」

律「でも二時間なんて楽勝じゃ…」

和「無駄よ、ドアはほとんどオートロックされているわ。ただ一部をのぞいてね」

そう…まだむぎがあなたたちのことを思っているのなら…むぎのいる道は残されてるはずよ

みんなは手分けして開くドアを探しそこに入ってはまた開くドアを探すの繰り返し
それを10回ほど繰り返し……

ウィーン、ウィーン

和「やっぱりね…。ずいぶんと可愛い真似するのね。屋敷を爆破しようとする人がさ」

律「むぎ……」
澪「むぎ…」
唯「むぎちゃん…」

紬「ごめんね…三人とも。私はこう言う人なの…人殺しの家系なのよ」

澪「違う!親は関係ないだろう?!むぎはむぎじゃないか!それを負い目に感じることはないんだよ!」

紬「ありがとう澪ちゃん。澪ちゃんはいつも優しくて…でもしっかりしてて、軽音部にはなくてはならない存在よ。」

澪「むぎ……」

唯「お父さんのこと嫌いなの?でも私と一緒にした時は…あんなに嬉しそうに話してくれてたよね…お父さんのこと」

紬「唯ちゃん…。あなたはほんとに思い遣りがあって…でもどこか抜けてて、でもそれがたまらなく可愛かった。お父さんをね、殺したのは私なの。斎藤はただ死体を貪ってただけよ…」

唯「なんで…」

紬「昔はうちはそんなにお金はなかったわ。でも幸せだった。中小企業の社長で十分だって、お母さんもそう言ってた。けど6年前くらいにアンブレラ日本支部社長の話が来て…内容を知りながらも父は引き受けたわ」

そんな父が許せなかった。お金何かいらなかった!それよりも欲しいものは沢山あったのに!

唯「だからお父さんを?」

唯「だからお父さんを?」

紬「えぇ…。昨日の朝、…殺したわ」

唯「そう…」

紬「私知ってたの…この計画のことも何もかも!でも黙ってた…言えば私の居場所はなくなるから…!」

和「でも捨てきれなかったんでしょ?彼女達を」

澪「どう言う…」

和「そもそも考えてもみなさい。他の人達はほぼ空気感染だけでゾンビ化してる。更に私達はその発信源の学校へいたのよ?それなのに発症しなかった。理由はただ一つよ。多分だけど…あのむぎが作って来たレモンレフォン、あれに抗対Tウイルスを混ぜてたのよ」

律「!」
澪「?!」
唯「?」

紬「そうよ…。その通りよ和ちゃん。じゃあ何であなたは発症してないのかしら?」

和「あの時私も食べたからね。それが幸いしたわ」

紬「そう…。無駄話はそろそろ終わりにしましょう。残り1時間少々もすればここは爆破される。あなたたちは逃げなさい。ここから屋上のヘリポートへ行けるわ」

唯「むぎちゃんは…?」
紬「私はこの屋敷を看取る義務があるの…それにもうどんな顔をして生きればいいのかわからないもの。私には…誰もいないのよ」

律「ライブしようって!約束したろ!?」

紬「りっちゃん。みんなのムードメーカーでいつもみんなを笑わせてくれて…でも誰よりみんなを大切にしてる。今回のことでもしりっちゃんがいなかったら澪ちゃんも唯ちゃんも諦めていたわ。ライブ…やりたかったな…」

律「出来るよ!まだやり直せるんだ!私達は!」

手を伸ばす

律「これからやり直そう…むぎ。また、軽音部を」

紬「ありがとう…りっちゃん。その言葉だけで十分よ」

律「よくないよ…むぎ、」

紬「今まで楽しかったよ。ありがとう」

律「軽音部のメンバーは誰一人かけちゃダメなんだよ…。むぎがいなくなったらキーボードがいなくなるじゃないか…」

紬「他の人をあてればいいわ」

律「他の人じゃダメなんだ…」

紬「でも私はもう生きたくないの…わかって…りっちゃん」

律「違う……!」

紬「え…?」

律「むぎ……自分自身じゃない!私の…私の為に生きろって言ってんだよ!頼むよ…むぎ」

紬「……私に…家族はいなくても親友はいたのね…。ありがとう、みんな」

紬「残り1時間をきったわ。さあ、行きなさい。STARSのヘリも確認出来てるわ。後45分もすればつくと思う」

澪「むぎ……」

紬「行って……早く」
唯「むぎちゃ(ry」

紬「早く!!」
カチャッ
ベレッタを構える紬、その姿を見ていた和が切り出す

和「行きましょう。ここにみんないたら無駄死によ。」

律「でもっ!」

和「仲間に銃を向けた時点で…彼女は仲間として失格よ。みんなが行かないなら先に行ってるわよ。雑魚も掃除しておかないといけないしね」

タッタッタ

澪「むぎ、一緒に来いとはもう言わない…けど…どうか生き残ってくれ…頼む」

タッタッタ…

律「ライブ、必ずしようなって約束したから。必ず守ってもらうぞ、むぎ。」

タッタッタ…

唯「お父さんのこと嫌いとか嘘だよね」

紬「えっ…」

唯「だってお父さんの話してたむぎちゃんの顔…凄くいい顔をしてたもの」

紬「……」

唯「待ってるから……」

タッタッタ…

紬「ありがとう…みんな。もうちょっとだけ…生きてみようかな…私」

「あなたにそんな資格はないわ。もう少し役に立ってくれると思ったんですけど…。残念」

紬「えっ…あなたは…」

パァン!


ドサ……

「さようなら、むぎ先輩」


唯「あ!憂忘れた!」

澪「そう言えばずっと背負ってたのにいつの間にかいないな」

憂「お姉ちゃぁんひどいよ~」

唯「あっうい~!歩けるようになったの?」

憂「うん。まだちょっとめまいがするけどね」

唯「良かった良かった!」

律「って感心してる場合じゃないみたいだぞ…。」

立ち止まってる和を見て律が溢した

和「遅いわよあんたたち!それよりこれ」

澪「扉が…いっぱいあるね」

和「どうやら一つに登録した指紋一人しか入れないみたいなの。」
澪「って言うと…?」
和「全員バラバラになっちゃってこと」

律「ってことはもしこのドアがヘリポートに繋がってないところがあったら…」

和「それはないと思うけど…これだけ大掛かりに作られてるってことは何かあるかもね」

唯「憂と離ればなれやだよ~心配だよぉ~」

憂「私もだよお姉ちゃぁん」

澪「でもここ以外道はないんだよな?」

和「えぇ…戻るにしてもオートロックがかかってるし他を探す時間もないわ」

律「行くしかないってわけか…」

和「えぇ。それじゃさっさと指紋登録済ますわよ!」

5人が横一列に並び扉へ入る為に指紋を認証する。
オール、クリア
オール、クリア
オール、クリア
オール、クリア
オール、クリア

本人以外入れないと言うドアの先に何があるのだろうか…

律「澪、無事でいてくれ…よ?」

澪「あれ?」


唯「あれ?憂?」
憂「お姉ちゃん?」




和「私だけ一人…」

どうやら運良く隣どうしは繋がっていたらしい
和は一番端だった故に一人だった。

律「なんだ心配してそんしたぜ~」

澪「全くだな。この分だと唯達とも早く合流出来そうだ」

律「んだな」

狭い通路から広い通路に出る。

律「これは……」


─────。

唯「憂体大丈夫?」

憂「うん♪痒みも引いたしずいぶん楽になったよ!」

唯「良かった良かった!さあ早く脱出しよう!」

憂「うん!」

唯「広い部屋に出たね~」

憂「そうだねお姉ちゃん」

唯「何か書いてある!この先、ヘリポートだって!でもこの扉開かないね」

唯は扉の前で色々、主にうんたん♪してみたが開くことはなかった。

唯「鍵穴もないしカードキーでもないみたい」

憂「……」

唯とは逆、つまり入って来た方のドアの横にボタンのようなものがある

ぽちっ

ゴォォォ

唯「あっ開いた!憂~開いたよ~」

ボタンを離す
ヒュゥンドオン

唯「またしまった。」
憂「(そういうことか……お姉ちゃんと一緒にまた暮らせると思ったのにな…でも、一回は死んだ命だから。惜しくないよ、お姉ちゃん)」

律「こいつは…」
澪「タイラント…?」

律「しかも何かすっげぇ爪とか剥き出しになってんし…こえぇな。」

幸いデカい試験管みたいなのに入ってるから戦わずに済みそうだ。
ドアの前に立つ二人
澪「開かないな…。」

律「もしかしてさ…あのタイラントの前についてるボタン…あれで開くんじゃ…」

澪「でももしこのタイラントまで出てきたら…」

律「その時は…その時だ。見た感じあれ以外ないしな…やるしかないさ」

律はゆっくりとタイラントに近づき…ボタンを押した

ガシャン

澪「律!開いたぞ!」

律「こっちもな…」

タイラントが入っていた緑色の液が排出されて行く…。

澪「律!早く!」

律「わかって…」

そのボタンを離そうとした時だった。

ガッチャン

律「(!?ドアが下がった…まさかこのボタンはドアと連動してるのか…?てことはつまり…一人しか)」


───────

憂「(一人しか出られない…)」

唯「う~い~早くおいでよ~」

憂「う、うん~(このドアの仕組みをしればお姉ちゃんは自分が残ると言うだろう…それだけは…出来ない。だから…)」

憂「このボタンしばらく押さないと開きっぱなしにならないみたい。お姉ちゃんは先くぐって~」

唯「うん~わかった~」

唯がそこをくぐった瞬間…

今だ!

ガシャン

唯「えっ…」

憂「さよなら……お姉ちゃん」


───────

律「澪!このボタンしばらく押さないと開きっぱなしならないみたいなんだ!だから先にくぐっててくれないか?」

澪「……本当にか?律」

律「(うっ…ちょっと苦しかったか。こんなこと信じるのは唯くらいか…)」

律「正直に言う、このボタンとそのドアは連動してる」

澪「ってことは……」

律「あぁ、一人しか通れない。けどここにこうとも書いてある。扉が開く第2条件は、タイラントの静止、つまりタイラントを倒せば開くってわけだ」

澪「でも一人でなんて無茶だ!二人で倒して一緒に出よう!二人ならなんとかなるよ!」

律「……澪、わかってくれ。私は澪に生きててほしいんだ。自分の命より大切なんだよ、澪のことが。だから、行ってくれ……澪」

澪「そんなこと…出来るわけないだろう!律が行かないなら私も行かない!」

律「わがまま言うなよ…」

澪「わがままなんかじゃない!私だって同じくらい律が大切なんだよ!これからも…ずっと一緒に生きていたい…」

律「誰が死ぬなんて言ったよ?澪。大丈夫、私は死なないよ。約束する。のどかだって守ったじゃないか。私だって守るさ、この約束」

澪「そんな約束…信じられない…」

律「……頼む…澪、もうじきこいつが動き出す…そしたら一人の命もここから出られないかもしれないんだ。ここは一人が死ねば片方もまた死ぬ…そんな場所なんだよ」

澪「だからって…律を置いて……行くなんて……」

緑色の液体はもうほとんどなくなっている…

律「みおぉぉぉぉぉぉぉぉ!早く!」

「ウォォォォオオオ!」

目の前タイラントが目覚める……

澪「絶対……絶対生きて……帰ってくるんだぞ……律……」

タッタッ…

ボタンを離すと同時にタイラントから距離を取る

さっきまで唯一の出口だった場所はふさがれタイラントと一対一になる

律「澪、生きろよ。私の分まで」

カチューシャに手をかけ外す……

律「ふふ…似合ってねーよな。髪型も…やることも…さ」

でも、これでいい。そう自分自身が言っている

マシンガンとコルトを両手にかかえて言い放つ
律「Shall we dance?」

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