言っちゃった…


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負けるな比呂美たんっ! 応援SS第15弾

『言っちゃった…』


それはいつものことだった。
眞一郎の的外れな善意が比呂美の神経を逆なでする。
そう、それはいつもの、特に珍しくない出来事だった。

眞一郎の話の間、比呂美の表情は眞一郎の善意とは裏腹に険しくなる一方である。
普通なら途中で気付きそうなものだが、眞一郎は眞一郎で眼の前の少女を喜ばせたいがために
『真心の想像力』発動中で比呂美の険しい表情の意味に気付けずにいる。

いつもなら比呂美の爆発もコントロールされたものだったが
眞一郎の善意があまりにも比呂美にとって受け入れがたい内容だったがために
ついコントロールに失敗した。

「眞一郎くんなんて、大っ嫌いっ!」

言った瞬間、比呂美は己の言葉の重大さに気付き、恐れた。
取り返しのつかない失敗、決して許されないはずの…

「あ、あの… 」

動転し、眞一郎の表情を覗う、
どうやって取り消そう?
どう許しを請おうか?

だが、眼の前の眞一郎はポカンと口をあけているものの、
自分ほどの衝撃は全く受けていないようだ。
どうして?

次の瞬間、比呂美の怒りのボルテージは測定限界を超えた。

「眞一郎くんなんてっ、大ーーいっ 嫌いっ!」

比呂美はそう言い残し、その場を去っていった。

残された眞一郎は相変わらず理解不能な比呂美の反応に
一体何がマズかったんだろうと一人自問していた。







●あとからあとがき
5話まで視聴済み

6話の重要な台詞を台無しにしかねないタイトルです
こんな比呂美は可愛くないですか?
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