第二階層 海嶺ノ水林(1)




5F

C-7 樹海磁軸の前にて


深い青で染まった海の底を
意識させる新しい階層を君たちは
ゆっくりと進んでいく…。

周囲を珍しそうに眺めながら
進む君たちの視界に、不意に
一人の人影が姿を現す。

「(ギルド名)といったな。
見事に魔魚ナルメルを倒したか。
その力、褒めてやろう」

「…が、この新たな階層に挑むなら
自分たちが強くなった! なんて
浮ついた気持ちは捨てることだ」

「ここは第二階層、海嶺の水林。
この階層の何処かに海底に消えた都市
深都の手がかりがあるという…」

「…だが、まだ誰も発見していない。
それだけでなく、この階層では
上層以上に行方不明者が出ている」

「つまり、危険は第一階層とは
比較にならないのだ。そのこと
理解しておくんだな」

そこまで告げると、クジュラは
北の方を向いて、君たちにも
そちらを向くように告げる。

「…ついでに一つ助言をやろう。
あの光の柱を見るがいい」

君たちは言われた通りの方角に
視線を向けると、そこに
天へ向けて立つ光の柱があった。

「あれは樹海磁軸というものだ」

「…仕組みは不明だが、あれを使うと
海都と地下を自在に行き来できる」

「もしかしたら、深都が残した
古代技術の名残かもしれんが…。
真実を知る術はない」

「とにかく、用いて便利なものだ。
お前たちも第二階層探索の際
役立てるといいだろう」

そこまで告げると、青年は
ゆっくりと君たちの前から
立ち去っていく。

君たちは、クジュラの言った
樹海磁軸を使ってみてもいいし
探索を進めるのも自由だ。


C-3 落ち込んだ様子で佇む少女

(4Fで協力要請を受けた場合のみ)

蒼い樹海を進み、探索を続ける
君たちは、第一階層で出会った
星詠みの少女の姿を発見する。

彼女も君たちのことを認めると
微笑みながら歩み寄ってくる。

「お久しぶりです、みなさん。
第一階層ではお世話になりました」

丁寧に頭を下げる少女だが
その表情は何処か暗く
心ここにあらずといった感じだ。

君たちは何かあったのかを
質問してもいいし、気にせず
この場を立ち去ってもいい。

何かあったのか聞きますか?
【 Y E S 】/【 N O 】

YES

君たちの気遣いに、少女は小さく
微笑みながら言葉を返す。

「…何故だかわからないのですが
アタシ、この蒼く澄んだ
水林がとてもこわいんです」

これじゃ冒険者失格ですね、と
少女は寂しそうに呟く。

君たちは、落ち込む少女に
さらに声をかけてもいいし
このままそっとしておいてもいい。

何と言いますか?
何が怖いのか問う
探索を止めるよう忠告する
何も言わない

何が怖いのか問う

君たちの言葉に星詠みの少女は
目を閉じ、しばらく考えたと思うと
小さな声で言葉を紡ぐ。

「…笑われるかもしれませんが
第二階層に足を踏み入れてから
毎日、夢を見るのです」

「アタシは誰かと一緒にこの水林を
冒険していて…、そして気付けば
魔物に囲まれてるんです」

「…そして、一緒にいる誰かが
アタシを庇い、魔物の群れに襲われ
血まみれに………」

カナエはそこまで話すと
夢でもそれ以上思い出したくないと
ばかりに頭を振り口を閉ざす。

君たちは、この少女との会話を
続けてもいいし、そのまま
そっとしておくのも自由だ。

探索を止めるよう忠告する

樹海を怖がっていては冒険者として
活動することは不可能である。

君たちがはっきりそう忠告すると
少女は寂しそうに頷く。

「そう…ですね。わかってます。
アタシもそう考えているのですが…」

…君たちの言葉に、深く頷く少女は
そのまま迷った表情を浮かべた後
ゆっくりと言葉を続ける。

「アタシがいなくなっちゃうと
アガタ一人で樹海に挑むと思う。
だから………」

そう小さく呟いた後、カナエは
慌てて君たちに礼を告げる。

「ご忠告ありがとうございます。
もう少し考えてみますね」

少女はそう告げた後、君たちに
くだらない相談をして
すみませんと再び頭を下げる。

君たちは話を終えたとばかりに
この場所を立ち去ってもいいし
まだ話を続けてもいい。

何も言わない

君たちは悩んでいる少女を
そっとしておこうと考え
その場を立ち去ることにする。

NO

君たちは悩んでいる少女を
そっとしておこうと考え
その場を立ち去ることにする。


(2回目以降)

(何があったのか聞かないを選んでいた場合)

君たちがその場で落ち込んだ様子で
佇む少女に改めて話しかけてみると
少女は微笑んで君たちを迎える。

「お久しぶりです、みなさん。
第一階層ではお世話になりました」

丁寧に頭を下げる少女だが
その表情は何処か暗く
心ここにあらずといった感じだ。

君たちは何かあったのかを
質問してもいいし、気にせず
この場を立ち去ってもいい。

何かあったのか聞きますか?
【 Y E S 】/【 N O 】

YES

(初回と同じ)

NO
君たちは悩んでいる少女を
そっとしておこうと考え
その場を立ち去ることにする。

申し訳なさそうに少女は君たちの
邪魔にならないようにと体を道の脇に
寄せて、その場に佇む。

君たちはカナエともう一度
話してもいいし、そこを離れて
探索に戻ってもいい。

(「何かあったのか聞きますか?」でYESを選択した後)
君たちが、再びカナエの所に訪れると
少女は一礼して君たちを迎える。
必要があるなら声をかけたまえ。

何と言いますか?
何が怖いのか問う
探索を止めるよう忠告する
何も言わない


D-5 どこか悩んだ様子の少年

(4Fで協力要請を受けた場合のみ)

蒼い樹海を進む君たちは、林の奥
小さな部屋のような空間の奥に
一人のシノビがいるのに気付く。

同時に少年も気がついたようで
ゆっくりと君たちのところに
近付いてくる。

「よ、よう、元気にしてるか?」
そう口を開く少年だが、少年こそが
あまり元気ない様子に見える。

君たちは、その少年にどうしたのか
聞いてもいいし、相手にせず
その場を立ち去ってもいい。

どうしたのか聞きますか?
【 Y E S 】/【 N O 】

YES

元気がないようだが…、と問う
君たちに、アガタは頭を
掻きながら言葉を返す。

「あぁ…、大した話じゃねぇよ。
ただ、カナエのヤツが第二階層に
来てから様子がおかしいんだ」

「顔色も悪いし、挙動も怪しいし…
まぁ、アイツが神経質に
なる事情もわかるんだけどさ」

困った様子で呟く少年に、君たちは
少女の事情を問いただしてもいいし
このまま立ち去ってもいい。

少女の事情を聞きますか?
【 Y E S 】/【 N O 】

YES

君たちの問いかけに、アガタは少し
迷いを浮かべるが、君たちなら…
と呟いて話し始める。

「カナエのオヤジさんはかつて
この世界樹の迷宮に来てたんだ。
海都でも有数の占星術士でな」

「…けど、そのオヤジさんのギルドが
第二階層への探索に出かけた日
そのまま戻らなかったんだと」

「そのショックでカナエのヤツは…」
そこまで話して少年は口を閉ざす。
それ以上は話したくないようだ。

君たちはさらに問いかけてもいいし
もう話す必要はないと
その場を立ち去ってもいい。

続けて声をかけますか?
【 Y E S 】/【 N O 】

YES

君たちは、アガタに何を
言いよどんだのかと問いかける。

君たちの問いかけに、
シノビの少年は困ったような
表情を浮かべて言葉を返す。

「…あのさ、オヤジさんが海都に
来ているとき、カナエも一緒に
ここに来てたらしいんだ」

「でアイツ、オヤジさんが
行方不明になった日、ショックの
あまり記憶を失ったんだ」

「明るくふるまってるけど…昔の事
大好きだったオヤジさんの事
何一つ覚えてないらしいんだよ」

だから、この迷宮に連れてきたんだ。
ここでもしオヤジさんについての
手がかりが見つかれば………

…アイツの記憶も戻り、苦しまないで
生きていけるかもしんないからな、と
少年は力を込めて話す。

君たちはどうやら少年から
聞けることは全て聞き出したようだ。

君たちは、考え込む少年を後に
その場を立ち去ることにする。

NO
(どのタイミングの選択肢でも同じ内容)

君たちは、どこか悩んだ様子の少年を
そっとしておこうと考えて
その場から立ち去ることにする。

以前のような快活さがない少年は
頭をかくと、道の脇に腰を下ろして
何かぶつぶつと言い始める。

君たちはアガタともう一度
話してもいいし、そこを離れて
探索に戻ってもいい。


(2回目以降)

君たちの前で仏頂面をして座っている
シノビの少年に、再び声をかけると
少年は難しい顔のまま立ち上がる。

「よう、どうした、何か用か?
オレはその…ちょっと、いろいろ
頭の中の整理中だよ、整理中」

恐らく少年は星詠みの少女のことが
気になるのだろう。君たちはそれを
尋ねてみてもいい。

(最初に聞かなかった場合)
どうしたのか聞きますか?
【 Y E S 】/【 N O 】

(少女の事情を聞いていない場合)
少女の事情を聞きますか?
【 Y E S 】/【 N O 】


(続けて問いかけていない場合)
君たちは目の前で仏頂面をしている
シノビの少年に改めて声をかけると
少年は立ち上がって答える。

「おう、どうしたんだ。
まだオレに確認しておきたいことでも
あったのか?」

そう言うアガタにまだ質問したい
ことが残っているのなら君たちは
質問を試みても構わない。

続けて声をかけますか?
【 Y E S 】/【 N O 】

(YES/NO共に、選択後の会話は初回と同じ)


(聞きたい事を全て聞いた後)

少年は君たちと話した後も、その場で
じっと考え込んでいるようだ。

君たちは、そんな少年をそっと
しておこうと考えてその場から
立ち去ることにする。


D-1 下り階段前

(ミッション「冒険者選別試験!」報告前)

紺碧の樹海の中を順調に歩く
君たちだが何か大事なことを
忘れてはいないだろうか?

君たちはまだナルメル討伐を
終えた事実を元老院に
報告していないはずだ。

まずはこの喜ばしい快挙を
元老院へと報告したまえ。

(更にもう一度階段へ向かう)

今は探索を進めるよりも
ミッションの報告をするのが先決だ。
街へ戻り元老院へ向かいたまえ!


6F

D-1 強い海流


君たちが新たな階を少しずつ
進行していると、ふと目の前に
不思議な光景があるのに気付く。

どういった構造でそうなっているのか
通路に沿うように空気が流れている。

しかもその力はかなり強いようで
うかつに足を入れれば、押し流されて
しまう恐れがある。

進む際には細心の注意を
払わないとならないだろう。


A-4 長く青い道


海底の迷宮探索にも少しずつ
慣れてきた君たちは、そんな樹海の
先に一人の少女の姿を発見する。

「あ、みなさん、お久しぶりです。
第二階層に来られていたのですね。
おめでとうございます!」

相手も君たちに気がつくと
明るい声で話しかけてくる。

「この第二階層まで来られたなら
元老院の人から指示されて
深都を探しているんですね?」

オランピアはそう尋ねながら
樹海の中、蒼い周囲に
ゆっくりと視線を向ける。

「実はあたし、第二階層を
何度か探索しているのです」

「そして、深都の手がかりを
発見したのですが…、訳あって
自身で確認はできずにいます」

「誰か信用の置け実力のある…
そう、みなさんのような方々に
聞いてもらいたかったのです」

そう告げた後、オランピアは
君たちの前を離れ、ゆっくりと
先に進み始める。

君たちは、興味を引かれて
少女の後ろに続いて足を運ぶ。

数歩進んで歩みを止めた少女は
東の方角を指差す。

「すみませんが東の方角を
見てもらえますか?」

彼女が示した道は、視認できないほど
長く青い道が続いている。

「この長い海底通路の先は、かつて
海の底だった名残か、海流
流れ出て行く手を阻むのです」

「その海流の流れを抜けた先に
深都へ繋がる隠し階段があるらしいと
いう情報を聞いたのですが…」

そこまで話した後、オランピアは
やれやれという風に首を振る。

「…その通路には多くの危険な魚が
徘徊しており、行く手を阻むのです」

「これまで、何組かのギルドに
同じように頼んだのですが…
…みな、帰ってきませんでした」

そこまで語ると少女は言葉を切り
君たちがその意味を理解するのを
待つかのように口を閉ざす。

君たちが先を促すように
振り返ると、少女は視線を
あわせて改めて口を開く。

「…けれど、きっとその奥に深都の
手がかりがあるんです。だから
みなさん、お願いします」

オランピアは真剣な表情で
そう告げると口を閉ざす。
どうやら話は終わりのようだ。

君たちはその言葉を信じても
信じなくてもいいが、見渡した所
道は東にしかないようだ。

オランピアは、少し疲れた様子で
君たちから視線を離して
ゆっくりと壁際に移動する。

木々にもたれるように休む少女は
もう話すことはないようだ。
君たちも探索に戻ることにする。


A-4 改めてオランピアと会話する


オランピアと話し、先への道を
聞いた君たちは、以前少女と会話した
場所まで足を運ぶ。

そこには、以前と同じように木々に
体を預けながら、蒼い壁を見つめる
少女の姿があった。

君たちは、少女に改めて先への道を
聞いてもいいし、声をかけず
そのまま先へ進んでもいい。

話しかけますか?
【 Y E S 】/【 N O 】

YES

君たちは、オランピアに声をかけ
以前聞いた道筋をもう一度
教えてほしいと告げる。

少女は、ニッコリ微笑むと
いいですよ、と優しく頷く。

そう告げた後、少女は以前と同じく
東にのびる小道を指差す。

「この長い海底通路の先に、かつて
海の底だった名残の海流が
流れ出て行く手を阻んでます」

「…で、その海流の流れを
抜けた先に古代魚の群れ
徘徊し、やはり邪魔をしています」

「その古代魚の群れを抜けた先に
深都へ繋がる抜け道があるのです」

そこまで話し終えると、少女は
秘密ですよ、と小声で呟く。

君たちは、少女の言葉を信じても
信じなくても良いが、見渡した所
道は東にしかないようだ。

NO

君たちは特に彼女と話すことは
ないだろうと、その場を
立ち去ることにした。


A-5 小部屋に到着


オランピアの言葉通り、海流を抜け
古代魚の群れをかわしてきた君たちは
小さな小部屋にたどりつく。

入ってきた時は気付かずにいたが
よく周囲を見渡してみると
とても不気味な印象を受ける。

周囲の床や珊瑚は赤黒く濁り
冒険者のものらしい背負い袋や
装備の破片が散乱している。

それもつい最近のものから
かなり古そうなものまで
圧倒的な数が散らばっている。

周囲の状況に驚きつつ、先への
道を探していた君たちは不意に
背後から殺気を感じて振返る。

振り向いた先に、巨大な魚が
群れをなして近付く姿を見つける。

慌てつつ周囲を調べる君たちだが
何度見てもこの小部屋で手がかりを
見つけ出すことはできない。

…オランピアの言葉が
誤りだったのだろうか?

君たちは、何とかこの場を
切り抜け、オランピアに
改めて質問にいってもいい。


A-4 オランピアの豹変


君たちは、何とかオランピアと
話していた場所まで戻ってきた。

するとそこには、以前と同じように
木々に体を預けながら
蒼い壁を見つめる少女の姿がある。

君たちの姿を見ると、少女は
驚いた様子で口を開く。

「…みなさん、無事だったんですね」

オランピアはそう呟くものの
視線は樹海の木々を眺めたまま
君たちの方を向かずにいる。

「あの数の古代魚相手に
無事戻るとは計算外…」

そう呟く少女は、どこかこれまでと
雰囲気が違い、近寄り難い
オーラをかもし出している。

「(ギルド名)…、あなたたち
本当に邪魔な存在」

オランピアの瞳は、何処か氷の様で
冷たく光りながら
君たちを見つめている。

「面倒な手段は終わり。
大人しく深都探索を止めるか…
さもなくば………」

オランピアは言葉に合わせて
背後の木々を撫でる。

さして力を込めたとも見えなかったが
一本の大木の幹が、軽く裂けて
君たちの前で倒れていく…。

「…あなたたちもこうなる。
命惜しくば深都を目指すな。
…元老院にもそう伝えろ」

オランピアはそこまでいうと
倒した木々の陰、背後へと走り去る。


A-4 新たに出来た道

(ミッション「海嶺の水林に潜む死の罠を追え!」受領前)

オランピアが通った後に
人が通れる通路が出来ている…。

しかし、今は先に進まず
この情報を元老院に
伝えたほうがいいだろう。


A-4 かつての場所

(ミッション「海嶺の水林に潜む死の罠を追え!」受領後)

君たちは樹海を進み、かつて
オランピアと話した場所に
たどりついた。

しかし、以前そこにいた少女の姿は
なく、君たちは彼女を探し
探索を続けないといけない。


D-1 ムロツミの星術師

(4Fで協力要請を受けた場合のみ)
(5Fで「落ち込んだ様子で佇む少女」「どこか悩んだ様子の少年」を見ている)
(7FA-1のクジュラと出会った後)

君たちが樹海の奥へと進んでいると
ムロツミの星術師が真剣な面持ちで
立っていることに気が付く。

そして、少女は君たちを見つけると
早足で歩み寄ってきた。

「お急ぎのところすみません。
でもアタシのお願いを聞いて
いただきたいんです…」

「みなさまが先日、古代魚の巣を
発見されたと聞きました。お願いは
そのことに関連してのことです」

「アガタにはその古代魚の巣の場所は
教えないで欲しいんです! 何だか
すごく嫌な予感がするんです…」

「どうかお願いします!」ときつく
頭を下げると、少女は君たちの返事も
聞かずに駆けて行ってしまう。

君たちはいまいち釈然とはしないが
とりあえず自分たちのすべきことに
戻ることにした。


A-4 2人組のギルド

(4Fで協力要請を受けた場合のみ)
(上の「ムロツミの星術師」を見ている)

君たちが深い青の森を進んでいると
いつかも見たような2人組のギルドが
そこにいることに気が付いた。

その片割れのシノビの少年が
君たちの存在に気が付くと
手を振りながら近づいてくる。

「会うの久々、だっけか?
いきなりであれなんだけどさ
ちょっと教えて欲しいんだ」

「おたくら6階の奥で古代魚の巣を
見つけたんだろ? オレにもそれが
どこにあるのか教えてくれよ」

「頼む!」と懇願してくる少年の
後ろで不安そうに君たちをじっと
星詠みの少女が見つめている。

以前君たちに古代魚の巣はアガタには
伝えないようにと言ったからだろう。

君たちはアガタに古代魚の巣の
ある場所を教えてもいいし、忘れたと
とぼけるのも自由だ。

巣の場所を教えますか?
【 Y E S 】/【 N O 】

YES

「おお、サンキュー!
さっすが(ギルド名)!
恩に着るぜ!」

君たちは地図を取り出して
古代魚の巣のありかへはこう進めば
いいだろうと詳細に伝える。

「オッケー、わかったよ。
それじゃ早速オレは試しにそこに
向かってみるよ、じゃあな!」

アガタは振り向いてカナエにも
伝えたようだが、どうにもカナエは
その場から動く気はないらしい。

アガタは一つため息をついてから
1人で先へと進み出すが、それでも
カナエは立ち尽くしたままでいる。

君たちは気になるならカナエに話を
聞いてもいいし、アガタを追いかけて
みることも可能だ。

NO

「何だよ、ケチな連中だな…。
いいよ、とにかくこの道を進んで
いけば、その内着くんだろ!」

少年は振り向くと星詠みの少女に
進もうと促すが、どうも少女は
その場から動く気はないらしい。

アガタは一つため息をついてから
1人で先へと進み出すが、それでも
カナエは立ち尽くしたままでいる。

君たちは気になるならカナエに話を
聞いてもいいし、アガタを追いかけて
みることも可能だ。


A-4 立ち尽くしている星詠みの少女

(4Fで協力要請を受けた場合のみ)
(上の「2人組のギルド」を見ている)

君たちはその場でぼうっとした様子で
立ち尽くしている星詠みの少女に声を
かけてみるが返事はない。

悲愴な表情を浮かべて自分が
どうすればいいのかわからなくなって
しまっているようだ。

君たちは話をするためにアガタを
連れ戻しに行ってもいいし、構わず
先へ進んでも構わない。


C-5 不気味な声

(6Fの「2人組のギルド」を見ている)

君たちが古代魚の巣までもう少しの
地点にたどり着くと、星詠みの少女が
肩で息をしているのが目に入った。

アガタのことが心配でたまらず来た
というところだろうと思っていると
不気味な声が反響する!

君たちがそれに反応し奥へ急ごうと
するより早く星詠みの少女が1人で
巣の方へと駆けて行ってしまう!

このままカナエを放っておくのは
危険だ! 君たちも古代魚の巣へ
急いで向かいたまえ!


A-5 魔物の肉片が散らばるその中心

(4Fで協力要請を受けた場合のみ)
(6Fの「2人組のギルド」を見ている)

古代魚の巣を教えた

君たちが古代魚の巣にやって来ると
辺りには魔物の肉片が散らばっており
その中心にはカナエがいた。

そしてその少女の前には、傷だらけで
全身が血塗れになりながら、安らかな
顔で横たわる少年の姿があった。

「…思い出したんです。その時
アタシを庇い、アガタが………」

少女は小さな声でそう呟くと
そっと立ち上がり空を仰ぐ。

「ここ…、子供の頃、アタシが
父さまと一緒に来た場所です。
父さまのギルドは強かったけど…」

「…ここで古代魚の群れに襲われ
アタシを庇った父さまは倒れ…
アタシ一人糸で逃げて………」

「そして、記憶を消したんです、
辛くて耐えられなかったから…」
と、少女は小さな声で語り続ける。

「ここで、アガタが戦ってるのを見て
思い出したけど…、記憶が戻り
驚いてたアタシが襲われて…」

「今度はアガタが庇ってくれた…。
アタシを守ろうとして
父さまも…、アガタも…」

気丈に言葉を続ける少女の背中を見て
君たちはこれ以上ここにいても邪魔に
なるだけだと離れることにした。

古代魚の巣を教えていない

君たちが古代魚の巣にやって来ると
辺りには魔物の肉片が散らばっており
その中心にはアガタがいた。

…その少年の前に、眠ったように
倒れている少女を見て、君たちは
事の顛末を悟り立ち尽くす。

「カナエ、最後にありがとう、って
そう言って笑ってた。アガタのお陰で
忘れてたこと思い出せたって…」

少年は抑揚のない口調で
静かに言葉を紡ぎ続ける。

「あいつ、小さい頃、父親と一緒に
この場所まで冒険に来てたって」

「で、あいつを庇って父親が死んで
あいつはそれを苦にし
記憶を封印していたんだ」

「けど、オレが古代魚と戦ってるのを
見て記憶が戻ったんだと。そして
あいつはオレを庇って………」

「かつて、父に庇われ、父を亡くした
ことを、あいつは悔んでいた」

「だから、今度は大事な人を
庇いたいって言って…
オレなんかを………」

少年はかすれた声でそういうと
君たちを見て、軽く頷く。

「じゃあな」と少年は君たちに別れを
告げると、少女の体を抱きかかえて
その場から立ち去っていった。

その背中を見送ってから君たちも
本来の目的があることを思い出し
再び樹海の奥へと進むことにする。


B-3 空中の潮の渦

(ミッション「深都への扉」受領まで)

入り組んだ海の小道を歩きながら
隠し通路を抜けてきた君たちは
不思議な光景を発見する。

空中に潮の渦が流れ出て
そのまま空へと伸びているのだ…。

君たちはそれをしばらく眺めていたが
何も起こらないことに気付くと
再び冒険へと戻ることにする。


(ミッション「深都への扉」受領後)

入り組んだ海の小道を歩きながら
隠し通路を抜けてきた君たちは
不思議な光景を発見する。

これがクジュラも言っていた
不思議な潮の渦だろうか…。

君たちは、手に入れた海珠を
ゆっくりとそこに近づける。

それに合わせて周りから
何かが流れ落ちるような音が
響いてきた。

…しばらくして音は止んだ。
装置は再び沈黙し
もう動きそうな気配はない。

とりあえず部屋の外に出て
何が起きたのか確認してみるのが
よさそうだ。


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最終更新:2014年04月21日 10:15