俺は比呂美には勝てません


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わたしの人生で初SSです。
なので、下手糞なので期待しないで読んでください。
本編で自分が印象に残ったシーンを素材に書いたもので、
本編との整合性はありません。

『俺は比呂美には勝てません』

「ただいま」
帰宅した俺は、ある作戦が完了に近づいている喜びで一杯だった。
しかし、玄関では比呂美が一つめの奥義の魔眼を発動して待ち構えていた。
(6話の「4番に何を言ったの?」のときの比呂美を想像してください。)
な、何か知らないが、やばい!!
俺は比呂美の魔眼でボロを出しそうなので、背を向けて靴を脱ぎはじめた。
「何をしていたの?」
「朝、家を出る時に言っただろ。野伏と遊んでいたんだよ。」
俺は難を逃れたと思い、比呂美の方を見た。
しかし、魔眼は解除されていなかった。
「何をしていたの?」
「だ、だから、の、野伏と遊んでいたんだよ。」
俺は魔眼のおかげでどもってしまった。
「お昼に、野伏君から眞一郎君に電話があったんだけど」

「・・・・・・・・・・・・」

や、やばい、このままでは作戦が・・・・。
敗北の二文字が頭をよぎった。
しかし、俺はここで一つの名案が浮かんだ。
母さん達がいる居間に行けば、比呂美を黙らせられる!!
しかし、バスケ部のエースを俺は抜けるのか?
いや、抜くしかあるまい!!
俺はあらん限りの脚力を使い、彼女の脇をすり抜けた。
勝った!!
彼女は後ろからついて来ている。
俺の勝ちなんだよーーww、比呂美ーーーwwww
後ろからついてきても無駄なんだよww
前に入って止めなければ駄目なんだよww
俺は安全地帯である居間にたどり着いた。
勝ったーーー!!


「何をしていたの?」(魔眼モード)
「はっ?」
安全地帯に着いたに関わらず質問されたので、俺はつい声を出してしまった。
比呂美ちゃーん、どうやらあなたは理解していないようだな。
俺の勝ちなんだよーーーーwww
「母さん達に聞かれるよww」
俺は勝利の喜びを我慢できずに、にやけながら振向いて言った。
しかし、比呂美は平然としていた。

「えっ・・・・・・」

「おばさん達は外出していて、今、この家には、私と眞一郎君しかいません。」
言い終るや、比呂美は二つめの奥義の笑顔を使った。
(3話のお使いで眞一郎の昔話を遮った場面や8話のフリースローゲームの場面の笑顔を想像してください。)

「・・・・・・・・・・・・・」

俺は固まった。
いや、固まったなんてものじゃない。
二つ目の奥義により石化させられたのだ。

負けた・・・・


いや、まだ、負けるわけには行かない!!
二つ目の奥義笑顔で追加ダメージを受けたが、俺はまだ闘える。
俺にはまだ第二の安全地帯があるんだ!!
俺は勝利を確信したので、優雅に目的地に向かった。
そして、俺はたどり着いた。
そう、第二の安全地帯である風呂場に。
俺の勝ちだーーーーーーーー!!
脱衣所に比呂美がついて来ていたが、お構い無しに、俺はおもむろに服を脱ぎだした。
そう、これはあのとき比呂美が俺にやった作戦だ。(9話での服を脱ぐことで比呂美の部屋から眞一郎を排除した場面を参照)
一度やってみたかったんだよねーーーーwww
さー、比呂美ちゃーん、かわいい悲鳴を聞かせてねwww
『キャー』かな?『ご、ごめんなさい』かな?wktk
いずれにせよ、赤面して脱兎のごとく逃走するのが俺には見えるぜwktk


俺はパンツ一枚になっていた。
にもかかわらず、比呂美は微動だにしていなかった。
「あの・・・・、比呂美!?」
俺はジョーカーを切ったはずだ!?
「何をしていたの?」(魔眼モード)
「えっと、俺パンツなんですけど・・・・」
最高の持ち札を使ったはず・・・・
「何をしていたの?」(魔眼モード)
俺がパンツまで脱げないことを比呂美は知っているのだ。
負けた・・・・
俺は負けたのだ・・・・
しかし、本当のことを言うわけにはいかない。
適当な嘘を考える時間が必要だ。
「長くなるから、風呂から出てからにしてくれないか?」
「うん、それでいいよ」(笑顔で追加攻撃)
「・・・・・・・・」
俺は嫌な予感がしたが、時間を稼ぐことはできたので、それについては考えないことにした。


俺はとにかく、負けたショックで浴槽に潜った。(2話の眞一郎の入浴参照)
「ぶふぇっ!!」
俺はあることに気づいてしまった。
現在の時間は、我家の夕食の時間の2時間前くらいだ。
つまり、あと1時間風呂で時間を潰せば、母さんが夕食の仕度のために帰ってくる。
俺はまだ負けていない!!
俺の勝ちだーーーーー!!
浴槽に潜りながら考えるのはいいな。
一子相伝の奥義にしよう。
なーんてなwww
そんなくだらないことを俺は考えて1時間を潰した。


風呂から上がると、予想通り夕食のいい匂いがしている。
俺は勝ったのだ。
「ふん♪ ふん♪ ふん♪ おれは~とべる~♪ I can fly♪ CASRACに申請中なーんてwww」
成績優秀で、運動神経抜群で、美人というパーフェクトな比呂美に俺は勝ったのだ!!
俺は、この最高の勝利の余韻に浸りながら夕飯を食べられることを楽しみに台所に向かった。
「母さん何か手伝うよ~♪」
しかし、そこには母さんの姿はなかった。
そこには代わりに比呂美がいた。
「か、母さんは?」
「おじさんとおばさんは今晩は帰りません。」
「か、帰らない!?」
俺は負けたのだ・・・・・
「眞一郎君手伝ってくれるんだよね?」(笑顔で追加攻撃)
「は、はい・・・・・」
俺とは対照的に、夕食の支度の間、比呂美は終始ご機嫌だった。
そして、それは夕食の時間になっても続き、比呂美は何も聞いてこなかった。
ひょっとして、忘れているのか!?
いや、忘れていないとしても、本来、比呂美と2人きりで、比呂美の手料理を食べられるという楽しい時間だったんだ。
楽しまないともったいないな。
その後は楽しく2人で食事をした。
「ごちそうさまでした。」
「ごちそうさまでした。」
2人で仲良くいつもより丁寧に食事後の挨拶をした。
演技でこれほど楽しく食事ができるわけない。
この時間に偽りはないのだ!!
つまり、比呂美は忘れている!!
俺は完全に勝利を確信した。


「片づけが終わったら、何をしていたのか?教えてね。」(笑顔で追加攻撃)

俺は負けたのだ・・・・・


俺は逃げ場がないというのに部屋に逃げこんだ。
そこで、俺は気づいた。
まだ、俺は負けていない。
このまま寝てしまえばいい。
俺の勝ちだーーーー!!


30分後
コン、コン、コン
「眞一郎君」
キタ━(゚∀゚)━www
しかし~、俺は~寝ている~~www
寝ているから入れません~~www

「眞一郎君、入るね」
は、入ってくるんですか・・・!?
ま、まー俺の勝ちですがね、比呂美さんww
ドアが開いて、比呂美が部屋に入ってくる気配がした。
しかし、比呂美は何も語りかけてこない。

(・・・・・・・・・)

沈黙が流れた。
しかし、比呂美は確実に部屋にいる。
な、何をしている!?
机の方から、パラリと紙をめくる音が聞こえてきた。
な、何をしている!?
これは比呂美の作戦なのだ。
俺は動いてはいけない
俺は岩なんだ。
俺はそう言い聞かせた。
しかし、その時間は既に10分は過ぎていた。
体感では数時間経ったと思えた。
敗北すると分かっていながら、俺は我慢できずに、比呂美を探してしまった。
すると、比呂美は机の前に立って、何かを真剣に見ていた。
その何かは俺の書いた絵本だった。
雷轟丸と地べたの絵本は前に見せたことがあったのに、今更あれほど真剣に見るものか?

(・・・・・・・・・)

俺は未だ恥ずかしくて見せることのできなかった比呂美の絵本を机に置きわすれていたことを思い出した。
ガバッ!!
俺は絵本を奪取するため跳ね起きた。
比呂美はうつむきながら胸元に大事そうに絵本を抱えてこっちを向いた。
「これ・・・・わたし?」
「あ、ああ・・・・・・」
俺は一瞬固まってしまった。
俺は比呂美に向かっていき、絵本を掴もうと手を出したが、
比呂美はうつむいたまま体の後ろに絵本を庇った。
それにより生じた間で、俺は比呂美の顔を直視してしまった。
比呂美は最終奥義を発動していた。(祭りのときの眞一郎と手をつないで歩いている時の表情)
俺はあの頃から比呂美の最終奥義には絶対に勝てない。
俺にはそれ以上の追撃は無理だった。
俺は完敗したのだ・・・・


俺は恥ずかしさのあまり布団に潜り込むしかなかった。

(・・・・・・・・・)

「お、おやすみなさい」
ドアを閉めて比呂美は出て行った。

(・・・・・・・・・)

ガバッ!!
俺は布団から絵本を処分しようと跳ね起きたが、机の上にはなかった。
辺りを見渡したがなかった。
比呂美は自分で処分するのだろう。
その後、俺は絵本について謝ろうと考えて眠れなかった。

(おわり)



あとがき
ジョジョの奇妙な冒険で岸部露伴とジャンケン小僧の勝負のような雰囲気を出したかったのですが無理でした。
本編の祭りの時のことですが、一緒に歩いている比呂美が嬉しそうな表情をしていることに、
眞一郎は気づいていないと思ったので、成長した今もそれに気づけない鈍感な眞一郎を書いてみました。
三代吉から電話があったとしましたが、携帯が普及していて家に電話をするのは無理がありますが気にしないでください。
作戦については比呂美の誕生日プレゼントのために内緒でバイトしているという設定でした。
この後の続きを書くことはないですが、考えていたことを書きます。
次の日、眞一郎は、朝はヒロシとママンがいるので謝れず。昼は学校で言わずもがな。夜までそのことで悩まされます。
比呂美は学校に内緒で絵本を持って行き、休み時間ごとにどこかで一人で読んでデレデレ。
教室に戻る時はデレデレせずに、普通に教室に戻ります。
そのため、眞一郎は絵本のことでひかれたと思って凹んでいます。
比呂美は眞一郎が最終奥義だと思っていたもの以上の奥義(近距離で真剣に目を見つめられるという)を出し、眞一郎を昇天させる。
そのような素材を適当にくっつけるつもりでしたが、私にはこれ以上続ける自信がなかったのでやめました。
最後に、現在のわたしの心境を書くと『何やってんだーー!!何やってんだーー!!おまえらーー!!何やってんだーー!!俺ーー!!
カーーー!!カーーーーー!!』です。
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