休日の過ごし方


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=比呂美END後のお話です。

休日の過ごし方

「♪~」
比呂美は台所で料理をしていた。休日である今日、昼前から二人きりになる。
昨日の晩に朝ごはんの用意を申し出ていたので、準備中だ。
「♪~…♪~」
上機嫌での料理は、笑顔で踊るように動き回って楽しんでいるかのよう。

「ごっはっん~♪、……、おっけい♪」
炊き上がったごはんをしゃもじでかき混ぜ、確認。
「みっそしっ~るぅ~♪、んくっ…、ん~ん♪…いいお味ぃ♪」
もう一度、味噌汁の味を確認。
「おっさかなさ~ん♪、ほほぉ…い~い感じで焼けてますねぇ?ふんふ~ん♪」
魚の焼け具合を確認して、皿に乗せていく。
「おっしんこさ~ん♪、どっこでっすかぁ?♪」
冷蔵庫で漬物を探す。
「はいは~い♪、ひょいひょい、っとぉ♪」
漬物を焼き魚と共に、盛り付ける。
「たっまごやきぃ♪たっまごやきぃ~♪、とんとんとん、っと♪」
玉子焼きを一口サイズに切っていく。
「あっ♪、これ上手にできたかも♪」
一切れを箸で掴み、出来具合を確認する。思っていたよりも仕上がりは良いよ
うだ。そこで、いつぞやのことを思い出した。ちょっとやってみる。
「ぁ、あ~ん…」
学校で恥ずかしいと思いながらも、眞一郎に食べさせたこと。いい思い出だ。

「はむっ…んぐんぐ、んぐっ。まあまあ…ね。準備できたら、さっさと持って
 きてちょうだいな?」
とても冷酷な声が比呂美の耳に届いた。いつの間にか眞一郎の母が隣にいて、
"あ~ん"の真似で差し出された玉子焼きを食べたのだ。そして、一言を残して
居間へ戻ってく。
「…」
怖くて顔は見れなかった。比呂美はしばらく硬直したまま、動けないでいた…

 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

「…というワケでね?びっくりしたの」
元気なく比呂美は言った。
「ははっ、それで朝ごはんの時、母さんが不機嫌だったのかぁ~」
眞一郎が笑いながら答える。
「もぉ、笑わないでよー。ホントにびっくりしたんだからね?…んっ!」
少し拗ねたフリをしての抗議。最後には頬を膨らませている。その表情を見て、
「んお?あ…ああ、ごめんごめん。謝るって」
デレた表情で謝る眞一郎。
「なに?ニヤニヤしちゃってさ、私の気も知らないで。ふんっ」
今度はそっぽを向いて、機嫌を損ねるフリ。
「ああっ!、謝ります、謝ります。何かして欲しいことあるかな?」
機嫌をとるために、申し出てみた。
「じゃあ、一緒にお掃除とお洗濯」
どうやら最初からそれが目的だったようだ。休日に二人きりですることではな
いが、"一緒に"というのが高ポイントである。
「はいはい。早速始めるか?」
眞一郎は快諾した。二人一緒なら何をしても楽しい時期だ、文句はない。
「うんっ!」
笑顔の比呂美も頷いた。

 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

掃除用具の準備を眞一郎にまかせ、比呂美は洗濯を開始してから、集合場所の
居間へやってきた。

イチャイチャお掃除タイムの始まりです。

少し高い所を拭き掃除する場合:
「眞一郎く~ん、届かな~い」
甘えた声で、手が届かないとアピール。
「よし、ちょっと待って、…よっと!」
比呂美を抱き上げて、それをサポート。顔は胸にうずめる。
「あっ!ちょっ!……もう…」
頬を染めながら、止めない。ちょこちょこっと、拭き掃除。
「…もういいよ?」
「ん?」
眞一郎は、抱き上げたまま離そうとしない。
「降ろしてくれないの?」
「ん…」
より強く抱きしめた。
「しょうがないなぁ…、ん…」
比呂美は愛しそうに、そっと頭を抱きしめた。しばらくそのままの姿勢で立ち
尽くした。

重いものを動かして掃き掃除する場合:
「眞一郎く~ん、重いの~、手伝って~」
今度も甘えた声で、動かせないとアピール。
「どれどれ?…そらよっと!」
比呂美の後ろから体を密着させ、手を添えて重い棚を動かす。
「あっ!ちょっ!……ん、もう…」
動かした後、またしても抱きしめられたが、抗議の声は小さい。ささっと、
掃き掃除。
「戻して?」
横顔を眺めながら、お願いする口調。
「よっと」
掃き掃除中は、後ろから抱きしめたままだった。ぐっ、と元に戻す。
「離してくれないの?」
動かした後、立ったまま抱きしめられている。その気はないが、確認。
「ん…」
またもや、抱きしめる力が強くなった。肩にあごが乗せられる。
「ホントにしょうがないなぁ…、ん…」
眞一郎に体重を預ける比呂美。お互いに頬を寄せ合って目を閉じ、しばらく動
かない。

廊下を雑巾がけする場合:
「眞一郎く~ん、どっちが速いか競争だよ?」
またしても甘えた声。
「ふん、勝てるとでも思ってんのか?」
雑巾を絞りながら、挑戦に応える。
「ここからあっちまで、ね?」
四つん這いでスタート位置を示す。
「ああ、いいぜー」
その横に並ぶ。
「あっ!ちょっ!…、もう…それじゃあ、速くできないよ?」
「勝負の前に負けを認めるか?」
ちょっと意地悪口調。四つん這いだが、肩から腕、腰は密着。
「どっちが綺麗にできるか、に変更する?」
頬を染めながら、提案。
「いいよ」
こつん、と軽く頭をあてる。スタートの合図だ。体をなるべく密着させての雑
巾がけは、非常に時間がかかった。

イチャイチャ掃除は楽しいが、何をしても時間がかかるようだ。

 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

「あっ!もうこんな時間!お昼食べるの忘れてる!」
時計で時間を確認して、驚いたような声で比呂美が眞一郎に伝えた。
「どうりで、さっきからぐーぐー言ってると思ったよなぁ」
お腹をさすりながら、近寄ってきた。
「うーん、どうする?これから用意しても時間かかるよ?」
「どっかで軽く食べようか?」
「そうだね!行こう?」
「よし、上着取ってくる」
「うんっ、玄関で待ってるね」
二人は出かけていった。

洗濯物を干し忘れていて、帰宅した眞一郎の母に怒られた…

END

-あとがき-
これは妄想駄文と言われても弁解の余地はありませんね。反省しています。
一人芝居っぽいものと、同居設定を使用しました。本編でも希望。

ありがとうございました。







-おまけ-
=9話の抱擁シーンを文章化したものです。
=勝手な解釈で描写されています。その辺りは変更して下さい。
=文章にすると違ってきますが、出来はいまひとつ…
=各自で補間、修正お願いします。時間があればアドバイスして下さい。


抱擁シーン文章版

「比呂美!」
眞一郎はタクシーを降り、その姿を認めてから呼んだ。視線は比呂美に固定さ
れている。

「眞一郎くん…」
比呂美が驚いた様子で言った。どうしてここに来たのか、すぐには理解できな
かったようだ。

「お兄ちゃん!」
乃絵が兄を見つけた。4番が妹を見て少し笑顔を作り、安心させるように言う。
「2人ともケガはないよ」
「アンタ等…、救急車呼ばなくても大丈夫なのか?」
タクシー運転手が、少し呆れたような表情で念の為に確認している。

比呂美の無事を確認するかのように、唇を引き結んでゆっくりと眞一郎が近づ
いていく。誰かが怪我はないと言っているようだが、彼には聞こえていない。
自分の目で確認するまでは、到底安心することはできない。

そんな眞一郎の様子に、比呂美は視線を下げてしまう。まともに顔を見ること
ができない。

「ホントに大丈夫なのか?」
もう一度、タクシーの運転手が聞いてきた。

比呂美まで数メートルの距離まで近づいた時、その無事を確認して、初めて眞
一郎が緊張を解いた。

「お兄ちゃん」
4番に抱きつく乃絵。

眞一郎が比呂美の正面であと一歩の距離で止まった。視線を下に向けたまま、
小さい声で言う。
「大丈夫、怪我してないみたい…、私……、っ!」
最後まで聞かずに比呂美を抱き寄せ、抱擁する眞一郎。

比呂美は、抱擁されたまま驚いた表情で瞬き。

眞一郎は安堵の表情で呟く。
「よかった…」

比呂美はその言葉を聞いて、ある感情がわいてきた。
失っていたかもしれない大切な"何か"、それを自ら投げ出そうとしていたので
はないか?。その事を後悔していた。
同時に眞一郎に抱き寄せられたことで、本当に心から自分の身を案じていたこ
とを知り、喜びが溢れ出してくる。"気持ち"も伝わってきた。

比呂美の目から涙がこぼれ出す。

「ごめん…」

天を仰ぎながら、比呂美は喜びと後悔の混ざった涙を流した…

END

-おまけのあとがき-
すみません、アニメのシーンを簡単に文章化したので面白くも何ともないです。

しかし、何点か描写について説明(言い訳)したいと思います。
1-眞一郎がタクシーを降りた後、近づいている途中で緊張を解いた
  目は画面からはみ出していて見えませんが、口元だけは見えます。
  途中で少し口を開いたので、このように描写しました。その時の眞一郎の
  目を見せて欲しかったですね。どんなに真剣な表情だったか見たい。

2-眞一郎の「よかった…」と呟く
  "囁く"にしませんでした。囁くのは秘密とかを人に聞かれないように話す
  意味になってしまうからです。
  "呟く"は独り言を小さい声で言う、意味になりますが本文では"小さい声
  で言った"、よりはいいかな?と考えました。
  この眞一郎の言葉の描写としては、呟く、としましたが、もっと的確な言
  葉が思いつきませんでした。アドバイスがあればお願いします。

3-比呂美が泣き出すところ
  正直言って、自信無いです…。自分の文章力に失望しました…
  誰か、もっといいのを書いてください。
  この時の比呂美が自暴自棄になっていた、という前提で書いています。
  それまでの嘘の言動、行動。特に眞一郎への態度はとても冷たいものでし
  た。
  おそらく比呂美は「もう嫌われたかな?」と考えていたのではないでしょ
  うか?それなのに眞一郎は全力で心配し、抱き寄せてくれました。
  抱き付くのは家族に対して、男が抱き寄せるのは女です。比呂美は驚いて
  いましたよね?おまけに「よかった…」コンボ。

  1話の辺りなんて、ぎこちなくても笑顔を作って対応していた眞一郎は、
  どんだけ好きなんだよって思いますね。1年ですからね…
  それをこのシーンで比呂美が実感したと考えています。

4-喜びと後悔の混ざった涙
  これも自分の勝手な解釈です。最初はこの部分を○○と□□にしておいた
  のですが、すごく変だったので書いてしまいました。
  読んで「違うだろ!」と感じたら、変更して下さい。

今度こそ、ありがとうございました。
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