趣味:    ウサギの世話
       隙を見てvcを使ったりします(稀)

一言どうぞ:   Lepus timidus で活動中


「らいとんはうす」さんの「まるち廉価量産型 V1.75L」を使用しています



ある東の王国のお姫さまが、3人の小間使いを集めて言った。
「3人の誰かが私の大切な手鏡を盗みました。白状しなければ首をはねます。」

「姫さま。私ではありません。」
1人は即座に首を刎ねられた。
「姫さま。私ではありません。」
1人は即座に首を刎ねられた。
「姫さま。感服いたしました。」
1人は笑顔で姫を褒め称えた。

お姫さまは何を言われているか分からないでいると、小間使いは答えた。

「この2人が犯人でした。姫さまの眼力には感服するばかりです。」
「妾の眼力も捨てたものではないものよ。実に愉快じゃ。」
「この2人は盗んでおきながら、恐れをなし。
こっそりと姫さまに返そうと思ったに違いありません。」
「ふむ。其方の眼力も捨てがたいよの。して妾の手鏡はどこに?」
「恐らくは姫さまが昨夜お召しになられた外套のポケットに。」

小間使いがお姫さまの外套を探ると、そこからは手鏡が。
お姫さまは大層機嫌を良くし、小間使いにたくさんの褒美を取らせたという。

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最終更新:2008年07月06日 22:53