いつかきっと…


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負けるな比呂美たんっ! 応援SS第37弾

『いつかきっと…』



「ただいまー」

「…おかえり…お邪魔します」

「いらっしゃい、ありがとう、送ってくれて」

「いや」

「寒かったね」

「ああ」

「すぐお茶淹れるから… あれ、耳が真っ赤になってるよ」

「そうか?」

「はい、これでどう?」

「比呂美の手、あったかいな」

「そお? 眞一郎くんに触れてると私の手もあったかくなっちゃう」

「そ、そうか?」

「比呂美のほっぺもまっ赤になってるよ?」

「そ、そう?」

「これでどう?」

「眞一郎くんの手、冷たい… 」

「ごめんな」

「ううん、でも、あったかくなりそう」

「そうか」

「両手塞がっちゃったね」

「ああ」

「このままじゃ 眞一郎くんにお茶も淹れてあげられない」

「ああ」

「暖房もつけられないよ」

「ああ」

「眞一郎くんが帰った後… 私 このお部屋に一人だけ… 寒いんだよ… とっても… 」

「ごめん…」

「ううん、自分で決めた事だし…」

「…いつか迎えにくるから…」

「え?」

「あ、いや…」

「いま、なんて言ってくれたの?」

「な、なんでもない」

「おねがい、もう一度言って?」

「なんでもないってば」

「…私、待ってるからね…」

「え?」

「ううん、なんでもない…」

「そう」

「あ、あのね」

「なに?」

「お互い両手が塞がってても あたためられる場所が ひとつ残ってるんだけど?」

「え?」

「分らない?」

「なに?」

「唇も冷えてるんだけど…」

「えっ?」

「ご、ごめんなさい、はしたなかったかな… あっ…」

「…」

「…」

「これでどう?」

「うん… でも熱くなり過ぎちゃったかも…」

「ごめんな」

「ううん、でも、これで今夜は寒くない…」

「じゃあ、明日からも?」

「え?」

「い、いや…」

「ずっと… 冬ならいいのにな」

「え?」

「ううん、なんでもない♪」






●あとがき
9話まで視聴済み


シンプル(手抜き?)な会話オンリーです。
行間は補完してください。
一応、寒い夜、比呂美を送ってきた眞一郎にお茶を淹れてあげようとした玄関先での出来事です。
この間、ふたりは半径1メートル以上移動してません。
本編でこんな展開が期待できるかどうか分りませんが、
負けるな比呂美たんっ! 応援SSシリーズはこの路線しかありませんのでこんな感じです。
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