聖魔の種類~LUCK魔とINT極魔~


■聖魔のAP振り

聖魔に限らず、全ての職にメインパラメータとサブパラメータというものが存在する。
聖魔のはメインパラメータとはINT、サブパラメータはLUCKで、基本的にはこの2種類にしか振らない。一般的に殴り魔や回避魔と呼ばれる、いくぶんアウトロー的な育成法も一応は存在するが、これらはあまりにも希少種なので、ここでは深く言及はしない。メイポ界のくまだまさしになりたければ、自信で調べてぜひ育成していただきたい。

【くまだまさし画像予定地】

■INTとLUCK

INTは、火力やらヒールの回復量に直結する。
インテリジェンスあふれる僕らには、当然必要なステータスである。

【出来杉くん画像予定地】

LUCKは火力へ直接影響はしないが、魔法使い用の装備にいくらか必要になる。

全職共通のAP振りの基本は、サブをどれだけ抑えてメインを伸ばすかになるわけなのだが、魔法使いの場合、サブにまったく振らず、メインのみに振り続けるといった育成法がある。

魔法使いはINTを1あげると、魔力も1あがる。つまりINT1=魔力1。
しかしながら、例えば盗賊の場合、Luck1≠攻撃1なので、メインのLUCKだけに振り続けるよりも、サブのDEXを上げて武器なり装備を強くした方が、火力が大きくなるらしい。
なのでINTが魔力にダイレクト直結するならば、INTにだけ振ればええやんか!という思想のもとに生まれたのがINT極振りという名の宗教である。

そうAP振りの差異によって生まれるそれぞれの育成法は、宗教なのである。

同じ魔法使いなのに、同じ聖魔なのに、アイツとオレではどこか違うぞ・・・。

そんなささいな違和感がやがて、どちらが強いかという優劣論に発展し、決定的な対立を生み出すのだ。

INT極魔と通常魔は永遠に分かり合うことのない、悲しい存在なのである。
もちろんHP魔は蚊帳の外。

■3種類の育成法

聖魔のAP振りにはいくつかの種類がある。
大きく分けて3つ。

①LUCK魔/通常魔

★装備品に合わせてINT、LUCK両方に振っていく方法。
通常と名の付く通り、ネクソン公式聖魔育成方法。

②INT極振り魔/極魔

★LUCKにはわき目もくれず、ひらすらINTにのみ振り続けるストイックな育成法
 メイポ界の小比類巻に、君はなれるか!
【小比類巻wiki】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%AF%94%E9%A1%9E%E5%B7%BB%E5%A4%AA%E4%BF%A1

③HP魔

★LUCKとINT、さらにはHPにまで振る育成法。さらに言うと、INTとHPのみに振る極INT・HP魔とLUCKにも振るLUCK・HP魔の2種類があるらしい。基本的にマイノリティ。

■各育成法比較表

※それぞれの利点なんてネクソンのアップデートひとつで簡単にひっくり返るので、あくまで2009年5月の時点での話。例えばLUCKが100必要なチート性能武器が実装された場合、通常魔の火力はSになるわけであって、常に安定した育成法というのは存在しないのである。つまり僕らはネクソン様の手のひらでワーワー騒いどるだけの存在にすぎんのです。

種 類 火力 育成速度 経済性 デスペナ 装備の選択肢 強化費用 柔軟性
通常魔  B   B  C 5%前後     S   B   A
極 魔  A   A  C 8%前後     D   A   C
HP魔  C   C  S 5%前後     S   B   B

※柔軟性は新実装のアイテムやシステムに順応しやすいという事


■メリットとデメリット


・LUCK魔/通常魔

◆メリット

  • アップデートの恩恵を受けやすい
ネクソンが想定した育成法であるため、アップデートの恩恵を受けやすい。つまり新実装されたシステム、装備等で強化できる可能性があり、伸びしろが一番大きい育成法。

  • 装備の選択肢が増える
極魔の装備選択肢がかなり限定されているのに対して、通常魔はレベル適正さえクリアすれば、ほぼ全ての魔装備を選択できる。つまりアレコレ着せ替えできる。

  • メーカーで最強装備が自作できる。
極魔が高価なINT系強化書で四苦八苦している最中、根気と忍耐さえあればメルをそれほど投入しなくても、かなりの強化装備を自作できる。

  • デスペナリティが少ない
墓落ちしたときに経験値が減るデスペナは。LUCKに影響されるようなので、LUCKに振っている通常魔は極魔に比べてデスペナが少ない。

◆デメリット

  • 極魔に比べて、火力は低くなる
3次までならそれほど気にはならないが、4次職から火力に差が出始める。
というのは4次以降は骨MAPで、ジェネ狩りメインになるため、どうしても先に2確、1確に達するのは極魔になる。またメイプルヒーロー(以下MH)の上昇率も極魔に比べると少ない。

  • 育成の速度が遅くなる
極魔に比べて、攻撃力が劣るため、経験値効率とレベルアップにおいて遅れをとりやすい。

  • MHの恩恵が若干少なくなる
MHは素INTが上昇するため、LUCKに振っている通常魔はその上昇率が極魔に比べて若干少ない。だが、仮にLUCKに100振ってあったとしても、MH20でINT10少々違うだけなので、まあそれほど気にすることもないと思う。

・INT極振り魔/極魔

◆メリット

  • 火力が高くなる
極魔のメリットはこれにつきる。極魔には火力厨が多い所以である。
通常魔に比べて、INTが100前後+MH極魔補正分高くなるので、骨でジェネ撃ったとして、同レベルの通常魔より5k~10kくらいの差は出るんじゃないだろうか。まあ装備にもよるけどさ。

  • 4次までINT強化装備(笑)状態
4次転職時まで、ほとんど装備に気を使う必要はない。せいぜいHP強化するくらい。なので装備や装備強化に関してはかなり無関心になります。なお4次以降も適当な装備をしていると、周りから「なにそのうんこ補正wwwwwwww」とか笑われる。

  • 育成速度が速い
火力が高い上に、装備にもほとんど時間を割かなくてすむので、レベルがぐんぐんあがります。

  • 4次までは装備品にお金を使わなくてもすむ
極魔の装備品はLUCK不要もしくは全職共通のものしかないので、いったん購入してしまえば、後はずっとつけっぱなし。いちいち買うこともなく、エコライフを邁進できる。ただし本格的な強化に入る4次以降は、かなりの出費を覚悟すべし。

◆デメリット

  • 装備品が少ない
基本バスタオルに軍手、ジャクム兜、マント、アイゼン等装備できるアイテムがかなり少ない。そのためアバを取るとかなり悲惨な格好になる。が、某ギル員のたけしくんや伝説の忍者Kのように、アバなしをファッションとして捉えられるなら話は別。逆転の発想って素晴らしいと思う。

  • メーカーが使えない
特定のアイテムを調合して、自分だけの装備を自作できるシステムであるメーカーを使えない。なぜならメーカーで作れる装備はそれなりのLUCKを必要とするからである。そのため強化装備を作るためには、それなりの出費が必要になってくる。

  • 4次以降の強化にメルがかさむ
前述したとおり、メーカーが使えない極魔に残された強化方法は、ひたすら書を買い集め貼りまくるのみ。宿れば天国、闇れば地獄。

  • 新実装された装備やシステムを体験できない可能性がある
120武器やメーカーのように、極魔は基本的にネクソンの想定外の育成法であるがゆえに、新実装の対象外になる可能性がある。つまり他職や通常魔がワイワイ言っている中、極魔はとっても寂しい思いをします。

・HP魔

◆メリット

  • 経済的
HPが被ダメ以上あればMGを切れるわけで、MGが切れるということは聖魔のお家芸である黒字狩りができる。骨ビームに耐えられるほどのHPがあれば、骨MAPで黒字狩ができるという超裏技級の経済性を発揮する。

他のメリットは通常魔と同じ。

◆デメリット
  • 低火力
どれくらいHPに振るのかにもよるが、火力は上記2種類よりも低くなる。
それに伴い育成の速度も若干遅くなる。が、MGなしが基本のHP魔は薬代に四苦八苦する必要もなく、また狩りで被った赤字分の経済活動にそれほど時間を割かなくてもいい。

  • 育成プランが必要不可欠=上級者向け育成法
あの敵の被ダメはこれだけだから、2発耐えられるように、これだけHP振って、あとは装備補正で・・・というようにHP魔は事前の計画が非常に重要。
次の狩対象の被ダメに合わせて、HPを管理していかなくてはならない。
現在最強の被ダメである骨ビームは3600だから、最終的には3600を超えれるよう、装備補正分も計算にいれてHPに振らなくてはいけない。
ついでに、LUCKにも振るならそれぞれの装備に見あったLUCKを振っていかなくてはならない。

つまり、いきなりあたしメイプルだから・・・やさしくして・・・ね?状態の素人にはオススメできない。やめたほうがいい。結局奇形APキャラが誕生するだけである。
が、ある程度メイプルを知っているならば、かめばかむほど味の出るこの育成法の方が、逆に楽しいということになるかもしれない。なので、プレイヤー次第ではメリットにもなりうるのである。




編集中・・・

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最終更新:2009年06月01日 11:48